ハガレン 旧拍手文置き場
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『鷹の悪戯と雷鳴の悪戯』
朝。
目を覚ませば、アイリさんはまだ寝ていて。
「……おはようございます…」
耳元で囁いてみても起きることがなくて。
「…結構深い眠りね」
そろそろ起こさないとまずいのだけれど。
「……」
こう深い眠りに入っているのも珍しいのも確かで。
安心してくれてるんだと思うと嬉しくなる。
「…アイリさん」
アイリさんの頬に触れて、静かに撫でる。
寝顔も綺麗で、ずっと見ていられる。
綺麗な空色の瞳を隠している瞼に唇を寄せてみても、アイリさんは起きない。
次は前髪に触れてみる。
額を撫でるように優しく掻き上げて、額にもキスをしてみても。
「……起きない…」
アイリさんはやっぱり起きなくて。
なんだか面白くなってきたわね。
時計を見て、もう少し大丈夫であることを確認して。
「ぅ…ん…」
仰向けになったアイリさんの白いワイシャツを捲る。
程良く引き締まった腹筋に唇を寄せて、静かに舌を這わせる。
何度も体を重ねているし、シャワーも一緒に浴びているからわかるんだけど、アイリさんのスタイルの良さと肢体の綺麗さがね。
同性の私から見ても嫉妬してしまうくらいなのよ。
チラッとアイリさんを見ても、まだ起きない。
「……相当疲れてるのね…」
中央の仕事や東部で任されてる仕事、その他諸々。
アイリさんはたくさんのものを背負っているから。
疲れないわけがない。
私は悪戯の手を止めて、アイリさんの横に身を沈める。
「……アイリさん…」
もう一度アイリさんの頬に触れる。
「…好きです」
憧れから恋心に変わったあの瞬間から。
“セイフォード少将が好き”と認識したあの瞬間から。
どんどん好きになっていってしまって。
アイリさんが東部へ来てくださることが嬉しくて。
声をかけてもらえることも、笑いかけてくれることも。
アイリさんの表情や仕草、行動。
何から何まで愛しくて。
こんなに好きなのに。
階級の違いに涙を零した。
親近感はあったにせよ、私にとってすごく尊い人で。
アイリさんは遥か遠い雲の上の方だった。
それなのに…。
こうして恋人同士になれたなんて…。
「…まるで夢のよう…」
未だ綺麗な空色の瞳を隠す瞼にキスを落として。
スゥスゥと寝息を立てるその唇に。
そっと自分の唇を重ねた。
一度離れ、もう一度キスをして。
名残惜しく離れれば。
「……いつから起きてましたか…」
アイリさんと目が合った…。
「お腹を舐められた時かしら。さすがにあれは起きるわよ」
とアイリさんは笑う。
「……そろそろ起きる時間ですよ」
突然の緊急事態に、私は慌てて体を起こそうとしても。
「悪戯には悪戯で返さないと」
と、アイリさんは布団の中に潜って。
「ッ!ちょ…っと待ってくださいッッ!!」
太腿を舐められて。
「遅刻しちゃいますから!!支度しましょう!!」
アイリさんを止めるべく手を伸ばしても。
「大丈夫。すぐイかせてあげるから」
なんて言われて…。
「あっあぁあっあっあっや…っ!アイリさ…ッあぁあっ!」
秘部にある突起を執拗なまでに…強く責められて…。
「あぁああっあっあっまってくださ…ッイ…ッちゃ…ッうぅうっっ!」
あまりの強い快楽に…。
「アイリさ…ッんぅうっ!あああっイ…っク…っンっあっあっんぅう…っ!」
「いいわよ、イって」
抗うことも出来ずに…。
「あぁあっあっあっあっ!あぁあっあぁあっ!ンんんぅううッッ!!」
大きく背中を逸らせて…達してしまったわよ…。
「ぁ…あ…はぁ…はぁ…」
モゾモゾと布団の中から顔を出したアイリさんは、ベッドヘッドにあるティッシュで口を拭って。
「ん…っン…ぅ…っ」
キスをしてくれた。
舌を絡ませる深いキスは、私の欲情を簡単に掻き立ててしまって。
「…あ…」
「なぁにその顔ー!誘わないでよー!」
アイリさんがまた覆い被さって来たため…。
「ぁ…っあ…っアイリさ…っ遅刻しちゃう…っんぁ…っあぁ…っ」
「全速力で走りましょう」
ギリギリまでその…していたため…。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…ま…間に合い…ました……」
タイムカードはなんとかジャストで押せました…。
「……本当、毎日大変だね…ホークアイ中尉」
マスタング大佐がタイムカードのところで待ち構えていて、苦笑いを零して。
「えー?でも、毎朝誘って来るのはリザなんだけど」
なんてアイリさんに言われて。
「…ほう。詳しく「マスタング大佐、セクハラは辞めてください。セイフォード少将も嘘は言わないように」
マスタング大佐の背中に銃を突きつけながら歩き出す。
「嘘、ねぇ?ふーん」
「………セイフォード少将、少将の執務室はここですよ」
「今日「セイフォード少将!早く仕事をしましょう!!」
セイフォード少将を執務室に押し込んで。
「大佐も行きますよ!!」
早く行かねば永遠と揶揄われてしまう…。
『リザ、好きよ』
執務室の中からそう聞こえてきて。
「………ホークアイ中尉、顔が真っ赤だよ…」
不意打ちの愛の囁きに、心の防御が出来なくて。
「……っっっ大佐…もう早く仕事をしてください…!」
顔を両手で隠しながら、大佐より先を歩き出す。
だから。
「あなたの言葉一つ一つに心を揺さぶられてますよ」
『手を出したら殺すわよ、ロイ君』
「出しませんよ………」
なんて会話がされていたことは知らない…。
END
朝。
目を覚ませば、アイリさんはまだ寝ていて。
「……おはようございます…」
耳元で囁いてみても起きることがなくて。
「…結構深い眠りね」
そろそろ起こさないとまずいのだけれど。
「……」
こう深い眠りに入っているのも珍しいのも確かで。
安心してくれてるんだと思うと嬉しくなる。
「…アイリさん」
アイリさんの頬に触れて、静かに撫でる。
寝顔も綺麗で、ずっと見ていられる。
綺麗な空色の瞳を隠している瞼に唇を寄せてみても、アイリさんは起きない。
次は前髪に触れてみる。
額を撫でるように優しく掻き上げて、額にもキスをしてみても。
「……起きない…」
アイリさんはやっぱり起きなくて。
なんだか面白くなってきたわね。
時計を見て、もう少し大丈夫であることを確認して。
「ぅ…ん…」
仰向けになったアイリさんの白いワイシャツを捲る。
程良く引き締まった腹筋に唇を寄せて、静かに舌を這わせる。
何度も体を重ねているし、シャワーも一緒に浴びているからわかるんだけど、アイリさんのスタイルの良さと肢体の綺麗さがね。
同性の私から見ても嫉妬してしまうくらいなのよ。
チラッとアイリさんを見ても、まだ起きない。
「……相当疲れてるのね…」
中央の仕事や東部で任されてる仕事、その他諸々。
アイリさんはたくさんのものを背負っているから。
疲れないわけがない。
私は悪戯の手を止めて、アイリさんの横に身を沈める。
「……アイリさん…」
もう一度アイリさんの頬に触れる。
「…好きです」
憧れから恋心に変わったあの瞬間から。
“セイフォード少将が好き”と認識したあの瞬間から。
どんどん好きになっていってしまって。
アイリさんが東部へ来てくださることが嬉しくて。
声をかけてもらえることも、笑いかけてくれることも。
アイリさんの表情や仕草、行動。
何から何まで愛しくて。
こんなに好きなのに。
階級の違いに涙を零した。
親近感はあったにせよ、私にとってすごく尊い人で。
アイリさんは遥か遠い雲の上の方だった。
それなのに…。
こうして恋人同士になれたなんて…。
「…まるで夢のよう…」
未だ綺麗な空色の瞳を隠す瞼にキスを落として。
スゥスゥと寝息を立てるその唇に。
そっと自分の唇を重ねた。
一度離れ、もう一度キスをして。
名残惜しく離れれば。
「……いつから起きてましたか…」
アイリさんと目が合った…。
「お腹を舐められた時かしら。さすがにあれは起きるわよ」
とアイリさんは笑う。
「……そろそろ起きる時間ですよ」
突然の緊急事態に、私は慌てて体を起こそうとしても。
「悪戯には悪戯で返さないと」
と、アイリさんは布団の中に潜って。
「ッ!ちょ…っと待ってくださいッッ!!」
太腿を舐められて。
「遅刻しちゃいますから!!支度しましょう!!」
アイリさんを止めるべく手を伸ばしても。
「大丈夫。すぐイかせてあげるから」
なんて言われて…。
「あっあぁあっあっあっや…っ!アイリさ…ッあぁあっ!」
秘部にある突起を執拗なまでに…強く責められて…。
「あぁああっあっあっまってくださ…ッイ…ッちゃ…ッうぅうっっ!」
あまりの強い快楽に…。
「アイリさ…ッんぅうっ!あああっイ…っク…っンっあっあっんぅう…っ!」
「いいわよ、イって」
抗うことも出来ずに…。
「あぁあっあっあっあっ!あぁあっあぁあっ!ンんんぅううッッ!!」
大きく背中を逸らせて…達してしまったわよ…。
「ぁ…あ…はぁ…はぁ…」
モゾモゾと布団の中から顔を出したアイリさんは、ベッドヘッドにあるティッシュで口を拭って。
「ん…っン…ぅ…っ」
キスをしてくれた。
舌を絡ませる深いキスは、私の欲情を簡単に掻き立ててしまって。
「…あ…」
「なぁにその顔ー!誘わないでよー!」
アイリさんがまた覆い被さって来たため…。
「ぁ…っあ…っアイリさ…っ遅刻しちゃう…っんぁ…っあぁ…っ」
「全速力で走りましょう」
ギリギリまでその…していたため…。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…ま…間に合い…ました……」
タイムカードはなんとかジャストで押せました…。
「……本当、毎日大変だね…ホークアイ中尉」
マスタング大佐がタイムカードのところで待ち構えていて、苦笑いを零して。
「えー?でも、毎朝誘って来るのはリザなんだけど」
なんてアイリさんに言われて。
「…ほう。詳しく「マスタング大佐、セクハラは辞めてください。セイフォード少将も嘘は言わないように」
マスタング大佐の背中に銃を突きつけながら歩き出す。
「嘘、ねぇ?ふーん」
「………セイフォード少将、少将の執務室はここですよ」
「今日「セイフォード少将!早く仕事をしましょう!!」
セイフォード少将を執務室に押し込んで。
「大佐も行きますよ!!」
早く行かねば永遠と揶揄われてしまう…。
『リザ、好きよ』
執務室の中からそう聞こえてきて。
「………ホークアイ中尉、顔が真っ赤だよ…」
不意打ちの愛の囁きに、心の防御が出来なくて。
「……っっっ大佐…もう早く仕事をしてください…!」
顔を両手で隠しながら、大佐より先を歩き出す。
だから。
「あなたの言葉一つ一つに心を揺さぶられてますよ」
『手を出したら殺すわよ、ロイ君』
「出しませんよ………」
なんて会話がされていたことは知らない…。
END