ハガレン 旧拍手文置き場
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『想いの在処・裏』
「ん…ン…」
両頬に手を添えられ、角度を変えて。
恥ずかしい水音を立ててキスをする。
「舌、出して」
「ン」
言われた通り舌を出す。
「…!ん…っんぅ…っ」
それを絡め取るように、セイフォード少将の舌と絡め合わせて。
「ふ…っぁ…っ」
セイフォード少将の舌の柔らかさ…。
キスの上手さに翻弄される。
…癖になりそうなくらい…。
「…っ!」
向きを変えられ、デスクに座らされる。
「……」
軍服の上着のボタンが外されていく様を見つめていると。
「怖い?」
そう聞かれた。
「……怖さ…も…あり…ますが…」
「なに?」
私は手の甲で口を隠し、セイフォード少将から視線を逸らして。
「…は、恥ずかし…さ…も…あって…」
私は誰とも寝たことがないから…初めて…。
だから、これから与えられるだろう快感に反応出来なかったらどうしようとか。
誰にも見せたことのない場所を見られる恥ずかしさと、誰にも触れられたことのない場所に触れられる不安を口にすると。
「……ぁ…」
セイフォード少将が私から離れてしまった。
どうしよう。
辞められてしまう?
怖さや不安はあるけど、辞めてほしくない。
「セイフォード少将…」
小さく名前を言うと、パチンと明かりが消えて。
「これで少しは恥ずかしさが軽減すると思うわ」
私の前に戻って来た。
「…あ…」
私が恥ずかしいと言ったから、暗くすることで見られる恥ずかしさを和らげてくれた。
「触れられたことのない場所への愛撫はそうねぇ…触らないと始まらないんだけど」
私の額に、自分の額を付けて。
「嫌なら辞めるわよ?」
そう言った。
違う。
嫌じゃない。
「…っ嫌では…ないんです…」
そう、嫌じゃない。
ただ。
「恥ずかしいだけ?」
すぐ近くにあるセイフォード少将の顔。
この距離なら鮮明に見える空色の瞳を見つめて。
「…っ」
小さく頷くと。
「そう」
「んっ」
セイフォード少将はキスをしてくれて、ゆっくりと倒される。
「じゃあ大丈夫ね」
「っああ…っんっ」
服の中に手を入れられ、下着の下に手を滑り込ませて胸の先を摘まれた。
「ぁ…っあ…っ」
指先で転がされたり、指の腹で摩られたり…。
ビクビクと身体が震える。
「あ…っつめた…っい…です…っ少将の手…っあっあっ」
こんな上擦った恥ずかしい声が出てしまう…。
「すぐに温まるわ」
上着を脱がされて、服を捲られて、下着も捲られて。
「……っ」
セイフォード少将の顔が、私の胸に近づくのを息を飲んで見つめる。
「っ!」
セイフォード少将が視線を上げて私を見たと同時に。
「ああっあっ」
胸の先を舐められた。
…ちょっと待ってほしい。
「あ…っあ…っン…っんンっ」
私は手で口を覆い、声を抑える。
「ん…っんぅ…っんっんっ」
手で覆わないと抑えられない…。
空色の瞳が私を捉えて離さない。
逸らせない視線と。
「ぁんっんんっん…っ」
ズボンのファスナーを降ろされ、胸から徐々に下へと下がって。
お腹に舌を這わされて。
バチッと錬成反応が聞こえたかと思ったら、靴を脱がされて。
ズボンを抜き取られた…。
は、恥ずかしいけれど…大丈夫…相手はセイフォード少将だから…。
「ねぇ、ホークアイ中尉」
「…っ?ん…っぁ…っ」
お腹に舌を這わせながら、セイフォード少将は私を見上げていて。
「ココ、すごい濡れてる」
そう言った。
「…ッ!!」
その言葉に、起き上がろうとすれば。
「あっあっあっあああっ」
足を広げられ、あろうことかソコを舐められた…。
「ああっま…っま…って…っくださ…っあっあっあっ」
ああ、無理。
手で口を覆っても抑えきれない。
「声、抑えきれてないわね」
「まってぇ…っああっあんっ」
待ってと言っても待ってくれない…。
こんな激しいの…初めての人にすることじゃないと思う…。
「ああっあっあっな…っなんか…っくる…っ」
「ん」
下腹部の奥が、なんだかキューッとしてきて。
「あっや…っやだ…っあっあっあっや…っ」
怖くて。
「少しょ…っあぁあっ」
「そのまま感じて」
そのままって、どういう…。
「あっあっあっ!も…っや…っんンんぅうッッ!!」
グッと力が入って。
「あ…あ…」
脱力した…。
多分…これが絶頂というものなのね…。
ふわふわするわ…。
「イッたわね」
「…っ」
セイフォード少将は顔を上げて、デスクにあったティッシュで口を拭く。
「ココ、ヒクヒクしてるのわかる?」
「あ…っま…っまって…くださ…っ」
達したばかりなのに、ソコに触れられて。
ビクッと身体が震えた。
「ん?」
「あ…あ…っまだ…ま…って…っ」
秘部を行き来される度に身体が震える。
身体を起こし、セイフォード少将の肩に手を置くと。
「ん…っんぅ…」
少将がキスをしてくれた。
舌を絡め合わせ、厭らしい水音を立てて。
キスに翻弄されていたら…。
「ん、ん、んぅ…っんっんンっ」
指が挿入された…。
「ぁ…ん…ン…っ」
「あなたのナカ…暖かい…」
すぐ近くにあるセイフォード少将の顔。
とても優しい表情で、とても色を帯びた眼差しで。
ああ、私で興奮してくれているんだと思うと嬉しくて。
「あ…っぁ…っ」
「聞こえる?」
クチュクチュと厭らしい音を立てられて。
「あっあ…っあ…っ」
聞こえないわけじゃないけど、それどころじゃない…。
「ねぇ、中尉」
「ああっあ…っやぁ…っ」
耳元で囁かれ、吐息が耳にかかる。
身体はビクビクと震え、抑えられない上擦った声に恥ずかしいなんて考える余裕もなくて。
「っひぅっ」
「ん、ココね」
突然、ビビビビッと強い快感を感じたと思えば…。
「あぁあっあっあっあっあっあああ…ッッ!!」
ソコばかり責められ、また絶頂を迎えて…。
「ぁ…ぁ…あ…っあっあ…も…っま…ってぇ…っあ…あ…っ」
達してるのに指の動きは止まらなくて…。
「ああっあっイ…って…っますからぁ…っあぁ…っああっ」
与えられる快楽に抗うことを許されず…。
「あ…あ…」
また絶頂を迎える寸前で、指の動きが止まった…。
「…っ?はぁ…はぁ…っ」
もう少しで絶頂だったのに、なぜ指の動きを…。
「イきたい?」
…ああ、そういうこと。
「…っ」
本当…意地悪な人…。
私の欲情を掻き立てて、何度も何度も絶頂させて。
挙句、今度はイかせてもらえないという…。
「ホークアイ中尉?」
絶対に言わない。
「どうなの?」
…絶対に…言いたくない…。
「ああ…っあ…っ」
言いたくないのに、淡く指を動かされて。
私の欲情をこれでもかと掻き立てる。
細められた空色の瞳と、緩く曲線を描く唇。
––––ああ、無理だ。
言いたくないのに。
「少しょ…っ」
「えぇ、なに?」
言いたくないのに。
「もう…っイき…ったいです…っ」
囚われたらもうダメ。
「ん、いいわ」
「あっあっあ…っああっも…っイ…ック…ッんんン゙ぅうッッ!!」
背中を大きくしならせて、私は何回目かの絶頂を迎えた。
「あ…ぁ…はぁ…はぁ…」
またふわふわする…。
身体が怠くて、疲労感も凄い。
「ふふ、またイっちゃったわね」
好きな人に抱かれて嬉しいはずなのに。
満たされるはずなのに。
「少将…」
「ん?」
心にぽっかり穴がある。
「キス…したいです…」
「いいわよ」
私はあなたが好きです。
あなたは?
あなたは私をどう思ってますか?
今私を抱いてくれているのは、そういう雰囲気だったから?
あなたの想いの在処が分からず、私ばかりがあなたを求めて。
こうしてキスをして、幸せなはずなのに。
涙が出る。
私はあなたが好き。
あなたも私を好きになってくれてますか?
あなたにとって、私はどういう存在ですか?
「…まだ足りないのかしら」
「…っもっと…っください…っ」
もっとあなたの綺麗な空色の瞳を独り占めしたい。
もっとあなた自身を独り占めしたい。
あなたが好きすぎて、苦しくて。
おかしくなりそうなの。
「ココ、好きでしょ?」
「あぁあっあっあっイ…っきそ…っ」
“少将”と“中尉”から、“セイフォードさん”と“リザ”になりたい。
それは叶わない願いなのかもしれないけれど。
せめてこの瞬間だけでも。
あなたの想いの在処が、私でありますようにと。
夢を見させて–––
END
「ん…ン…」
両頬に手を添えられ、角度を変えて。
恥ずかしい水音を立ててキスをする。
「舌、出して」
「ン」
言われた通り舌を出す。
「…!ん…っんぅ…っ」
それを絡め取るように、セイフォード少将の舌と絡め合わせて。
「ふ…っぁ…っ」
セイフォード少将の舌の柔らかさ…。
キスの上手さに翻弄される。
…癖になりそうなくらい…。
「…っ!」
向きを変えられ、デスクに座らされる。
「……」
軍服の上着のボタンが外されていく様を見つめていると。
「怖い?」
そう聞かれた。
「……怖さ…も…あり…ますが…」
「なに?」
私は手の甲で口を隠し、セイフォード少将から視線を逸らして。
「…は、恥ずかし…さ…も…あって…」
私は誰とも寝たことがないから…初めて…。
だから、これから与えられるだろう快感に反応出来なかったらどうしようとか。
誰にも見せたことのない場所を見られる恥ずかしさと、誰にも触れられたことのない場所に触れられる不安を口にすると。
「……ぁ…」
セイフォード少将が私から離れてしまった。
どうしよう。
辞められてしまう?
怖さや不安はあるけど、辞めてほしくない。
「セイフォード少将…」
小さく名前を言うと、パチンと明かりが消えて。
「これで少しは恥ずかしさが軽減すると思うわ」
私の前に戻って来た。
「…あ…」
私が恥ずかしいと言ったから、暗くすることで見られる恥ずかしさを和らげてくれた。
「触れられたことのない場所への愛撫はそうねぇ…触らないと始まらないんだけど」
私の額に、自分の額を付けて。
「嫌なら辞めるわよ?」
そう言った。
違う。
嫌じゃない。
「…っ嫌では…ないんです…」
そう、嫌じゃない。
ただ。
「恥ずかしいだけ?」
すぐ近くにあるセイフォード少将の顔。
この距離なら鮮明に見える空色の瞳を見つめて。
「…っ」
小さく頷くと。
「そう」
「んっ」
セイフォード少将はキスをしてくれて、ゆっくりと倒される。
「じゃあ大丈夫ね」
「っああ…っんっ」
服の中に手を入れられ、下着の下に手を滑り込ませて胸の先を摘まれた。
「ぁ…っあ…っ」
指先で転がされたり、指の腹で摩られたり…。
ビクビクと身体が震える。
「あ…っつめた…っい…です…っ少将の手…っあっあっ」
こんな上擦った恥ずかしい声が出てしまう…。
「すぐに温まるわ」
上着を脱がされて、服を捲られて、下着も捲られて。
「……っ」
セイフォード少将の顔が、私の胸に近づくのを息を飲んで見つめる。
「っ!」
セイフォード少将が視線を上げて私を見たと同時に。
「ああっあっ」
胸の先を舐められた。
…ちょっと待ってほしい。
「あ…っあ…っン…っんンっ」
私は手で口を覆い、声を抑える。
「ん…っんぅ…っんっんっ」
手で覆わないと抑えられない…。
空色の瞳が私を捉えて離さない。
逸らせない視線と。
「ぁんっんんっん…っ」
ズボンのファスナーを降ろされ、胸から徐々に下へと下がって。
お腹に舌を這わされて。
バチッと錬成反応が聞こえたかと思ったら、靴を脱がされて。
ズボンを抜き取られた…。
は、恥ずかしいけれど…大丈夫…相手はセイフォード少将だから…。
「ねぇ、ホークアイ中尉」
「…っ?ん…っぁ…っ」
お腹に舌を這わせながら、セイフォード少将は私を見上げていて。
「ココ、すごい濡れてる」
そう言った。
「…ッ!!」
その言葉に、起き上がろうとすれば。
「あっあっあっあああっ」
足を広げられ、あろうことかソコを舐められた…。
「ああっま…っま…って…っくださ…っあっあっあっ」
ああ、無理。
手で口を覆っても抑えきれない。
「声、抑えきれてないわね」
「まってぇ…っああっあんっ」
待ってと言っても待ってくれない…。
こんな激しいの…初めての人にすることじゃないと思う…。
「ああっあっあっな…っなんか…っくる…っ」
「ん」
下腹部の奥が、なんだかキューッとしてきて。
「あっや…っやだ…っあっあっあっや…っ」
怖くて。
「少しょ…っあぁあっ」
「そのまま感じて」
そのままって、どういう…。
「あっあっあっ!も…っや…っんンんぅうッッ!!」
グッと力が入って。
「あ…あ…」
脱力した…。
多分…これが絶頂というものなのね…。
ふわふわするわ…。
「イッたわね」
「…っ」
セイフォード少将は顔を上げて、デスクにあったティッシュで口を拭く。
「ココ、ヒクヒクしてるのわかる?」
「あ…っま…っまって…くださ…っ」
達したばかりなのに、ソコに触れられて。
ビクッと身体が震えた。
「ん?」
「あ…あ…っまだ…ま…って…っ」
秘部を行き来される度に身体が震える。
身体を起こし、セイフォード少将の肩に手を置くと。
「ん…っんぅ…」
少将がキスをしてくれた。
舌を絡め合わせ、厭らしい水音を立てて。
キスに翻弄されていたら…。
「ん、ん、んぅ…っんっんンっ」
指が挿入された…。
「ぁ…ん…ン…っ」
「あなたのナカ…暖かい…」
すぐ近くにあるセイフォード少将の顔。
とても優しい表情で、とても色を帯びた眼差しで。
ああ、私で興奮してくれているんだと思うと嬉しくて。
「あ…っぁ…っ」
「聞こえる?」
クチュクチュと厭らしい音を立てられて。
「あっあ…っあ…っ」
聞こえないわけじゃないけど、それどころじゃない…。
「ねぇ、中尉」
「ああっあ…っやぁ…っ」
耳元で囁かれ、吐息が耳にかかる。
身体はビクビクと震え、抑えられない上擦った声に恥ずかしいなんて考える余裕もなくて。
「っひぅっ」
「ん、ココね」
突然、ビビビビッと強い快感を感じたと思えば…。
「あぁあっあっあっあっあっあああ…ッッ!!」
ソコばかり責められ、また絶頂を迎えて…。
「ぁ…ぁ…あ…っあっあ…も…っま…ってぇ…っあ…あ…っ」
達してるのに指の動きは止まらなくて…。
「ああっあっイ…って…っますからぁ…っあぁ…っああっ」
与えられる快楽に抗うことを許されず…。
「あ…あ…」
また絶頂を迎える寸前で、指の動きが止まった…。
「…っ?はぁ…はぁ…っ」
もう少しで絶頂だったのに、なぜ指の動きを…。
「イきたい?」
…ああ、そういうこと。
「…っ」
本当…意地悪な人…。
私の欲情を掻き立てて、何度も何度も絶頂させて。
挙句、今度はイかせてもらえないという…。
「ホークアイ中尉?」
絶対に言わない。
「どうなの?」
…絶対に…言いたくない…。
「ああ…っあ…っ」
言いたくないのに、淡く指を動かされて。
私の欲情をこれでもかと掻き立てる。
細められた空色の瞳と、緩く曲線を描く唇。
––––ああ、無理だ。
言いたくないのに。
「少しょ…っ」
「えぇ、なに?」
言いたくないのに。
「もう…っイき…ったいです…っ」
囚われたらもうダメ。
「ん、いいわ」
「あっあっあ…っああっも…っイ…ック…ッんんン゙ぅうッッ!!」
背中を大きくしならせて、私は何回目かの絶頂を迎えた。
「あ…ぁ…はぁ…はぁ…」
またふわふわする…。
身体が怠くて、疲労感も凄い。
「ふふ、またイっちゃったわね」
好きな人に抱かれて嬉しいはずなのに。
満たされるはずなのに。
「少将…」
「ん?」
心にぽっかり穴がある。
「キス…したいです…」
「いいわよ」
私はあなたが好きです。
あなたは?
あなたは私をどう思ってますか?
今私を抱いてくれているのは、そういう雰囲気だったから?
あなたの想いの在処が分からず、私ばかりがあなたを求めて。
こうしてキスをして、幸せなはずなのに。
涙が出る。
私はあなたが好き。
あなたも私を好きになってくれてますか?
あなたにとって、私はどういう存在ですか?
「…まだ足りないのかしら」
「…っもっと…っください…っ」
もっとあなたの綺麗な空色の瞳を独り占めしたい。
もっとあなた自身を独り占めしたい。
あなたが好きすぎて、苦しくて。
おかしくなりそうなの。
「ココ、好きでしょ?」
「あぁあっあっあっイ…っきそ…っ」
“少将”と“中尉”から、“セイフォードさん”と“リザ”になりたい。
それは叶わない願いなのかもしれないけれど。
せめてこの瞬間だけでも。
あなたの想いの在処が、私でありますようにと。
夢を見させて–––
END