ハガレン 旧拍手文置き場
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『会食後、ドレスを脱がす話』
「アイリさん」
『んー?』
「約束を覚えてますか?」
『約束?』
ある日。
アイリさんから電話が来た。
明日は久しぶりにアイリさんと会えるから、その予定を立てるために。
前にちゃんと会えたのは旅行の時。
中央司令部にとってアイリさんの丸一日休暇は大打撃らしく、数ヶ月前から休めてない。
そして明日、ようやく午後から休めることになって。
やっとアイリさんと過ごせるんだとワクワクしてしまう。
で、会食後のレベッカとアイリさんのご自宅に泊まったあの夜。
アイリさんと約束をしたの。
「ドレス、脱がさせてくれるという約束です」
アイリさんの綺麗なドレスを脱がさせてくれる、という約束を。
『あは!覚えてた?忘れてると思ってたんだけど』
「忘れてません。昨日のことのように覚えてますよ」
受話器の向こうのアイリさんはクスクス笑っていて。
『ドレスを着てお出迎えするのと、メイキングから見るのとどっちがいい?』
「え?」
ドレスを着てお出迎えか、メイキングを?
「メイキングって、ドレスを着るところからです?」
『もちろんもちろん。メイクもするし』
迷う…。
お出迎えしてほしいけど、メイキングも見たい。
あの夜のアイリさんは本当に綺麗だったから。
あの綺麗なアイリさんになるまでを見てみたい。
でもお出迎えも捨て難い…。
『ふふっ、悩んでる悩んでる』
私の心情を理解してか、受話器の向こうのアイリさんはずっとクスクス笑ってる…。
確かにお出迎えもしてほしいけど…やっぱりメイキングから見たい。
「…では…メイキングからで…」
『わかったわ。午前中は仕事だから帰るの遅れるかもしれないからね?』
「はい。合鍵いただいてますし、帰宅してなかったら中で待たせていただきますね」
『了解しましたー』
ということで。
「…楽しみ…」
アイリさんのドレスを脱がす日がやって来た。
どんなふうにメイクをしたらあんなに綺麗になれるのか。
いえ、アイリさんは元々綺麗な方だからなのかもしれない。
「でも、あの時のアイリさん…本当に綺麗だった…」
今日はあの時のアイリさんを独り占め出来る…。
本当…楽しみでしかないわ…。
「帰って来てるかしら」
アイリさんの自宅に着き、インターホンを鳴らす。
「まだ帰って来てないわね」
鞄から合鍵を出し、開けようとしたら。
ドアが開いて。
「いらっしゃーい」
ひょこっとアイリさんが顔を見せた。
「こんにち…ッあなたはなんて格好で出て来てるんですか…ッ!」
見えるアイリさんの体を見れば裸。
バスタオルに身を包んではいるものの、裸なの。
「え?だって今帰ってきてシャワー浴びようかと…」
「早く入ってください…ッ!」
アイリさんの肩を押して、自宅の中に入る。
「誰も見てないから大丈夫よ」
「そういう問題ではありません!」
手を引き、浴室へと押し込んで。
「早く浴びてきてください」
『えー?とりあえずチューしたいんだけどー』
浴室のドアを閉めて。
「………」
「?どう……んっ…」
開けて、キスをしてまた閉めた。
『あははっ!なにー?理性と戦ってる?』
浴室の向こうからはアイリさんの笑い声。
「…っそんなことありませんっ」
アイリさんを抱くのはドレスに着替えてから。
ドアに背中を付けて。
シャワーの音が聞こえてきた。
鼻歌も聞こえてきて。
「……とりあえず一回…」
私は浴室のドアを開けて、中に入る。
「リザ?どうしたの?」
シャワーカーテンにはアイリさんのシルエットが浮かぶ。
そっと歩み寄って。
シャッ
「!!びっくりしたぁ…」
シャワーカーテンを開ける。
「どうかした?」
アイリさんは私が濡れないよう、シャワーを止めて。
「………」
「?」
足の爪先からゆっくりアイリさんを見上げて。
「…そんなに見られると恥ずかしいんだけど…」
私から視線を逸らしたので、アイリさんに一歩近づいて。
「…ん…っん…っ」
胸の先を舐めた。
ピクッと反応するアイリさん。
「リザ、“待て!”よ」
「…早く脱がしたいです」
アイリさんはクスクス笑って、私の髪を掻き上げて。
「もうちょっとだから。ね?」
ちゅ、と額にキスをしてくれた。
「…わかりました」
「…んっんぅ…っ…そのついでに舐めるのやめなさい…っ!」
浴室から出て、また浴室のドアに背中を預ける。
「……興奮しすぎてまずいわね…」
信じられないくらい興奮してることにため息を零したわ…。
「髪の毛のセットもご自分でなさってたんですね」
「えぇ。まぁセットと言っても前髪を髪飾りで留めるだけなんだけどね」
浴室から出て、髪の毛を乾かして。
アイリさんはバスタオルを巻いたままメイク台の前に座った。
露出してる肩を見て息を呑む。
早く触れたい。
下地を塗って、ファンデーションを塗って。
綺麗になっていくアイリさんを鏡越しに見つめる。
たまにチラッと鏡越しに見てくれて、視線が合うとニコッと笑ってくれる。
薄いピンクのグロス。
グロスを塗っている時の、その表情。
伏せ目がちで、小さな口が薄く開いていて。
なんていう艶やかな表情だろうと思って。
「?リザ……んっ…」
たまらず、キスをしてしまった。
「…ほらー、グロス付いたー」
「…すみません、つい…」
早く脱がしたい。
早く抱きたい。
ドレスを着てお出迎えを選択すればよかった?
いえ、メイキングから見てるからこんなに興奮してるんだから。
やっぱりメイキングからにして正解だった。
メイクが終わり、ベッドに広げられているドレスのところまで行って。
バスタオルを取って。
「!ありがと」
ドレスを着る作業を手伝って。
背中のファスナーを上げて。
ストールを身に付けて。
「はい終わり!さぁおいで!」
会食の日の、あの時のアイリさんの姿になった。
「……」
私は足の爪先からゆっくりと視線を上げる。
綺麗な銀の髪飾り。
綺麗で優しいアイリさんの表情。
シンプルだけど、アイリさんが着るからこそ映える綺麗なドレスとストール。
「リザ?」
ああ、本当。
「……綺麗です…アイリさん…」
綺麗な人。
「…ありがと」
アイリさんは頬をほんのり赤らめた。
「こっちに来てください」
「?どこ行くの?」
アイリさんの手を引き、壁際に立たせて。
「まずは立ちながら?」
「はい」
クスクス笑うアイリさんの頬に手を添えて。
「…ん」
少しだけ背伸びをして、キスをした。
「ん…ン…」
啄むキスをして、舌を絡め合わせて。
「ふ…っ」
キュッと顰められるアイリさんの眉間。
上げたばかりのファスナーを下げ、ドレスを徐々に下げながら。
「…ん…っん…っ」
胸元を曝け出し、首筋に舌を這わせて。
「…ぁ…っ」
胸の先を口に含んだ。
ドレスは落ちないように押さえて。
アイリさんの腕の関節に引っかける。
「…あっあ…っ」
胸の先に軽く歯を立てながら、ボディラインに沿って手を滑らせて。
「あぅ…っ」
秘部にある小さな突起に触れると、ピクッとアイリさんが反応した。
お腹に舌を這わせ、ドレスを捲って。
舌先で、秘部にある小さな突起に触れた。
「あっあっ」
アイリさんの手が私の頭に置かれ、ふと見上げれば。
手の甲で口元を隠しながら恍惚の表情を浮かべているアイリさんが居て。
「…っ」
さらに興奮した。
「指、挿れますね…」
「あ…っぁ…っあ…っ」
濡れてきたソコに指を挿入して。
「ん…っあ…っあっあっ…あ…っま…っま…って…っリザ…っ」
緩々と動かしたら、待ったの声が。
「あ…痛かったです…?」
痛みを感じさせてしまったのかと思ったら。
「ドレス…っちゃんと脱がして…っ」
着たまま、ということに羞恥心を感じているようで。
「…あとでちゃんと脱がしますので…」
脱がしたかったのに、脱がせるのが勿体ないとも思ってしまって。
「あとで…って…あっあっあっ…っこら…っまだ…っ」
アイリさんから言葉を奪うように指を再度動かし始めて。
「ん…っあっあ…っあっ」
「…ココですよね…アイリさんのイイトコロは…」
と、アイリさんのイイトコロを摩ると。
「っあぁあ…っああっあっあっあっ」
アイリさんが背中を逸らせた。
「…イきそうですか…?」
「あっあっあ…っあぁあっイ…ック…ッんんんン゙ぅうッッ!」
ビクンッと大きく体を震わせ、絶頂を迎えた。
「はぁ…っはぁ…っ」
私は立ち上がって。
「…脱がさないの?」
アイリさんの腕の関節に引っかけていたドレスを整えて。
「まだです」
「…まだ…?あっあ…っちょ…っと…っま…っ」
太腿に手を這わせ、濡れたままのソコに再び指を挿れる。
「は…っは…っね…っもうちょっとゆっく…り…っして…って…っああっあっあっ」
「アイリさんはいつももっと激しいんですからね?」
いつもの仕返しをするように。
キュッ眉間に皺を寄せ、恍惚の表情を浮かべるアイリさんの顔を見ながら。
「そ…っそんな…っこと…な…っぃあっあっあ…っ」
アイリさんのイイトコロを摩って。
「あああっソコ…っダメだって…っ!ああっあっイク…っまたイっちゃう…っ!」
「キてください…」
「あっあっあっ!ああっイクッイ…ッッッ」
またビクンッと大きく体を震わせて二度目の絶頂を迎えた。
「あ…ぁ…はぁはぁ…っ」
達した余韻で、アイリさんはピクピクと痙攣してる…。
口の端から唾液も伝ってて、快楽に溺れてくれてるんだと思うと嬉しくて。
「歩けますか?」
「…あ…ん…っゆっくり…なら…」
ソコから指を引き抜き、舐め取って。
アイリさんの手を引いてベッドまで導いて。
「…っ!まだするの…?」
ベッドへと押し倒す。
「…します。さっきも言いましたが、アイリさんはいつももっと凄いですから」
「…そんな凄い?」
「凄いです」
ドレスに手をかけて、ゆっくりと脱がす。
「ふふっ、やっと約束守れたー」
アイリさんはドレスを脱がされたことに、クスクス笑って私の首に腕を回す。
「今日はリザのターンね」
「はい。今日は私のターンです」
なんて笑い合って、私たちは口付けを交わした。
やっと綺麗に着飾ったアイリさんを抱くことが出来た。
約束をちゃんと守ってくれて。
いつもはこの後、絶対に抱かれてるんだけど。
今日だけは全部私に委ねてくれた。
「立てます?」
「…立てないわよ…もう…」
アイリさんの腰が立たなくなるまで抱いた。
「…明日の仕事に支障が出たら、リザにめちゃくちゃ抱かれましたって報告するからね…」
「…っダメに決まってるじゃないですかっ」
アイリさんはまたクスクス笑って。
「もうちょっとしたら立てるようになるだろうから、どこか外食にでも行きましょうか」
「……いえ、今日は私が作りますのでシャワー浴びてください」
「…まだ抱くつもりでしょ…」
「今日は私のターンですからね」
「…一回私のターンにしてもいい?」
「…絶対に私のターンが回って来なくなるのでダメです」
ということで。
「ココよね?リザのイイトコロは」
「やぁん…っああっアイリさ…っだめ…っ」
…シャワーを一緒に浴びたのがダメだったわね…。
その後、私のターンは回って来なくて…。
「…疲れましたので、アイリさんご飯作ってください…」
「私も疲れてるからリザが作ってー」
結局は…。
「こっち焼けましたよ」
「こっちももうそろそろだから、準備お願いね」
「わかりました」
一緒に作りました…。
END
「アイリさん」
『んー?』
「約束を覚えてますか?」
『約束?』
ある日。
アイリさんから電話が来た。
明日は久しぶりにアイリさんと会えるから、その予定を立てるために。
前にちゃんと会えたのは旅行の時。
中央司令部にとってアイリさんの丸一日休暇は大打撃らしく、数ヶ月前から休めてない。
そして明日、ようやく午後から休めることになって。
やっとアイリさんと過ごせるんだとワクワクしてしまう。
で、会食後のレベッカとアイリさんのご自宅に泊まったあの夜。
アイリさんと約束をしたの。
「ドレス、脱がさせてくれるという約束です」
アイリさんの綺麗なドレスを脱がさせてくれる、という約束を。
『あは!覚えてた?忘れてると思ってたんだけど』
「忘れてません。昨日のことのように覚えてますよ」
受話器の向こうのアイリさんはクスクス笑っていて。
『ドレスを着てお出迎えするのと、メイキングから見るのとどっちがいい?』
「え?」
ドレスを着てお出迎えか、メイキングを?
「メイキングって、ドレスを着るところからです?」
『もちろんもちろん。メイクもするし』
迷う…。
お出迎えしてほしいけど、メイキングも見たい。
あの夜のアイリさんは本当に綺麗だったから。
あの綺麗なアイリさんになるまでを見てみたい。
でもお出迎えも捨て難い…。
『ふふっ、悩んでる悩んでる』
私の心情を理解してか、受話器の向こうのアイリさんはずっとクスクス笑ってる…。
確かにお出迎えもしてほしいけど…やっぱりメイキングから見たい。
「…では…メイキングからで…」
『わかったわ。午前中は仕事だから帰るの遅れるかもしれないからね?』
「はい。合鍵いただいてますし、帰宅してなかったら中で待たせていただきますね」
『了解しましたー』
ということで。
「…楽しみ…」
アイリさんのドレスを脱がす日がやって来た。
どんなふうにメイクをしたらあんなに綺麗になれるのか。
いえ、アイリさんは元々綺麗な方だからなのかもしれない。
「でも、あの時のアイリさん…本当に綺麗だった…」
今日はあの時のアイリさんを独り占め出来る…。
本当…楽しみでしかないわ…。
「帰って来てるかしら」
アイリさんの自宅に着き、インターホンを鳴らす。
「まだ帰って来てないわね」
鞄から合鍵を出し、開けようとしたら。
ドアが開いて。
「いらっしゃーい」
ひょこっとアイリさんが顔を見せた。
「こんにち…ッあなたはなんて格好で出て来てるんですか…ッ!」
見えるアイリさんの体を見れば裸。
バスタオルに身を包んではいるものの、裸なの。
「え?だって今帰ってきてシャワー浴びようかと…」
「早く入ってください…ッ!」
アイリさんの肩を押して、自宅の中に入る。
「誰も見てないから大丈夫よ」
「そういう問題ではありません!」
手を引き、浴室へと押し込んで。
「早く浴びてきてください」
『えー?とりあえずチューしたいんだけどー』
浴室のドアを閉めて。
「………」
「?どう……んっ…」
開けて、キスをしてまた閉めた。
『あははっ!なにー?理性と戦ってる?』
浴室の向こうからはアイリさんの笑い声。
「…っそんなことありませんっ」
アイリさんを抱くのはドレスに着替えてから。
ドアに背中を付けて。
シャワーの音が聞こえてきた。
鼻歌も聞こえてきて。
「……とりあえず一回…」
私は浴室のドアを開けて、中に入る。
「リザ?どうしたの?」
シャワーカーテンにはアイリさんのシルエットが浮かぶ。
そっと歩み寄って。
シャッ
「!!びっくりしたぁ…」
シャワーカーテンを開ける。
「どうかした?」
アイリさんは私が濡れないよう、シャワーを止めて。
「………」
「?」
足の爪先からゆっくりアイリさんを見上げて。
「…そんなに見られると恥ずかしいんだけど…」
私から視線を逸らしたので、アイリさんに一歩近づいて。
「…ん…っん…っ」
胸の先を舐めた。
ピクッと反応するアイリさん。
「リザ、“待て!”よ」
「…早く脱がしたいです」
アイリさんはクスクス笑って、私の髪を掻き上げて。
「もうちょっとだから。ね?」
ちゅ、と額にキスをしてくれた。
「…わかりました」
「…んっんぅ…っ…そのついでに舐めるのやめなさい…っ!」
浴室から出て、また浴室のドアに背中を預ける。
「……興奮しすぎてまずいわね…」
信じられないくらい興奮してることにため息を零したわ…。
「髪の毛のセットもご自分でなさってたんですね」
「えぇ。まぁセットと言っても前髪を髪飾りで留めるだけなんだけどね」
浴室から出て、髪の毛を乾かして。
アイリさんはバスタオルを巻いたままメイク台の前に座った。
露出してる肩を見て息を呑む。
早く触れたい。
下地を塗って、ファンデーションを塗って。
綺麗になっていくアイリさんを鏡越しに見つめる。
たまにチラッと鏡越しに見てくれて、視線が合うとニコッと笑ってくれる。
薄いピンクのグロス。
グロスを塗っている時の、その表情。
伏せ目がちで、小さな口が薄く開いていて。
なんていう艶やかな表情だろうと思って。
「?リザ……んっ…」
たまらず、キスをしてしまった。
「…ほらー、グロス付いたー」
「…すみません、つい…」
早く脱がしたい。
早く抱きたい。
ドレスを着てお出迎えを選択すればよかった?
いえ、メイキングから見てるからこんなに興奮してるんだから。
やっぱりメイキングからにして正解だった。
メイクが終わり、ベッドに広げられているドレスのところまで行って。
バスタオルを取って。
「!ありがと」
ドレスを着る作業を手伝って。
背中のファスナーを上げて。
ストールを身に付けて。
「はい終わり!さぁおいで!」
会食の日の、あの時のアイリさんの姿になった。
「……」
私は足の爪先からゆっくりと視線を上げる。
綺麗な銀の髪飾り。
綺麗で優しいアイリさんの表情。
シンプルだけど、アイリさんが着るからこそ映える綺麗なドレスとストール。
「リザ?」
ああ、本当。
「……綺麗です…アイリさん…」
綺麗な人。
「…ありがと」
アイリさんは頬をほんのり赤らめた。
「こっちに来てください」
「?どこ行くの?」
アイリさんの手を引き、壁際に立たせて。
「まずは立ちながら?」
「はい」
クスクス笑うアイリさんの頬に手を添えて。
「…ん」
少しだけ背伸びをして、キスをした。
「ん…ン…」
啄むキスをして、舌を絡め合わせて。
「ふ…っ」
キュッと顰められるアイリさんの眉間。
上げたばかりのファスナーを下げ、ドレスを徐々に下げながら。
「…ん…っん…っ」
胸元を曝け出し、首筋に舌を這わせて。
「…ぁ…っ」
胸の先を口に含んだ。
ドレスは落ちないように押さえて。
アイリさんの腕の関節に引っかける。
「…あっあ…っ」
胸の先に軽く歯を立てながら、ボディラインに沿って手を滑らせて。
「あぅ…っ」
秘部にある小さな突起に触れると、ピクッとアイリさんが反応した。
お腹に舌を這わせ、ドレスを捲って。
舌先で、秘部にある小さな突起に触れた。
「あっあっ」
アイリさんの手が私の頭に置かれ、ふと見上げれば。
手の甲で口元を隠しながら恍惚の表情を浮かべているアイリさんが居て。
「…っ」
さらに興奮した。
「指、挿れますね…」
「あ…っぁ…っあ…っ」
濡れてきたソコに指を挿入して。
「ん…っあ…っあっあっ…あ…っま…っま…って…っリザ…っ」
緩々と動かしたら、待ったの声が。
「あ…痛かったです…?」
痛みを感じさせてしまったのかと思ったら。
「ドレス…っちゃんと脱がして…っ」
着たまま、ということに羞恥心を感じているようで。
「…あとでちゃんと脱がしますので…」
脱がしたかったのに、脱がせるのが勿体ないとも思ってしまって。
「あとで…って…あっあっあっ…っこら…っまだ…っ」
アイリさんから言葉を奪うように指を再度動かし始めて。
「ん…っあっあ…っあっ」
「…ココですよね…アイリさんのイイトコロは…」
と、アイリさんのイイトコロを摩ると。
「っあぁあ…っああっあっあっあっ」
アイリさんが背中を逸らせた。
「…イきそうですか…?」
「あっあっあ…っあぁあっイ…ック…ッんんんン゙ぅうッッ!」
ビクンッと大きく体を震わせ、絶頂を迎えた。
「はぁ…っはぁ…っ」
私は立ち上がって。
「…脱がさないの?」
アイリさんの腕の関節に引っかけていたドレスを整えて。
「まだです」
「…まだ…?あっあ…っちょ…っと…っま…っ」
太腿に手を這わせ、濡れたままのソコに再び指を挿れる。
「は…っは…っね…っもうちょっとゆっく…り…っして…って…っああっあっあっ」
「アイリさんはいつももっと激しいんですからね?」
いつもの仕返しをするように。
キュッ眉間に皺を寄せ、恍惚の表情を浮かべるアイリさんの顔を見ながら。
「そ…っそんな…っこと…な…っぃあっあっあ…っ」
アイリさんのイイトコロを摩って。
「あああっソコ…っダメだって…っ!ああっあっイク…っまたイっちゃう…っ!」
「キてください…」
「あっあっあっ!ああっイクッイ…ッッッ」
またビクンッと大きく体を震わせて二度目の絶頂を迎えた。
「あ…ぁ…はぁはぁ…っ」
達した余韻で、アイリさんはピクピクと痙攣してる…。
口の端から唾液も伝ってて、快楽に溺れてくれてるんだと思うと嬉しくて。
「歩けますか?」
「…あ…ん…っゆっくり…なら…」
ソコから指を引き抜き、舐め取って。
アイリさんの手を引いてベッドまで導いて。
「…っ!まだするの…?」
ベッドへと押し倒す。
「…します。さっきも言いましたが、アイリさんはいつももっと凄いですから」
「…そんな凄い?」
「凄いです」
ドレスに手をかけて、ゆっくりと脱がす。
「ふふっ、やっと約束守れたー」
アイリさんはドレスを脱がされたことに、クスクス笑って私の首に腕を回す。
「今日はリザのターンね」
「はい。今日は私のターンです」
なんて笑い合って、私たちは口付けを交わした。
やっと綺麗に着飾ったアイリさんを抱くことが出来た。
約束をちゃんと守ってくれて。
いつもはこの後、絶対に抱かれてるんだけど。
今日だけは全部私に委ねてくれた。
「立てます?」
「…立てないわよ…もう…」
アイリさんの腰が立たなくなるまで抱いた。
「…明日の仕事に支障が出たら、リザにめちゃくちゃ抱かれましたって報告するからね…」
「…っダメに決まってるじゃないですかっ」
アイリさんはまたクスクス笑って。
「もうちょっとしたら立てるようになるだろうから、どこか外食にでも行きましょうか」
「……いえ、今日は私が作りますのでシャワー浴びてください」
「…まだ抱くつもりでしょ…」
「今日は私のターンですからね」
「…一回私のターンにしてもいい?」
「…絶対に私のターンが回って来なくなるのでダメです」
ということで。
「ココよね?リザのイイトコロは」
「やぁん…っああっアイリさ…っだめ…っ」
…シャワーを一緒に浴びたのがダメだったわね…。
その後、私のターンは回って来なくて…。
「…疲れましたので、アイリさんご飯作ってください…」
「私も疲れてるからリザが作ってー」
結局は…。
「こっち焼けましたよ」
「こっちももうそろそろだから、準備お願いね」
「わかりました」
一緒に作りました…。
END