好き リザさん百合夢
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「セイフォード少将!受け取ってくださいっ」
「?なぁに?これ」
「今日はバレンタインデーなので…!」
「バレンタイン?あ、もう2月14日かぁ。ありがとね」
「あっ私のも受け取っていただけますかっ」
「え?」
「私のも…っ!」
「え?え?」
「セイフォード少将…!私のもあげますっ!」
「ちょっ「私も私も!」
「ね「受け取ってください…っ!」
「……ありがと、でも待って持てない…」
今日は2月14日、バレンタインデー。
中央司令部内を書類を見ながら歩いていたアイリを呼び止めたのは、中央司令部に勤務する女性軍人で。
女性軍人はアイリに可愛らしい小さな紙袋を渡すと。
私も私も、と。
瞬く間にアイリの周りには女性たちが集まって。
「私のも…これ…あげます…っ」
「私も持ってきました…っ」
「ありがとね」
アイリの両手は、たくさんのチョコレートでいっぱいになった。
「…一旦執務室に戻ろ…」
このままじゃとても仕事にならないし、前もほぼ見えないため、アイリは踵を返して自身の執務室へと足を進める。
「みんな好きな人いないのかしら」
私になんてくれていいのかな、なんて。
まさか自分に好意を寄せられていることとは夢にも思わずで。
全て自分が少将という地位だからこそ、気を使ってくれたものだとしか思っていなかった。
「とりあえず、仕事仕事」
アイリは再び書類を持って執務室を出れば。
「あ…!セイフォード少将!これ受け取ってください…っ!」
「いたいた!セイフォード少将ー!チョコ受け取ってください!」
「私もありますっ!どうぞ!」
また囲まれて。
「あ、ありがとう」
またチョコレートで溢れた。
アイリがちゃんと仕事に戻れたのは、数時間後だった…。
.
「セイフォード少将!受け取ってくださいっ」
「?なぁに?これ」
「今日はバレンタインデーなので…!」
「バレンタイン?あ、もう2月14日かぁ。ありがとね」
「あっ私のも受け取っていただけますかっ」
「え?」
「私のも…っ!」
「え?え?」
「セイフォード少将…!私のもあげますっ!」
「ちょっ「私も私も!」
「ね「受け取ってください…っ!」
「……ありがと、でも待って持てない…」
今日は2月14日、バレンタインデー。
中央司令部内を書類を見ながら歩いていたアイリを呼び止めたのは、中央司令部に勤務する女性軍人で。
女性軍人はアイリに可愛らしい小さな紙袋を渡すと。
私も私も、と。
瞬く間にアイリの周りには女性たちが集まって。
「私のも…これ…あげます…っ」
「私も持ってきました…っ」
「ありがとね」
アイリの両手は、たくさんのチョコレートでいっぱいになった。
「…一旦執務室に戻ろ…」
このままじゃとても仕事にならないし、前もほぼ見えないため、アイリは踵を返して自身の執務室へと足を進める。
「みんな好きな人いないのかしら」
私になんてくれていいのかな、なんて。
まさか自分に好意を寄せられていることとは夢にも思わずで。
全て自分が少将という地位だからこそ、気を使ってくれたものだとしか思っていなかった。
「とりあえず、仕事仕事」
アイリは再び書類を持って執務室を出れば。
「あ…!セイフォード少将!これ受け取ってください…っ!」
「いたいた!セイフォード少将ー!チョコ受け取ってください!」
「私もありますっ!どうぞ!」
また囲まれて。
「あ、ありがとう」
またチョコレートで溢れた。
アイリがちゃんと仕事に戻れたのは、数時間後だった…。
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