1章

「魔法属性にも色々あるのは知ってるな?」
「確か、炎、雷、氷、水、地、風、光、闇、超の9種類だったな」
「スタラ、かみなりとくい!」
「そうだ。スタラが雷魔法得意というように魔物は一種類の魔法に拘ることが多い。それを利用してどんな魔法を使うかで弱点を探れって先生言ってたっけ」
「炎には水、雷には地、氷には炎って感じで弱点がある」
「スタラ、ちのまほうきをつけよ…」
「ダン、お前は炎が苦手だったな」
「そう、苦手な魔法を受けると普通よりもでかいダメージを喰らう。対策としてはダメージを軽減する装備や補助魔法でカバーするか得意な味方に任せるかだ」
「???」
スタラは首を傾げた。どうやら難しいようだ。
「まあ…その内わかるだろその話は」
「そういうことなら早速…」
俺は空を飛ぼうとしてその場でジャンプする。

しかし、何も起こらない。

「ん?」
何度も同じことするも、何も変わらない。
「あれ?なんで飛べない…?」
「そういや、周りの連中も箒や絨毯が使えないって騒いでた。俺は普通に走ってきたから関係なかったけど」
「ちえ、楽しようと思ってたのに…」
俺の家は代々舞空術という空を飛べる魔法が使えたんだが、どういうわけか使えなくなった。
これでいつも街とか言ってたけど面倒なことになった。
何回かトライしてみたはいいがダンがしびれを切らしてきた。
「諦めるこった。マジカルタウンへ行くにはマジカルロードを通り抜ける必要があるぞ」
「だいじょうぶダルク!わるいまものはスタラがたいじする!」
「ほー、それは助かるな」
「スタラもやる気満々だな。これなら何が起こっても問題ないだろ」
「そうだな。じゃあ早いとこマジカルロード通って街にいこうか。」

そして俺たちは家にある軽いケガが治せる程度の薬を持って家を後にした。
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