1章
次の日、いつにもなく快晴な朝だった。
「ダールークー!おーきーろー!!」
何かが布団の上に乗っかっている。スタラだ。どうやら起こされているようだ。
「なんだよスタラ…まだ早いだろ…」
「ダンがくるまえにおさんぽしたい!」
「わかったよ…せめて顔を洗いたい」
しぶしぶ承諾するとスタラは満足したか布団からどいてくれた。
やれやれ、休みだからといって毎朝の日課は欠かせないな。顔洗って、鉢巻しめて、上着を羽織って…おし、準備完了だ。
家の近くの林。木漏れ日がポカポカ暖かい。スタラは毎朝ここに散歩に行きたがる。
「あれ?ラルドはどうした?」
「たからさがしするってふねとばした!」
「何かお宝でも見つけたんか?まあいいか」
なんだよ、ラルドも一緒に何かするつもりじゃなかったんか?まああいつは金目のものが好きだかし自由気ままだ。
放っておいても問題はないだろう。
「ダルク、だれかくるよ。あっち!」
「ん?」
スタラは猫耳をぴくぴくさせている。誰かがこっちに来るようだ。
「おーーーい!ダルク!!!」
「んわ!?ダン!?」
スタラが指さした方向を見ると、なんとダンが全速力でこっちに向かって走っていた。ダルクの前で良いタイミングで立ち止まる。
「おおう、思って他早いな」
「俺は約束は守るからな!スタラもいるんだろ?」
「わーいダン!」
「よおスタラ。今日も毛並みいいな?」
「またモフモフさせて!」
「おおいいぜ」
スタラとダンは仲がいい。ダンは…耳としっぽを見るに狼系の魔物だからか、獣同士波長が合うんだろうな。
「って、お前…荷物多くね?」
ダンの持ってきたリュックがやたらとでかい。
「いやあ…宿題とかも持ってきたし、しばらく世話になろうと思っていろいろ持ってきたんだ」
「泊まる気満々じゃねえか」
「俺の家何もねえしな。だったらダルクのとこで世話になりてえし」
「ダルク、スタラはさんせい!」
「まあ…いいか」
一緒にいてくれればスタラの世話とかも引き受けてくれるだろう。親父もラルドもダンについては好く思ってる。反対する人はいないはずだ。
「そうなるとちょっと食料が足りなくなりそうだな。この散歩終わったらマジカルタウンへ買い物にいこうぜ」
「俺も手伝うよ」
「ありがとな。ラルドがいないからスタラも連れていくつもりだ。それもいいよな?」
「いいぜ。そういやスタラも魔力が強くなってんな?より人らしく化けられてるし」
「スタラもできるこ!」
スタラは褒められて上機嫌だ。
「よし、じゃあ早速…」
「ちょっと待て」
ダンがダルクを引き留める。
「ん?どうかした?」
「ここ来るときもそうだったんだが、最近野生の魔物が頻繁に現れては悪さをするようになってる。俺とダルクは学校で護身技を学んだけど、スタラは戦えるのか?」
「んー…」
そう、魔物は街に溶け込んで人と共生するものもいれば野生のままの魔物もいる。
野生の魔物は時折町の人に対して悪さをする。だから護身術として魔物退治できる能力は学校でも教わる。
分岐
・ちょっと不安だ…選択①
・大丈夫だろう選択②
「ダールークー!おーきーろー!!」
何かが布団の上に乗っかっている。スタラだ。どうやら起こされているようだ。
「なんだよスタラ…まだ早いだろ…」
「ダンがくるまえにおさんぽしたい!」
「わかったよ…せめて顔を洗いたい」
しぶしぶ承諾するとスタラは満足したか布団からどいてくれた。
やれやれ、休みだからといって毎朝の日課は欠かせないな。顔洗って、鉢巻しめて、上着を羽織って…おし、準備完了だ。
家の近くの林。木漏れ日がポカポカ暖かい。スタラは毎朝ここに散歩に行きたがる。
「あれ?ラルドはどうした?」
「たからさがしするってふねとばした!」
「何かお宝でも見つけたんか?まあいいか」
なんだよ、ラルドも一緒に何かするつもりじゃなかったんか?まああいつは金目のものが好きだかし自由気ままだ。
放っておいても問題はないだろう。
「ダルク、だれかくるよ。あっち!」
「ん?」
スタラは猫耳をぴくぴくさせている。誰かがこっちに来るようだ。
「おーーーい!ダルク!!!」
「んわ!?ダン!?」
スタラが指さした方向を見ると、なんとダンが全速力でこっちに向かって走っていた。ダルクの前で良いタイミングで立ち止まる。
「おおう、思って他早いな」
「俺は約束は守るからな!スタラもいるんだろ?」
「わーいダン!」
「よおスタラ。今日も毛並みいいな?」
「またモフモフさせて!」
「おおいいぜ」
スタラとダンは仲がいい。ダンは…耳としっぽを見るに狼系の魔物だからか、獣同士波長が合うんだろうな。
「って、お前…荷物多くね?」
ダンの持ってきたリュックがやたらとでかい。
「いやあ…宿題とかも持ってきたし、しばらく世話になろうと思っていろいろ持ってきたんだ」
「泊まる気満々じゃねえか」
「俺の家何もねえしな。だったらダルクのとこで世話になりてえし」
「ダルク、スタラはさんせい!」
「まあ…いいか」
一緒にいてくれればスタラの世話とかも引き受けてくれるだろう。親父もラルドもダンについては好く思ってる。反対する人はいないはずだ。
「そうなるとちょっと食料が足りなくなりそうだな。この散歩終わったらマジカルタウンへ買い物にいこうぜ」
「俺も手伝うよ」
「ありがとな。ラルドがいないからスタラも連れていくつもりだ。それもいいよな?」
「いいぜ。そういやスタラも魔力が強くなってんな?より人らしく化けられてるし」
「スタラもできるこ!」
スタラは褒められて上機嫌だ。
「よし、じゃあ早速…」
「ちょっと待て」
ダンがダルクを引き留める。
「ん?どうかした?」
「ここ来るときもそうだったんだが、最近野生の魔物が頻繁に現れては悪さをするようになってる。俺とダルクは学校で護身技を学んだけど、スタラは戦えるのか?」
「んー…」
そう、魔物は街に溶け込んで人と共生するものもいれば野生のままの魔物もいる。
野生の魔物は時折町の人に対して悪さをする。だから護身術として魔物退治できる能力は学校でも教わる。
分岐
・ちょっと不安だ…選択①
・大丈夫だろう選択②
