1章

ダルク視点






「な、ななななんだこりゃあ!!?」







街へ着いてみたら町中が炎に焼かれていた。家も壊されており壊滅状態となっている。
「マジカルタウンってこんな廃墟な街だったの?」
「そんなわけあるか!」
ローザがとぼけたのをすかさずダンが突っ込む。
「はっ親父は!?みんなどこだ!?」
「ダルク!おちつく!」
いつの間にかパニックを起こしてた俺をスタラが宥めてくれた。
「あ、ああありがとう…」




「おおーい!」
誰かが近づいてくる。あれは…




「親父!?」
「クロノスさん!」
俺の親父のクロノスだった。ラルドに似たような顔してて黒い髪に立派な髭を生やしている。
俺と全然似てないといわれてるけど俺はおふくろに似てるかららしい。
「お前たち無事だったか!」
「親父、一体何があったんだよ!」
「魔物だ。魔物に襲撃された。幸い住民は何とか避難できたが施設はほぼ壊滅しかけている。」
「この様子だと魔物は駆除された後っすかね。」
ふと横を見ると見たことない魔物の死骸が横たわっている。ハンター達が駆除したのだろうか。
「ああ、お前たち危なかったな。今光の神殿の方にみんないるからそこに避難しておけ。」
「光の神殿?学校じゃなくて?」
ダンが突っ込むと親父は一瞬慌てたような素振りが見えた。がそんなことはなかったかのように話は続いた。
「あっちは火の手が回ってる。だから皆は神殿に向かったんだ。普通に進むと危ないし俺が案内しよう。」
「クロノス、ありがとー!」







俺はこの時気づかなかった。そのままついていったことを後悔することになる。
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