アニメもんた様から頂きました

【不覚にもときめい】


「スー…ん、」



ポカポカ陽気の中…本を持ったまま原っぱで居眠りをしている少年がいた、
彼の名前は森蘭丸。
蘭丸はここで本を読むのが日課なのだが
こうやって居眠りをする事もしばしば。

彼が居眠りをしていると、願が足を止めた。



「あれ、蘭丸くん?本持ったまま寝てる…」



心地良い風が吹き本のページが何枚か捲れる。




「ここ気持ちいいから寝ちゃうのわかるなー…」



願も蘭丸の隣に寝転んで、本を上において彼の寝顔を見つめる。

蘭丸の寝顔は17才とは思えない…幼稚園児ほどの幼い寝顔だった。
その寝顔に願はクスリ、と笑う。




「寝顔かわいいー…」




蘭丸の顔にかかっている髪をのけると…




「…ふ…」

「へ、きゃっ!?」



突然、腕が伸びてきてあっという間に願は蘭丸の腕の中に閉じ込められた。
彼女は顔を赤くして暴れる。




「あの、ちょ、蘭丸くん離して!///」
 
「んんぅ…スー…」




抱きまくらか何かと思っているのか離す気配はない。



「ら、蘭丸くん!!////」

「…ん、」

 

ペチペチと頬を叩くとやっと蘭丸が目を覚ました。




「…願、ちゃん?」

「蘭丸くん!やっと起きた…」

「…願ちゃん顔真っ赤…かわいいー…」

「へ、///あ!あの、蘭丸くんはなし…」



てと言う前に頬を手を添えられ、
蘭丸は願の額にキスをした。
額に伝わる柔らかい感触。



「!?!?////」

「おやすみー…」



顔を赤くさせる願には目もくれず
蘭丸はまた眠りについた。



「ら…蘭丸くんんんん!!!」




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1000hit企画小説です!
コラボとリクエストをお願いしたところ、なんとアニメもんたさん宅のお子さん×我が家のカップリングを書いて下さいました!余所宅とカップリング初めてうきうきしちゃいました!ありがとう御座います!

こちらの小説は蘭丸くん×願ちゃん×です(^^)

蘭丸くんと願ちゃんは、以前二人の可愛らしい絵を拝見した時は可愛いな~と思っておりました!その絵がこのお話のように繋がっているみたいでとても素敵です!
願ちゃんを腕の中に閉じ込めたり、額にキスする蘭丸くんイケメン過ぎてこっちがドキドキしちゃいましたよ!(笑)
ほんと可愛いなぁ~!
素敵な小説ありがとう御座いました
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