アニメもんた様から頂きました



その頃、蘭丸はほとんどの攘夷志士を倒していたがまだ戦闘続行中であった。


「チッ、こいつ…強え!!」

「ハッ!俺様を舐めてもらっちゃ困る、なっ!!」

「!!グッ…!」



ガキィン!!と刀を弾き飛ばし
肩を斬った。




「残るはあと1人か…」

「ち…チクショウ!!」

「さぁて、大人しくお縄について貰おうか」

「それは…こんなところ捕まってたまるかよ!」 



残った一人の攘夷志士は懐から何かを取り出した。
取り出した物は……爆弾だ!!



「!!」


攘夷志士ピンを外して目の前にいる蘭丸へ投げる。



「!ヤベッ…!!」

 

ドガァァァン!!


爆弾は勢いよく爆弾した。
蘭丸は避けたのはいいが爆発で利き腕を負傷してしまい
刀を上手く握れない。




「くっ…」

「は、ははは!運が向いてきたぜ!
よくも邪魔しやがって…死ねぇええええ!!」



利き腕が使えなくなったことをいいことに攘夷志士は蘭丸へ斬りかかる。




「…ッ!!」



死を覚悟したその時、背後から謎のライトが照らされた。




「なっ、なんだ!?」

「御用改めろ、真選組だ大人しくお縄につけ!!」




後ろには土方達がいた。真選組が間に合ったのだ!
沖田たちが攘夷志士へかかり、土方と
叶、願は蘭丸の元へ駆け寄った。



「蘭丸くん!!」
 
「蘭丸!大丈夫か!?」

「馬鹿野郎、おせぇんだよ…」

「蘭丸くん…!!ゴメン、ゴメンね…私のせいで…!!」

  

願と叶が爆発で酷く火傷した蘭丸の腕を見て涙を浮かべる。  




「泣くな、腹減るぞ…それに間に合ったからいいんだよ」

「でも…!」

「こんなのすぐ治らぁ…な?」



左手で願と叶の頭を順番に撫でる。
その後15人の攘夷志士達は真選組によって逮捕された。
そしてその夜…




「…これで大丈夫だよ、蘭丸くん。」

「ありがとう~」



赤い瞳の人格から青い瞳の人格に戻った蘭丸が願に笑いかける。
叶が腕を見て申し訳なさそうに眉を下げる。



「…ごめんなさい。」

「え?」

「ゴメンなさい蘭丸くん…怪我、させちゃって」

「いいんだよ~…大したことなかったし、すぐ治るって言ってたし」

「でも、蘭丸くん真選組なのに…刀を握れなかったら、」

「大丈夫だよ~、バズーカ使うから…それに僕が好きでやったんだ、心配しないで」




ワシワシと二人の頭を撫でる。




「もうこの話は終わりにしよ?もう遅いし寝よ?」

「うん…」

「願ちゃん、叶ちゃん、ありがとうね。二人が知らせてくれなかったら僕やられてたよ…二人のおかげだよ、
だから自分を責めないで…」

「う…うん!」 

「明日はお団子屋さん行こうね、おやすみなさい」



彼はふわりと微笑んで部屋に戻っていった。

今日はいろいろあったが…真選組と叶と願の絆が深まった日であった。




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誕生日プレゼント(小説)ありがとう御座いました!
叶ちゃんと願ちゃんが蘭丸くんの世界にトリップするお話とても良かったです!
なにより蘭丸くんめちゃくちゃ優しい対応してて和みました!後は裏の蘭丸くん見れて格好良かったです!裏の蘭丸くんでも女の子には優しいですね(*^^*)
裏の蘭丸くん好きになっちゃいました!
素敵な小説ありがとう御座いました!
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