アニメもんた様から頂きました
「蘭丸くんが心配で…!」
「馬鹿野郎、女が来るような場所じゃねぇ!!怪我したくなかったらさっさと…」
「誰だ!!」
声に気づいた攘夷志士が蘭丸達の方へ向く。
「ご、ごめんなさい…!!」
「いや、気にすんな…願、叶、土方達にこのこと知らせてこい」
「でも貴方は…」
「早くいけ!!」
「!…わかったわ、行くわよ願」
「叶!でも蘭丸くんが!!」
叶が願の手を引いて屯所へかけていった、幸いにも二人の姿は攘夷志士たちには見られなかったらしい。
「そこにいるのはわかっている、姿を表わせ!そこにいるのは誰だ!」
「俺様だが…?」
蘭丸は攘夷志士の前に姿を表した。
「!その黒い制服…まさかお前は!」
「そのまさかだ。」
「お前は真選組か!」
「あぁその通り。真選組七番隊隊長森蘭丸!いざ参る!!」
「チッ、お前ら!こいつを殺っちまえ!!」
その言葉で攘夷志士たちが蘭丸
へ襲い掛かってきた。
………
「願、こっち!」
「うん、わかった!この道をまっすぐ行けば……!見えた、屯所!」
工場から走ってきた二人。
しばらく走ると真選組屯所が見えてきた。
「(蘭丸くん…!頑張って、死なないで!!)」
願は心の中でそうつぶやき、屯所へ飛び込んでいった。
「んあ、お前ら…街を見回るのはもういいのか?」
屯所に入るとちょうどそこに土方がいた。
「土方っ、さん…!!大変なんです、蘭丸くんが、攘夷志士と…戦って…」
「!何っ!?何処だ!」
「お団子屋の近くの廃工場です…っ、」
叶が息を切らしながら伝えると、土方は目を見開いた。
「何人いた!?」
「15、人位…っ」
「チッ、あいつは昔から無茶しやがる!!おい、お前ら!!団子屋の側の廃工場だ、今すぐ向かうぞ!!」
「「はい!」」
「ねぇ、叶私達も行こう!蘭丸くんが心配…」
「えぇ、そうね行きましょう」
土方の命令で隊士たちは工場へ向かった。
叶と願の二人も工場へ向かう。
彼が無事であることを願って…