アニメもんた様から頂きました
あらすじ…ファンシフルワールドに行くつもりが何故か銀魂の世界へ来てしまった願と叶。
そこで知り合いの森蘭丸に会って二人は元の世界に戻れるまで真選組にお世話になることになった…
「ねぇ蘭丸くん、蘭丸くんは真選組に所属してるって言ってたけどどんな役職についてるの?」
「ん?僕は七番隊隊長兼副長補佐だよ~…」
「副長補佐…土方歳三さんの事ね?」
「え、土方歳三…?違うよ、土方十四郎だよ~…」
「えっ、違うの?」
名前が違うことに驚く二人。
「うん[D:12316]、土方さんは目つき悪いけど優しい人だよ~…あ、ついた~、ここが屯所だよ」
三人がしばらく歩いていると"真選組屯所"と書かれている看板がある大きな屋敷へ来た。
「よいしょっと、ただ今戻りました~」
「おかえりなせぇ蘭丸。…?
後ろの女は、お前のコレですかぃ?」
扉を開けて、中へ入ると栗色の髪の
少年がいた。
彼は小指を立ててニヤリと笑う。
「二股とはやるじゃねぇかぃ」
「違うよ~、ちょっと訳有で[D:12316]…近藤さんと土方さんは~…?」
「奥にいますぜ」
「ありがと~、沖田くん~…」
「沖田?」
沖田、という名字に叶が反応した。
「はい、俺の名前は沖田総悟でさぁ」
「やっぱり名前が違う…」
「なんの事ですかぃ?」
「ううん…何でもないわ」
「叶ちゃん、願ちゃんこっちだよ~…」
「あ、待ってよ蘭丸くん!」
蘭丸が先に進むと二人も後を追いかける。
廊下を進んでいくと、奥の部屋の前で足を止めた。
「ここだよ、近藤さんと土方さんがいる所~…近藤さん、土方さん、蘭丸です~…いいですか?」
「ん、蘭丸か?入れ」
「はい、失礼しま~す~… 」
スーッ、と障子を開けると黒髪でタバコを吸っている男と顎髭を生やした男がいた。
「おう、蘭丸どうした?」
「はい~…実はちょっとご相談があって~…」
「相談?…おい、何だその女は」
「!は、始めまして軌跡願です!」
「軌跡叶です…」
「実は、叶ちゃんと願ちゃんをしばらくこの屯所に居させてくれないかなっと思って~…」
「はぁ?しばらく居させてって…家出じゃねぇだろうな」
「訳は私が話します、実は…」