アニメもんた様から頂きました
「まぁイリーナの手下じゃないならいいや、僕はもう戻る…」
「えっ、もう戻るの!?」
「ちょっと待って、」
「!」
帰ろうとしたシアンの腕を叶が掴んだ。
「貴方、まだ怪我しているのよ?動いちゃ…」
「怪我?どこを?…あ、これ?大丈夫だよ怪我なら…」
彼はシュルシュルと頭と腹の包帯を解いていく。
解き終わり、前髪と服を少しめくると…
「!!」
「えっ、なんで?!」
「傷が…塞がってる!?」
もうそこには傷はなく、なんともない綺麗な肌が広がっていた。
あんなに重症だった傷がどうして!?と目を見開く。
「僕は不老不死の存在…しばらくすれば傷なんてふさがっちゃうよ。まぁ、
助けてくれたお礼はするよ、ありがとう…これお礼さ、大したものじゃないけどとっときな」
荷物の中から手のひらサイズの小さな袋を三つほど取り出してベル、願、叶に渡した。
「世話かけたね。それじゃ。」
上着を羽織ると、窓から飛び出して
空を飛んで戻っていった。
「あっ!行っちゃった。」
「大丈夫かしら、あの人…」
「大丈夫そうならなによりだよ。…
所で、シアンさんは何をくれたんだろう、開けてみよう」
「あ!あたしも!」
「なんかジャラジャラ音がするけど…」
紐を解いて下へ向けると、中には…
ダイヤモンドやサファイア、ルビー、エメラルド等の宝石や金、銀の宝が沢山出てきた。
「「……」」
「ま…まってー!シアンくん!!こんな高価なもの貰えないよー!!」
「まだ、遠くには行ってないかも探してくるわ!」
「ぼ、僕も!!」
急いで三人が外に出たがシアンは既に元の世界へ帰ったあとなのであった。
…………
(シアン!よかった無事だったのね!)
(あぁ、まぁね)
(この金銀財宝どうしよう、叶)
(…どうしましょう)
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誕生日のプレゼント(小説)ありがとう御座いました!
アニメにさん宅のシアンくんがファンシフルワールドにトリップしてきたお話に、とてもワクワクしながらどうなってしまうだろう?と小説を読んでました!
なにより、ベルが登場するとは思わなかったので凄く驚きながらも嬉しく思いました!
良かったね!ベル!
素敵な小説ありがとう御座いました!