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客1
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蘭
律、好き♡
付き合って♡ -
夏明律
申し訳ございません。
お客様との恋愛は遠慮させていただきます。 -
夏明律
それから私、好きな人がいるので、灰谷さんのお気持ちには応えられません。
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蘭
律も俺のこと好きだったんだな。
両思いで、嬉しい。 -
夏明律
直前に送った私のメッセージを読んでください。
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蘭
じゃあ、なんで俺とアドレス交換してくれたんだよ。
脈があるからだろ? -
夏明律
店長に泣きつかれたからです。
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蘭
相手してくれるのも?
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夏明律
灰谷さんは、相手をしないとなにをしでかすかわからないので。
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蘭
よくわかってんじゃんー。
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蘭
なら、大人しく俺のもんになった方がいいことも、わかんじゃねえの?
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夏明律
純粋に疑問なんですけど、その方法で私を手に入れて虚しくなりませんか?
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夏明律
お互いに空虚ですし、私に好きになってもらう努力とか気概とか見せられないんですか?
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蘭
三十路の繊細な心を、正論でぶち折るのやめてくんね。
泣きそうになったわ。 -
客2
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竜胆
律、好きだ。
付き合ってほしい。 -
夏明律
申し訳ございません。
お客様との恋愛は遠慮させていただきます。
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夏明律
それから私、好きな人がいるので、灰谷さんのお気持ちには応えられません。
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竜胆
そうか。
なんとなく、わかってたけど、辛いな。 -
竜胆
わかった、じゃあ、監禁する。
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夏明律
そういうところが、ダメなんですよね。
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夏明律
灰谷さん、いいところたくさんあるんですから、もっとそこを活かしたアピールをすればいいのに。
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夏明律
なぜ、極論に行っちゃうんですか。
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竜胆
いいところ、言って。
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夏明律
ツンケンしていても、面倒見が良くて世話好きなところとか、細かいことに気が付いて褒めてくれるところとか、笑顔が素敵なところとか。
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竜胆
俺のこと好きじゃん、付き合って。
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夏明律
冒頭読み直してください。
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客3
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三途
式場見に行こうぜ。
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夏明律
お一人でどうぞ。
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三途
2人の式なんだから、一緒に選ばねえとだろ?
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夏明律
結婚の予定はありません。
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三途
俺が入れました〜。
幸せになろうな♡ -
夏明律
ヤク中との幸せがわからないんですよね。
私は健全な方が好きなので、更正してから出直してください。 -
三途
体が弱いから、薬飲まないと死ぬ。
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夏明律
そういう言い訳は、体が弱い人に失礼ですよ。
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三途
いや、マジで体は弱い。
薬飲まねえと、震えとか動悸とか幻覚が止まんねえんだよ。 -
夏明律
それはヤク切れの禁断症状ではないでしょうか。
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客4
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九井
いくらほしい?
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夏明律
金銭状況に問題はありません。
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九井
聞き方が悪かったな。
いくら払えば同じ墓に入ってくれる? -
夏明律
なにひとつ、改善されていないどころか、さらに悪い方向へ話が進んでおりますが。
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九井
おはようからおやすみまで見守ってほしい。
一生養うから。 -
夏明律
九井さんの精神状態を鑑みて、挨拶くらいはしますが、お墓は九井さんと別の方と一緒に入る予定ですので、諦めてください。
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九井
じゃあ、そこに俺も入れてくれ。
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夏明律
ダメです。
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