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「幽世に存在する国々」

この国に我々が入るには、彼らになりすますしかないだろう。我々が死人であるとバレたら最後、どうなるかわからない。

死人を恨む獣人の国。閉鎖されたこの国の中で、今日も獣人は暮らしている。


5ノ国ごのくに】 隣接国:3ノ国・6ノ国・9ノ国
国境沿いに囲われた大きな塀の中に存在する国。乾燥した暑さが国中を照らしている。また、砂丘の先にはどこまでも続く海が広がっている。
この国には獣人と一部の異人が暮らしている。この国に死人や稀人が生身で入るものなら最後、執拗に酷いことをされ、最悪死に至る。それくらいこの国のヒトたちは死人や稀人が嫌いなのだ。
この世界全体で見れば獣人や異人は希少な存在であるため、彼らを捕まえて売り捌く商人たちもいる。そのような者たちを入れないためにも入国するには信頼できる存在か入国審査を受けたのち、襲われないために"耳"を渡される。猫耳カチューシャとかそういうタイプ。いろんな種類がある。

9ノ国と友好関係を築いており、6ノ国とはかつて領土を制圧したり戦争をしていたこともあった。現在関係は少しずつ修復されつつあるが、まだまだ溝は深いままである。


ロケーション(一例)
【城下町-アケ】
5ノ国の首都にあたる場所。大きな城が印象的な城下町。
植物のあまり生えないこの国では、主に粘土や煉瓦で作られた家々が建てられている。他の国々と何ら変わりない生活をしているが、死人や稀人を見た時だけ目の色が変わる。
カマに対しては敬意を示しているが、ロアに対して欺瞞の目を向けている者は少数であるが存在している。

【ツツジ平原】
9ノ国に繋がる平原。9ノ国が常に雨の降る国であるからは、5ノ国の中では一際自然が豊か。川が流れており住民はここから水を汲んでくる。

【ベンガラ海岸】
5ノ国に存在する海岸。海でしか生きていけない獣人たちが住まう場所でもある。食料をとりに向かったり、海へ遊びに来る獣人も存在する。
海岸線は果てしなく、島は見当たらない。この先に何があるかは誰にもわからない。
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