会えない時間
今日は無一郎くんとのお泊まりデートの日だった。学生時代からお付き合いしている彼は、高等部を卒業した後に、県外の大学へと進学した。県内の大学に通う私とは遠距離恋愛になってしまったけど、数ヶ月に一度はこうして時間を共に過ごしている。
今回は私が無一郎くんの家に泊まりにきているけど、逆も然り。以前のように毎日会えなくなったから、こうして会える日は特別で、大切な充電期間でもある。お互いの予定調整がうまくいって、いつもは一泊がせいぜいだったのが、今回は三泊のお泊まりが叶った。私にとっては万歳するほどの、嬉しすぎる一大イベントだ。
前々から楽しみにして、お出かけする場所も決めたし、準備万端で今日を迎えられた。そう思っていたのに…。
足取りが重い。
キリキリと痛みだした下腹部を押さえて、無一郎くんの待つ部屋へと戻っていった。
今回は私が無一郎くんの家に泊まりにきているけど、逆も然り。以前のように毎日会えなくなったから、こうして会える日は特別で、大切な充電期間でもある。お互いの予定調整がうまくいって、いつもは一泊がせいぜいだったのが、今回は三泊のお泊まりが叶った。私にとっては万歳するほどの、嬉しすぎる一大イベントだ。
前々から楽しみにして、お出かけする場所も決めたし、準備万端で今日を迎えられた。そう思っていたのに…。
足取りが重い。
キリキリと痛みだした下腹部を押さえて、無一郎くんの待つ部屋へと戻っていった。