織田作/悲恋
とどかなかったことば
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約束の日。
作之助から連絡が入った。
≪すまん。急用が入ったから遅れる≫
珍しいこともあるもんだな。
作之助が遅れるなんて。
急用、仕事かな。
・・・なんだろう、このざわざわした気持ち悪いかんじ。
≪わかった。時間分かったら連絡して≫
そんな気持ちを隠すかのように
あくまでもこの不安に似た感覚はただの勘違いだと自分自身に言い聞かすように返事をした。
「(今日こそは、あんな顔させないようにしよう。)」
そう心に決めて、わたしは先に待ち合わせ場所に向かった。