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𓂃✍🏻 ̖́- (勉強中)
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デュース
………(チラ)
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ヴァレッタ
………
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デュース
………(じー)
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ヴァレッタ
………、………?(*ˊᵕˋ*)
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デュース
パッ꙳⋆⊂( ⸝⸝⸝°⧿°)⊃
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ヴァレッタ
(*ˊᵕˋ*)
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ヴァレッタ
(は〜〜〜?なに?可愛すぎか?顔赤くない?えなに僕相手に照れてんの?嘘でしょ天使か?いや待って顔変?なんかついてる?メイク崩れたり…いや入念にチェックしたしそれはないはず…)
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デュース
(チラ)………、
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ヴァレッタ
えっと、どうかした?
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デュース
あ…っ、させん!いや…あの、…先輩、綺麗だなって………すみません
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ヴァレッタ
あ…あ、ありがとう…
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ヴァレッタ
(好きぃ〜〜〜………)
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オクタヴィネル寮
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ヴァレッタ
………
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ジェイド
おや、鏡を割らずに見つめるなんて珍しいですね。どうしたんですか?
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ヴァレッタ
デュースちゃんが…き、綺麗だって言ってくれた…
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ジェイド
………ええ、綺麗ですよ。僕もいつも言っていますよね
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ヴァレッタ
デュースちゃんは嘘つかない。気を使ってくれたんだろうけど…う、嬉しかった…
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ジェイド
僕も嘘を言ったことはありません。あなたに対してはいつだって誠実です
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ヴァレッタ
彼の目にどう映ってるのか気になったんだ……やっぱり…醜いな( ´•ᴗ•ก)
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ぐいっ
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ヴァレッタ
!
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ジェイド
あなたは綺麗だ。自信を持ってください
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ヴァレッタ
………痛てぇよ
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バッ
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ジェイド
………すみません
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ジェイド
(……何故いつも僕の言葉だけが届かないんだ……)
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ヴァレッタ
………、
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ジェイド
………?
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ヴァレッタ
君は…僕の素顔を知っているのに、一度も醜いと言った事がない
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ジェイド
え………?
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ヴァレッタ
口汚く罵った事もゴミを食わせた事も無理矢理足をちぎって捨てた事もない
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ジェイド
………
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ジェイド
誰が、あなたにそんな…そんな事を……、
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ヴァレッタ
思い返せば最初から……敵意なんてなかった
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ジェイド
…ありませんよ。…あなたの事が好きですから
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ヴァレッタ
……………ふふ
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ジェイド
え…何ですか?
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ヴァレッタ
なんでもない
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ジェイド
何かありますよね?
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ヴァレッタ
何でもねぇって。うぜーな、向こういけ
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───
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ジェイド
『あなた…面白いですね』
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ジェイド
『あなたは綺麗ですよ』
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ジェイド
『僕はあなたが好きですから』
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ヴァレッタ
………。
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ヴァレッタ
(馬鹿にしてるんだと思ってた。当て付けだって…皮肉だって…でも…)
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勘違いだったのかも…。悪意しかないと思い込んでいただけ…かもしれない。
だって本当に嫌な事は…された事も言われた事もない。 -
これからは少し…君の言葉を素直に受け取ってみよう。
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