強引ぐ、まいうぇい
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「シャワー…浴びてくる」
疲れきった肢体を投げ出し息を整えた後、可那子はよろりと体を起こした。
「ちょっと待て」
「やだ、ほんとに汗だくだもん!ていうかなんであんたは汗かかないの!?」
それを一八が腕を掴んで止め強く引き寄せると、可那子はそれに負けじと抵抗を見せる。
しかし一八は暴れる可那子をぎゅっと抱きしめた。
「でも暑いんだよ。お前の体、冷たくて気持ちいい」
「あたしはアイスノンじゃないっ!それに…、汚い…」
言い返してみるが、最後は声が小さくなる。
恥ずかしそうに一八の胸に顔を埋める可那子。
一八は小さく息を吐いた。
「俺は全然気にならないが…そんなに言うなら俺が洗ってやろう」
言いながら可那子を抱きしめたまま体を起こし、そのまま抱きかかえてベッドを下りる。
「え!?ちょ一八…っいいから、自分でできるから…!だからおろして…っ!」
焦る可那子を見て一八は口角を上げた。
「――却下だ。」
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