③
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可那子が一八に抱かれたのは、可那子のデビル化実験が成功したのと同時期だった。
自らの意思で初めて完全にデビル化し、体力を使い果たした可那子のもとに一八がやって来た。
「何か…用?明日でいいなら明日で…って、一八?」
問いかけながら起こしかけた体を組み伏せられた可那子はこれから自分の身に何が起こるのかすぐに理解し、違う問いを一八にぶつけた。
「いいの?この部屋ずっと見られてるよ?」
「……」
「一八?」
「もう少し抵抗すると思っていたが」
可那子の言葉に動きを止めた一八は、意外そうな表情で可那子を見下ろす。
「あたしには力だけが全て。体なんて関係ない、好きにしなよ」
「いい覚悟だ」
満足げに口角を上げ、一八はその唇を可那子のそれへと重ねた。
「ちょ、一八…っ」
しかし可那子は、一八の手が服を脱がそうとすると小さく抵抗を見せた。
ただそれは決して前言を撤回する類のものではない。
「安心しろ、俺が来る時カメラは切ってある。俺もそんな趣味はないからな」
一八もそれを理解していたため、可那子の求める答えを的確に差し出した。
そうして可那子は一八を受け入れた。
可那子が初めてだとかだから当然イくということも知らないとか、そんな事は一切気にもかけない一方的なセックスだった。
自分の性欲を身勝手に満たした後一八は、明日も訓練だ遅刻は許さんとだけ言い捨て可那子の部屋から出て行った。
とは言え一方の可那子もそれを全く気にすることもなく、その後も飽きることなく続く一八の欲求に応えただ体を差し出すのだった。
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