②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
仁が姿を消した日、可那子が目覚めたのは自室のベッドの上だった。
可那子を好きだと言った仁。
そして俺を赦すなと姿を消した仁。
信じられない記憶と信じたくない記憶が混ざり合う。
意識したことがなかっただけで、仁を好きだったかもしれない。
けれどそれならば尚のこと、仁を止められるのは自分だけだと可那子は思う。
「仁…」
可那子は拳を強く握りしめる。
「あたしが、殺す…!」
1/3ページ