⑧
夢小説設定
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「一八さん、お花見に行きませんか?」
仕事から戻りソファで寛いでいた一八に、全面ガラス張りの窓から外を眺めていた可那子が振り返り笑顔で言う。
「……」
「ダメ…ですか?」
しかし、黙って可那子を見つめる一八を見て申し訳なさそうな表情になる。
「いや、たまにはいいだろう。週末には休みが取れる」
「ありがとうございます!じゃあ皆さんにも声かけておきますね!」
思っていたよりも快い返事に顔をぱっとほころばせて可那子が言うと、一八は途端に怪訝そうな顔になる。
「…待て。皆とは誰のことだ」
「黒服やSPの皆さんですけど…」
「何故奴等もなんだ」
「ダメ…ですか?」
「……」
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