④
夢小説設定
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「傷はもう…大丈夫なんですか?」
問いかけられ、一八は動きを止めた。
「生活に支障はない」
「え…」
短く答えると、可那子は焦りの色をその顔に浮かべる。
「なんだ」
「まだ完治してないならあまり無茶しないでください、今さら、ですけど…」
一八を見上げ、可那子はその逞しい胸にそっと手を当てた。
可那子の言いたいことを察した一八は、ふんと鼻で笑う。
「こんなもの無茶に含まれん。お前を抱くくらい造作もない」
「や、一八さ、ん…っ」
言いながら可那子の体を開く一八。
「ああ…っ!」
気遣いは無用とばかりにその屹立を突き立てる。
間髪入れずに抽挿を始める一八に、可那子はあっという間に昂められていく。
「や、あ…、あぁ!一八さ、一八さん…っ」
眉根を寄せ、切なげに可那子は啼く。
いやいやと首を振りながら体をびくりと震わせた可那子を見下ろし、根元まで挿入したまま一八は動きを止めた。
「言ったろう、手加減してやってると」
「っ、もう…」
恥ずかしそうに、可那子は手で隠しながらその顔をそらす。
一八は勝ち誇ったように笑った。
「悔しかったら、俺に参ったと言わせてみろ」
顔を隠していた手を掴まれシーツに貼り付けられた可那子は、何か文句を言いたげに口を開いた後…どこか拗ねたように呟いた。
「悔しくなんか、ないです…っ!」
それを聞いた一八はゆっくりと口角を上げた。
そしてその後も、手加減はしながらも容赦なく可那子を抱き続ける。
刺激された加虐心が、静まるまで。
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