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目覚めた時、陽はずいぶん高く昇っていた。
総ガラス張りの窓から空を見上げた後ゆっくり首を巡らすと、ソファにゆったりと座り新聞を読む一八の姿があった。
昨夜の激しさなど微塵も感じさせない優雅さは、さすがと言うべきか。
可那子は小さく笑んだ。
体はいつもの如く簡単には動きそうにない。
しかし今日はもう少し、この幸せな気怠さに浸っていようと――そっと目を閉じた。
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