ここにいることの意味
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「あ…は、んぅ…っ、一角っ…一角ぅ…っ!」
「ちょ、待て可那子、んな締め付けんなって…」
声を上げながら自身をきつく締めつける可那子を、一角は苦しげな声で制した。
「だって…気持ち、いいの…!」
しかし可那子の締めつけは緩まない。
一角の中を、熱いものがせり上がってくる。
「…!悪い、もう出すぜ…」
「いいよ、一角…あたしも、イきそ…」
「く、ぅ…っ!」
「あ、一角…んぁ、は…あぁ…っ!」
可那子がさらに締めつけを強くし達するのと同時に、その中に一角が欲望を吐き出した。
「やっぱ、あんたが一番気持ち良かったよ」
荒い息を整えながら、可那子は隣に横になった一角の胸に乗り上げるようにして言った。
「な…っ、てめ、他の男ともヤってたのか」
「あったり前でしょ、何年ぶりの再会だと思ってんの」
一角の驚いた様子に悪びれもせず可那子は答え、
「一角があたしだけのもんになってくれるなら、もう他の男とは寝ないけどね」
にっこりと笑みを浮かべる。
「……」
一角は小さくため息をつき、可那子を見つめた。
「なに?」
「…いや、何でもねぇ」
が、可那子に見つめ返され、一角はごろりと向きを変えて可那子に背を向けた。
「何よ、気になるじゃないの」
可那子が抗議の声を上げると、
「もう、10年も前になるのか」
一角は可那子と出会った時のことを思い出しながら、ぽつりと言った。
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