デザートは別腹
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Side 修兵
「あ…待って、修兵…」
「…待たねぇ」
「でも…外、もう明るいよ…?修兵、今日非番じゃ、…っ!」
「いいから。んなこと気にすんなって」
しっとり汗ばんだ体を反転させ、可那子は俺から逃げようともがいた。
その伸ばした腕を捕まえて、白い背中にキスを落とす。
「あっ…や…」
「まだ逃がさねぇ」
毎日の隊務と修行のおかげで、体力には自信がある。
さすがに可那子はバテ気味っぽいけどな。
「可那子…こっち向けよ」
だけど耳もとで甘く囁くと、可那子は逃げるのをあきらめもう一度体を反転させた。
「最近休み無しなのに…疲れてないの?」
可那子が、俺の頬に細い指を這わせて聞いてくる。
その指を絡めとり、
「全然平気。つーかデザートは別腹だからな」
笑顔で言ってキスをする。
「意味分かんないし…」
くすくす笑いながら、可那子もそれに応えてくれた。
唇を重ね、舌を絡める。
深いキスを交わしたまま俺は、可那子の中に自身を埋めた。
「ん、あ…あぁ、…っ」
抽挿を繰り返すと、可那子の体もまた少しずつ熱を帯びてくる。
ずっと、ずっと…この熱を感じていたい…。
「好きだぜ、可那子…愛してる…」
普段はあまり言わない言葉も、自然に口をついて出る。
可那子の体がそれに反応し…
「あっ…やだ、修兵…あたし、また…っ」
俺の首に回した腕に力がこめられた。
「いいぜ…イけよ、可那子…何度でも…な」
言いながら、可那子の耳をかむ。
「あ、修兵…っあ、あぁ…っ!」
可那子が俺自身を強く締めつけたかと思うと、ふと力が抜け…可那子は気を失っていた。
愛しい…愛しい、可那子。
俺は心地よい疲れを感じながら、可那子を強く抱きしめた…。
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