デザートは別腹
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
Side 可那子
「あ…待って、修兵…」
「…待たねぇ」
「でも…外、もう明るいよ…?修兵、今日非番じゃ、…っ!」
「いいから。んなこと気にすんなって」
汗ばんだ体を反転させて、修兵から逃げようとのばした腕を掴まれ、背中にキスをされる。
「あっ…や…」
「まだ逃がさねぇ」
さすがに鍛えてるだけあって、体力あるのね…。
あたしがバテても、修兵は全然元気。
「可那子…こっち向けよ」
修兵が耳もとで甘く囁く。
逃げるのをあきらめ、あたしはもう一度体を反転させた。
「最近休み無しなのに…疲れてないの?」
「全然平気。つーかデザートは別腹だからな」
にっこり笑顔で言う修兵がキスを求めてくる。
「意味分かんないし…」
くすくす笑いながら、あたしはそれに応えた。
唇を重ね、舌を絡める。
修兵のキスを受け入れると、疲れていても体は反応してしまう。
深いキスを交わしたまま、修兵があたしの中に入ってきた。
「ん、あ…あぁ、…っ」
律動する修兵の熱が伝わって、あたしの体もまた熱く潤う。
「好きだぜ、可那子…愛してる…」
修兵が囁いた。
修兵は、愛してるってめったに言わない。
ぞくりとした快感が背中を走る。
「あっ…やだ、修兵…あたし、また…っ」
あたしは修兵にしがみついた。
「いいぜ…イけよ、可那子…何度でも…な」
修兵は言いながらあたしの耳をかむ。
「あ、修兵…っあ、あぁ…っ!」
あたしは、この日もう何度目か分からない絶頂を迎え…そのまま意識を手放した…。
1/2ページ