最低な女
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可那子はそのまま姿を消した。
…捜さねえ。
これがあいつの出した結論だから。
心のどこかでたぶん分かってて、それでも俺は可那子を抱き…だから可那子は俺に抱かれた。
流れる年月の中で、そのうち皆可那子の存在を忘れていくだろう。
だけど俺だけはきっと忘れることはできねえんだろうなと…
頬を伝う涙を、苦笑いでごまかした。
(14,11,5)
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