恋ってそんなに悪くない
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「お前が俺を好きだと言う確率…100%」
「…あんたがあたしを好きじゃないと言う確率…100%」
「…正解だ。すまないな」
半年前、2年の冬…あたしはこうして柳にフられた。
だけど変わらない、テニス部選手とマネージャーという関係。
柳はもちろん、あたしもそんなことはおくびにも出さず日々部活に参加していた。
そして進級した3年の、季節はもうすぐ夏というある日。
その日は随分暑い日で、あたしはいつもより多めにドリンクを用意した。
「…ふう」
その後、中庭にある水場でひと息つく。
自分もちゃんと水分を摂らなくちゃ、と思った時だった。
視界が歪んで、目の前が暗くなる。
「…やば」
幸村に怒られちゃう…なんて思いながら、あたしの意識は――
そこで、途切れた。
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