三島一八
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「お前、なかなかやるな」
「なにそれ、嫌味?」
「何故そうなる」
「こんだけやって汗ひとつかかないくせに」
「それは当然だ、鍛え方が違う」
「むう」
「しかし本当に、久しぶりにいい組手だった」
「やった!褒められた」
「まだまだ精進が必要だけどな」
「むう」
「それよりほら、手」
「…ん、ありがと」
「ちゃんと汗拭け、体冷やすなよ」
「……」
「なんだ」
「…一八って、たまに優しい」
「お前にはいつだって優しいだろ?」
「どの口が言うかな!てかその笑顔がもう、…っん、」
「この口だ。俺の顔がなんだって?」
「…胡散臭い。やっぱちょっと悪い顔の方が一八らしくて好き」
「……」
「一八?」
「もうひと汗かくか」
「え!?ちょ、一八なにを…っ」
「落とされたくなかったらじっとしてろ」
「って、どこ連れてくつもり!?」
「決まってるだろ、ベッドだ」
「やだやだやだ、汗かいてるからやだっ!!」
「関係ない」
「関係なくないっ!シャワー浴びてからじゃなきゃやだっ!!」
「必要ない。他に言い残すことは」
「…一八、まだ汗かいてないじゃん…」
「はは、そうだったな。それじゃま、いい汗かかせてもらおうか」
「――…っ、手加減、してよね…」
「その申請も、却下だ」
「いや、でもやっぱシャワー…」
「却下だ。」
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