大好物より好きなもの
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「ブーン太。お見舞いに来たよー」
「おお、舞×葵ー」
「大丈夫?やっぱうつっちゃったじゃん、あんなことするから…」
「はは、面目ない。けどまぁもう平気。熱ほとんど下がったしな」
学校帰りに寄ったブン太の部屋。
こないだ熱を出したあたしをお見舞いしてくれたブン太が熱を出したっていうから、今度はあたしがお見舞いに来た。
原因はまぁ…そういうことで。
「じゃあ、はいこれ。食べればもっと元気出るよ」
あたしは手に持ってた箱を差し出した。
中身はもちろん、ブン太の大好物。
「お、サンキュ」
嬉しそうに受け取ってくれたブン太だったけど、それはそのままベッドの脇のテーブルに置かれた。
「ブン太?」
「それよか、今は別のもんが食いたい」
そう言ってブン太はあたしの腕を掴んだ。
「ちょ…ブン太っ」
ぐいっと手を引かれ、布団に引きずり込まれる。
「いや、か?」
そのままあたしを組み敷いたブン太は、熱っぽい目であたしを見下ろす。
本当に熱のせいなのかもしれないけど…あたしはその目に、欲情してしまった。
「体は平気?具合悪くない?」
頬に触れて訊いたら、
「全然平気。つーか、お前抱かねぇともっと具合悪くなる」
なんて、そんなこと言われたらあたしだって我慢できないよ。
「舞×葵は?俺としたくねぇ?」
あたしはブン太の首に腕を回し、きゅっと抱きしめて呟く。
「したい…」
「だろぃ?」
「あ、やんっ」
満足げに言ったブン太は、あたしを抱きしめ返しながら首すじに舌を這わせた。
そのまま滑るように耳を舐められ耳たぶを噛まれると、背中にぞくりと快感が走る。
「は…っ、んぅ…」
息を吐こうとした唇を塞がれ、ブン太の熱い舌に口内を犯される。
同時に服の裾から滑り込んできた手に胸を揉まれ、先端を摘まれた。
「んぅ、ん…っ」
塞がれた唇の端から声が漏れ、そしてようやく唇が解放される。
ブン太はあたしの服をブラごとたくし上げ、露わになったそこに唇を寄せた。
焦らすように周りから順に口づけられ…
「あぁんっ!」
突然先端を弾かれてあたしは声を上げた。
そのままそこを舐め転がし時に甘噛みしながら、ブン太の手はあたしのスカートの中に入り込みショーツを脱がす。
外気に触れたそこがひくりと収縮した。
「ブン、太…」
触れて欲しくて名前を呼ぶあたしを嬉しそうに見ながら、ブン太はその指先であたしの中心に触れた。
「あ…っ!」
体がびくんと震える。
「舞×葵のここ、ぐちゃぐちゃ」
「言わない、で…っ」
耳もとで囁かれ、更に体が熱くなる。
「ガマンできね…も、挿れていいか…?」
触れなくても分かるくらいに愛液が溢れるそこをかき回しながら、ブン太が苦しげに言う。
「うん…きてブン太、早く…っ」
あたしもブン太が欲しくてたまらなくて、両腕を伸ばした。
身を屈めたブン太の首に腕を回すと同時に、ブン太があたしの中に入ってくる。
「ん、あぁ…っ!」
痺れるような快感があたしを襲い、
「やべぇ、舞×葵んナカ超きもちいい…、溶けそ…」
吐息混じりのブン太の声が更にあたしを煽る。
狭い中を押し広げるように最奥まで入ってきたブン太は深く浅く、時には子宮口を抉るように激しく律動した。
「あ!やぁ…あっ、んん…っ!」
あたしはそれに翻弄されながら、ブン太を強く抱きしめ声を上げた。
そして昂まる快感に支配されたあたしの体は、限界に近付いていく。
「あ…っブン太、や…、あたしもう、いっちゃう…!」
「っ俺、も…!一緒にイこ、舞×葵…っ!」
苦しげに言ったブン太の動きが早速くなる。
「や…っあ、ブン太っぁ、あぁ…っ!」
「――…っ!」
あたしの中のブン太が脈打つのに合わせて、体がびくびくと震える。
「サイコー…」
呟いたブン太が、あたしをぎゅっと抱きしめた。
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