峯義孝③
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「Trick or Treat!」
普段は決してしないような、少々ゴスロリちっくな魔女っ子の仮装をして峯さんをお出迎え。
けれど峯さんてば驚きもせずに、手に持っていたキャンディーの詰まったかごを差し出した。
「Happy Halloween」
そう言ってあたしの額にキスを落とす。
「…むう」
こんな展開になるのは想像にかたくなかったけど、それでもなんだか面白くない。
でも峯さんにはあたしのこんな反応もお見通しだったみたいで、ふっと笑うとからかうような口調で言った。
「では俺からも…Trick or Treat?」
「えっ」
言うことばっかり考えてて言われるなんて思ってもいなかったから、あたしはしどろもどろに返した。
「これは子供が、悪霊退治のために…っ」
「いつもは子供扱いすると怒るのに?」
「…っ、」
するとくすくすと笑いながら返されて、言葉に詰まってしまう。
そのまま伸ばされた腕に捕まえられて、耳もとで囁かれた。
「さあ、どんないたずらをされたいですか…?」
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