私の気持ち
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セレナにて
「なぁ~ももちゃん~~ええやろ~?」
『ダメですっ、こちとら毎日忙しいんですから!!』
「いけず~~~~!!」
真島が恋心を抱いているセレナの看板娘のももに今日も迫っていた。
『もぉ…何飲みます?』
「むーーー!!」
『…早く注文下さい(黒笑)』
「う…なら、カクテルでええわ。」
『はーい。』
いつも真島が頼んでいるものを作って、テーブルへ出す。
『どうぞ~。』
「ん、いつも美味いの~。」
『ありがとうございます!』
すると、ドアが開いて伊達が買い物袋を提げて帰ってきた。
『あっ、伊達さん!すみません、買い物でしたら私が行ったのに…。』
「いや、いい。店番ありがとう。真島も来てたんだな。」
『はいっ。』
「伊達ちゃん、前より老けたか?ククッ。」
「うるせぇ。」
「おーこわいのー。」
「お、そうだ、もも、俺そろそろ上がるな。店を任せても良いか?」
『はい!!お任せあれ!!』
「ん、頼んだぞ。」
『お疲れ様でした☆』
ここで真島にチャンスが到来したのだ。
「…。」
『真島さん…?』
机に突っ伏しているのを見て、声をかける。
すると、寝息が聞こえてきた。
『え、寝てる!?』
ほんのりと頬が赤く染まっていた。
『もぉ…しょうがないなぁ。』
毛布をかけてあげて、グラスをさげる。
そして、向かい合うようにして座り、寝顔を見つめる。
『…好き…。』
優しく閉じた瞼に触れながら囁く。
ピクっと体が動いた。
『わっ、もぉ…びっくりした。』
「…ももチャン。」
ゆっくりと体を起こしてボーッとした目でこちらを見つめてくる。
『へっ…??』
バタンっ、また再び机にふせったのだ。
隣の椅子に座って寝顔を眺める。
『…子供みたいね。クスッ。』
すると、突然に唇が重なった。
『んむっ!?』
少しだけ油断したせいか、舌が割り込んできたのだ。
『んんっ…。』
「さっきの言葉…ほんまか…?」
『へっ…??』
「聞いてた。」
『あ、あれはっ!!』
「…嘘は嫌いなんやけど。」
『うっ…えっと…。』
「俺は、マジで好きなんや。」
真剣な言葉。
それが耳に入ると共に鼓動が早まる。
『えっ…っと…。』
「ほんまに、好きでしょーもないわ、この間秋山に口説かれてたとこ見たんやけど、しんどかったわ。」
『真島さん…。』
「ももチャン…。好きや。」
さっきとは打って変わった表情だ。
「…。」
『わっ!!!』
身体を持ち上げられたかと思うと、ソファに寝かせられる。
「もう、無理や。」
『っ…。あ、あのちょっと待ってください!』
一回離れて店の看板を入れ替え、電気を消してきた。
『真島さん…。ごめんなさい、私も、好きです。』
顔を見ずに言葉を放ち、ソファに座る真島に抱きつく。
「めっちゃ嬉しいわ。やっと叶ったわ。」
そして、優しく唇が重なり、濃厚に舌が絡み合う。
『んふっ…。』
途中で息苦しくなると、唇が離れて銀の糸が引く。
首筋から温かいものがつたい、鎖骨から下へ。
胸を弄られると、甘い吐息が漏れ出す。
『んっ、あっ…。』
「胸、感じやすいんか…?」
『ち、ちがっ…ひゃんっ!!』
胸の硬くなったものを強く吸い上げられれば体がビクンッと跳ねた。
「かわええな…。」
するっと、下の自分でも分かるくらい濡れている秘部へと細い指が入ってきた。
『んんっ!!』
「こんなに濡らして…、いっぱい感じてくれとるんやな…。嬉しいわ…。」
ぐっと中に入れられて、激しい水音を出しながら指で弄られる。
『あっ、あぁっ、だめっ!!』
「いってもええんやで?」
『あっ、くっ…。』
今までで感じたことのないものが一気に込み上げてきて、頭が真っ白になった。
「こっちも我慢できんわ…。入れてもええか?」
『ま、じま、さん…っ。』
うるみを秘めた瞳で見つめて懇願する。
「あー…もう、無理や…。今更やめては無しやでっ…。」
ぐんっと思い切り突かれて、一層快楽の波が押し寄せてくる。
『ひゃぅっ!!あんっ!!!』
「くっ…きっついな…。ほんまにかわええわ…。」
律動が早くなり、一気に突き上げられたかと思うと、意識が飛んだ。
「ももチャン…好きやで…。」
意識を落とす前にその言葉が入ってきた。
情事後
『ん…??』
目を覚ますと、上着がかけられていた。
「お、目覚ましたか?」
そこには上裸でタバコを吸っていた真島が。
『あ、真島さん…。えと…。』
「昨日のももチャン、すごーく艶やかやったわ。ニシシ。」
『!?//////』
一気に顔に熱が集まるのを感じて、両頬を手で触る。
「でも…。」
『へっ…?』
近づいてきて抱きしめて一言。
「やっと想いが通じてめっちゃ嬉しいわ。ありがとな…。」
『っ…。』
「ほんまに大好きや…。」
『私もっ…大好きですっ!!!』
「…もう一回やろか?」
『へっ!?////』
否定できないまま唇を塞がれて、甘い時間へと誘われることとなったのだ。
そして、腰が立たなくなって営業に支障が出てしまったのはいうまでもない。
end
→あとがき。
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