03:「して」
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デートの最中に秋山さんのお店のキャストさんが話しかけてきたことで、大吾さんがキャバクラに行っていたことが発覚した。
真島さんに無理やり連れて行かれただけなのは信じられるし、だから当然悪気があったわけじゃないのも分かってる。
だけどやっぱりなんだか悔しいから、少しだけ意地悪してみることにした。
「して」
「…?」
「…ここでキスして。そしたら許してあげる」
ここ――劇場前広場。
大吾さんの照れて困る顔が少し見れたらそれで良かったのに…
…ほんとにキスされて、恥ずかしくて顔から火が出そう。
「なんだよ、言い出しっぺのくせに…そんな顔見せられたら我慢できなくなんだろ」
そんなことを言われながら上向かされて、もう一度、キスされた。
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