02:「…チョコ味」
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「なぁ大吾、嬢ちゃんとはヤることヤったんか?」
「な…っ、真島さんには関係ないでしょう!」
突然の問いにガキみたいに動揺する俺を見て、真島さんは呆れたようにため息を吐いた。
「なんやまだなんか、せやかてチューくらいしたんやろ?」
そう言われて思い出す。
初デートの日、映画に出てきたパフェが美味しそうだったと言うのでアルプスに行った。
そこで緊急幹部会の呼び出しを受け、気にしないでと笑ってくれる彼女に悪いなと謝ってキスをしたことを。
「…チョコ味」
思わず独り言ち、笑みがこぼれた。
「なんやそれ、ファーストキッスはレモンの味やないんか」
「いえ、チョコレートパフェの味です」
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