13:イタズラしたくなって
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今日はなんとなくそんな気分だった。
隣で眠る可那子にイタズラしたい、そんな気分。
そこで品田は風俗ライターをしていた頃に女の子にもらったおもちゃの手錠を、ベッドの枕もとの柵に通しつつ可那子の手首にかけた。
昨夜の情事後そのままの格好で眠る体は、何も身に付けていない。
「うわー…、めちゃくちゃエロい…」
胸から腰、太もものラインをなぞりながら呟いた時小さく声をもらした可那子が目を覚まし、
「え!?ちょ…っ、辰雄!?」
直後、自分の体の異変に気付き声を上げる。
そんな可那子を見て品田は楽しげに笑い、
「どう?拘束プレイ。ちょっと興奮しない?」
そう言ってその太ももをなでた。
「や…っ興奮なんてしない、これ外してよ…!」
可那子が恥ずかしそうに抵抗するが、しかし品田はいたずらっぽい笑みを湛えたまま
「でも、乳首こんなんなってるよ?」
言いながら可那子の胸の頂を指先で優しく弾いた。
「やんっ!!」
「かわいいなー、可那子ちゃん…」
それだけでびくんと体を跳ねさせる敏感な部分を、品田は楽しそうに指先で捏ね回す。
「…っ、ふ、あ…んん…っ!」
可那子は自分でもいつもより感じているのが分かっていた。
しかし翻弄されっぱなしの自分が悔しくて、せめてもの抵抗として声を抑えたいのにそれもできず、泣きそうになる。
「…っ、やべマジで抑えらんなくなってきた…」
そんな可那子の心を知ってか知らずか、そう呟いた品田は可那子の太ももをなでながらその脚を開いた。
「あは、まだ触ってないのに大洪水」
濡れそぼったそことシーツのシミを見た品田の言葉に、やだぁ、と小さく呟いた可那子の瞳には恥ずかしすぎて涙が滲んだ。
「ごめんね、ちょっといじめすぎたかな」
それに気付き可那子の目尻に口づけた品田だったが、しかしその後耳もとに苦しげに訴えた。
「でももう限界、…挿れていい…?」
小さくこくんと頷いた可那子の中心に、品田ははち切れんばかりに硬度を持った塊をひと息に突き入れた。
「ああぁ――…っ!!」
浮き上がった腰を掴み、間髪入れず律動する品田。
「あ、あ…っ、ん、あぁっ、…っ!」
この時可那子は、与えられる強い快感に翻弄されつつ制限された動きにもどかしさも感じていた。
「お願、これ外して…や、あ…っ、私も、抱きしめたい…っ」
切なげに訴えかけられ品田が素直に手錠を外すと、その腕で可那子は目の前の体を抱きしめた。
「たつ、お…っ、もっと、もっと奥まできて…っ!」
品田の腰に脚を巻きつけ、中はきゅうきゅうと品田自身を締めつける。
煽られる射精感をこらえながら品田は、たまにはこんなイタズラもありかもね…と、痺れた頭の隅で思っていた。
イタズラしたくなって
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