夢小説的な台詞で20題
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駅ビルの帰り。
エレベーターの中──ふたりきり。
扉が閉まった瞬間、なまえの腕をぐっと掴んだのは、啓介だった。
「ちょ、えっ、な、なに、啓にいっ」
「…おまえ、今日さ──」
その低い声は、明らかに“スイッチ”入ってる。
「ショーウィンドウの前で、男に話しかけられてたろ」
「え…?あ、あれ、販売員さんで…!」
「笑ってた」
「…へ?」
「おまえが笑ってた。オレ以外の男に」
「ちょっ…ちょっと、それはさすがに嫉妬しすぎじゃ…」
そのとき。
「目、つむれ」
「…え?」
「いいから。目、つむれ」
「…っ、ちょっ──」
「…はやく」
なまえが息をのむ。
でもその声が、あまりにも本気で、甘くて、拒めなくて──
そっと目を閉じた、その瞬間。
「……んっ、啓にい──!?」
唇が重なる。
深く、舌を絡められて、押し寄せる熱に、くらりと足がふらつく。
密室。無音。ふたりきり。
やわらかい舌先が触れるたび、なまえの背中にゾクッと電流が走る。
「…わかったか?」
「な、なにが…」
「オレ以外に、そんな顔見せんなよ。おまえの笑顔も、目も、くちびるも──全部オレのもんなんだから」
「…っ、そんな言い方、ずる、ぃ…」
「おう、ずるいオトコで結構」
そう言って、耳元で囁く。
「なぁ…ここが家だったら、もうちょっと“ちゃんと分からせる”のに、な」
「…っや、そ、それは…っ」
直後、扉が開く。
いつもの日常に戻る、ほんの一歩手前。
でも、心臓はまだ高鳴ってて、身体の奥が、さっきのキスの余韻で熱い。
「…なまえ、顔赤い」
「…っ、うるさい、ばか…っ」
(4.「いいから。目、つむれ」)
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