気ままにぶろぐ

特別な日

2024/09/09 18:53
皆様、平素より弊サイトを閲覧くださり心より感謝申し上げます。
読者登録およびスキボタンや感想等とても励みになっております。
引き続き、執筆活動を続けて参ります。

-----

9/9、本日誕生日を迎えたため一つの節目かと思いブログを投稿させていただいた次第です。
確か、去年のこの時期といえば、「きみのけものより、愛を込めて」を書いてましたね。
原作軸のいろんなパターンから特殊設定を足したもの、犬猫、現パロ、などなどテメヒカの可能性は広く大きいと思ってます。
自分の「見たい」という気持ちに従って書き続けていきたいですし、それが皆さんの琴線に触れたら嬉しいなと思います。
以前よりも緩やかなペースではございますが、現在、テメヒカの長編を書いています。(現在5万字程度)……WEB版は必ず公開致しますので気長にお待ちいただければと思います。 あ、もちろん成人向け要素は含みます。
*探偵と黒猫(仮)は一旦お休みとさせていただいております。
*通例ですが長編小説の特定の部分は読者様限定公開とさせていただきます。
*現時点で頒布するかどうかは未定です。
*前半・後半に分けています。前半はテメさんとこちらが独自で考えたキャラ達との関わりを描いています。全てお読みいただけたほうが全体の説得力が増しますが、後半のテメヒカ要素のみお求めの方向けに工夫するつもりです。

また、体調の方ですが明日から復帰いたします。時間は以前と比較しても長くかかってしまいましたが、ようやくある程度歩き回れる程度への回復に至れたかと思います……(多分)。自律神経なので中々治りが遅いため、完全に治るにはまだ数ヶ月かかるかと思います。
体調を気遣いお言葉をくださった方へ、ありがとうございました。また、ご心配をおかけしました。

ただの雑談というのもあれなので読んだ本でも記しておきます。
もっぱら支部で読んでいることもあり少ないですね……また、相性もあって途中で読むのをやめた本も何冊かありますがそれらは記載していません。

・忘却城 1
ファンタジー×ミステリーという中々斬新な作品。
聡明な家庭教師が突然拉致されて、国一番のお偉いさんに今度の大きな祭りで大事件が起きる予感がするから推理して食い止めてくれんかと言われてお助け役の少年と共に場に居合わせた関係のある人物5人を探し出してなんとかする話(ざっくりすぎ)
二つ程度の視点が交わり合って一つに収束していくが、メインは教師を務める青年・儒艮や彼と行動を共にする金魚小僧の話だと思う。
ミステリー面やファンタジー特有の「死者を甦らせることができる」という世界観の作り込みも良かったが文章そのものが好みな部類で、短い地の文で深い心理描写や修辞をあしらえているのが読んでいて心地がとても良かった。
続編も読みたいと思っていましたが個人的に断念。

・竜の医師団 1
ファンタジー世界で竜の医師団が奮闘する話。
竜と共に生き、龍を崇拝する世界では、彼がくしゃみをするだけで自然災害レベルになるので医師団の存在が超重要。
作者さんが医療関係者であるため竜の症状にも説得力を持たせてきます。
キャラクターも個性的で飽きさせない作りになっていますね。
また、主人公がヤポネ人(無知無学の理由で迫害されている種族)のリョウという少年で、中々価値観や物の見方が独特です。(竜を重んじながらも共感性を持って関わるという良さもありますが)語り口調もやや癖が強めかなと思います。それでも文章が滑らかなので読みにくいということはないですね。特に冒頭の色鮮やかな情景が浮かぶような文章運びには舌を巻きます。
彼の相棒的存在の家柄が特殊な美形の少年レオニートに関しては次巻から掘り下げられる終わり方でした。

・夜市
前半は決まった人間と決まった時期や時間にしか訪れることのできない謎に包まれた夜の市場に関して描かれた「夜市」
後半は不思議な古道に迷い込んだ少年達が、外に出るためにある青年とともに道を行く「風の吹く古道」
二本立てです。
ホラー小説とあるが幽霊だとか妖怪が出てくるようなそういうホラーの要素はほとんど無い。
けれど見方を変えれば生きることに対する厳しさを「恐ろしさ」と捉えることはできるかもしれない。
読む手が止まらないファンタジーチックな要素も足したような驚きの展開の数々に加え、伏線回収が巧みです。読了後に寂しいような、けれどどこか希望を感じさせる余韻があります。
前半はネタバレになってしまうので詳しくは伏せますが序盤に夜市に入り込んだ彼と、とある人物が明かす真実の対比が印象深かったです。望んだものを手に入れたからといって望んだ人生にはなるとは限らない、ということですかね。逆に奪われた側はその分強く抗って生きていくというのも、非常に考えさせられます。
生きることは選択の繰り返しであり、その選択に常に強い決断があるわけでも迷いがないわけでもないけれど、それでもその道を歩んでゆくしかない。人の道は交わることもあれば違えることもある。「これは成長の物語ではない」という一文に如何程の意味があるのか……。

再読中
・ツインスター・サイクロン・ランナウェイ1〜3
以前紹介した作品ですがここ一年くらいで一番気に入ってるのでまだ読んでます。百合は左右が気になってしまって中々読めていない身なのですが「ああこの二人ならどっちがタチネコとか関係ないし、どんな展開でも読み進めたいなあ」と思わせる作品です。


改めまして、今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。
気が向いた時、ふと読みたいものがあった時、好きな時にお越しくださいませ。

スキ

コメント

匿名ユーザーからのコメントを受け付けていません。