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ずっと大すき、ダクロしゃま

「デイタ~!!」

「ジェ、ジェーン…!いででで!!」

「ジェーンさん!相変わらずのパワフルなハグですぜい!」

あれから二人はデイタ達のいる何でも屋カラムに訪れた。
毎度お馴染みのパワフル抱擁で挨拶をするジェーン。
悲鳴を上げるデイタにキラキラした目で見守るラッスター。

「…なるほどな。それは会わしてやりてぇな」

「その子供の両親の手がかりはあるのか?」

女の子の話を聞いてうるっときているデイタに冷静な質問をするカヌヤ。
ジェーンは首を横に振る。

「…確か前に植樹をした砂漠地帯がその子供を拾った所だな。」

「そうですわ…そこでどれ程暑さに耐えれるか実験されていたようですわ…」

「…そんな非道な実験はラグースが関係しているだろうな」

「ラグースがですかい?今はもう非道なことはしていないんじゃ…」

「あんなに大きな組織なんだ。中には言うことを聞かない奴も沢山いるだろう」

「そんな…」

「…ダータウンを担当しているのはスティルだったな。
ソイツなら何か知っているだろ」

「おれ用事思い出したから帰るってんだ」

「ダクロ様…スティルに会いたくないからって笑えない冗談はよしてくださいですわ」

帰ろうとするダクロにダクロの腕を掴んで阻止するジェーン。
デイタ達は呆れ気味にそのやり取りを見ている。
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