オリジンズプレイ日記

5章 ~夏口編(超長い)

2025/02/08 05:44
 
甘寧投降まで。
ネタバレもスクショも多いですし、夏口からは凌統強火担すぎて少し荒れた言葉が出るかもしれません。苦手な方はここの存在を忘れてください。
なお、腐語りは色々別にしようと思うので今回はあくまでストーリー上感じたこと、およびゲームのシステム等についてをメインに語り散らしています。



孫権がトップとなってから始まる5章。私的にはいよいよここからなんだけどオリジンズは最終章っていう。DLC全部買うから続編よろしくお願いいたします……。また特殊衣装もやってくれませんか……


廬江の連中が反乱とのことで、さっそく決断を迫られる孫権。一旦は判断の全てを周瑜に委任します。そんな控え目な姿をじっと見る黄蓋。今回細かい伏線張りまくりですよね。目が離せない。

疲れていそうな周瑜だけど、本人は全く苦ではないそうで、「仕事は山積みだけど悩める君主を支えることが、苦労なわけない」「孫策のような勇猛さはないが、聡明で果断だ」と評価します。周瑜は三代に渡って仕えつつ、それぞれの良さを理解した上で寄り添い、頭脳を捧げているわけです。素敵すぎ。

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この一途な信頼、孫権本人としては嬉しくもあり、プレッシャーでもあるのかな

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張公きた!このグラはやっぱり作ってるか。じゃあモブの中にもグラ付きはあるということなのね…(朱治とか蒋欽とかも)偏屈感あるお顔立ち。
権ちゃんを大声でこき下ろす張公に対し、魯粛、程普、黄蓋で反論します。特に程公、とても素敵なフォローでした。年配の方にこれだけ信頼される孫権はすごい。素直に若者を主として受け入れられる皆ももちろんすごいです。

尚香ちゃんは自分のあり方として孫堅や孫策と同じように堂々と立つことを選びます。
消沈する孫権の元にはしぎーさんが来てくれました!

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孫権は君主でありながら、自身の欠点を包み隠さず露呈し、その上で孫策を敬っている。そんな孫権に対し、太史慈は己の部下にも色んなタイプがいて、それぞれの働きをしていることを例示しつつ、「どう足掻こうと、孫権殿は孫策殿にはなれんのです。ならば孫権殿のやり方で、力と器を示せばよい」とはっきり告げる。

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この台詞、感動しました。太史慈は孫策とのエピが(本来)濃いので孫権に対してどういう気持ちでいるのかなと思うナンバーもあった訳ですが、今作は孫策と孫権は異なる人間であることを前提に仕えているのが分かってとっても嬉しい。孫堅の息子だから、孫策の弟だから、ではなく孫仲謀に仕えたいという人が多く居ること、権ちゃんにも伝わったのでは。

そういえば私、多分序盤にフラグ落としてるみたいで太史慈が「知己」なんですよ。マジでやっちまった案件。多分孫策との絡みは太史慈の絆にあるんじゃないかなと推測。ifルートの時に見れると良いな……

廬江平定戦。戦の中で周瑜は孫策なら一人で行っちゃうだろうけど、孫権は他者に謀った上で慎重な判断を下している、として孫権と孫策の違いを実感する。

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吹っ切れた孫権様。この人の強いところは自分の欠点を全て晒した上で、力を貸してくれと言えるところ。適材適所見極めも上手なので頼る人やタイミングが上手いんだろうなと思う。
自分のここがダメで……なんて、偉くなればなるほど言いづらいはずなのに、恥ずかしいとか情けないとかそういう感情引っくるめて皆に知ってもらい、上に立つという覚悟が本当にすごいと思います。

「道を切り拓くのは、一人の英雄の力ではない。孫呉の地に生きる皆の力を結集し……その大いなる力をもって、新たな未来を切り拓く」
痺れる。一生ついていきます。


次にどうする? という話題でついに黄祖討伐が打診され……

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凌操パパだ!!!

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なにそのお顔ひよっこ感すごい!!!! あひる口!
会話の中で「何より、親の仇を取るってのは大義になります」と凌統が言ってた。こう考えてる人が仇討ちする立場になり、さらに封じられるというのはきつい……

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魯粛にも褒められてなんかちょっと嬉しそう。
今回魯粛殿と凌統の絡みがあるの嬉しい~。正確には、凌統は他キャラとの絡みがとても少ない方なので、今回思っていたよりあって嬉しくなりました。

褒められて喜んでいたら操パパに「調子に乗りすぎるなよ」と言われ「もう子供じゃないんですから」と返す公績くん。親子の会話素敵すぎるありがとうございますありがとうございます……!


さて、黄祖討伐のメンバーにはなんと古参を置いていくという孫権(他ナンバリングのことを忘れた……そうでしたっけ)
普通ならば「俺たちが仕えた孫堅殿の仇!! 自ら討たせてください!」と言い出しそうなものですが、程普や韓当、黄蓋は防衛を受け入れます。古参は本当に大人だよ……
韓当殿は「むしろ俺たちを信頼してくださってのことでしょう? 地味だから嫌とは言えませんなあ」とにっこり快諾。自分のアイデンティティーである「地味さ」を上手く入れた韓当の台詞郡、好きすぎ。

戦闘前には周瑜がわざわざ紫鸞くんに「荊州の豪傑を迎えたらしい。甘寧とかいったか……」と教えてくれましたが、特にリアクションはなし。あんなにしっぽりしたのに……

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ついていかせてよ……絶対負けないよ……

戦中も親子の会話あり。好き。凌統の敬語大好き。
準備が整うと船に乗って甘寧の元へ向かいます。なんかこの描写……二次創作で見ry

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甘寧が凌操の腕を認めている発言。ありがたや
そして甘寧によって、凌操は討たれます。
この時、凌操も甘寧の腕を認めた上で、凌統に逃げろと指示をします。

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台詞は4と同じですが、かなり発声は違います。叫ぶというより絶望に近い嘆き。松野さん、本当に良いお声です。一つ一つのお言葉から感情を窺えます。

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「息子」呼び~~~!!!
そしてこの台詞。甘寧はこの時点で凌統を殺す気はなかったのでしょうか? 戦うならもっと違う台詞になるような……なんというか、「恨むなら好きなだけそうしろ。覚悟はできてる」って結構先を感じる言葉じゃないですか? 裏読みしすぎなオタク

このあと無事弊無名も甘寧と対峙。「お前が相手かよ。へっ……良いんだか、悪いんだか」との薄めリアクションでした。あんなにしっぽりしたのに……?
甘寧強かったです。言うてかんたんなので、危機にはならない。難易度上げたら大変そう

黄祖を取り逃がしたタイミングで山越の蜂起。孫権は撤収を決めますが
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「駄目です」ってかわいすぎない?????
大切な父を失った無念もあり、堂々と黄祖討伐続行を申し出る凌統。若いね。孫権はきっぱりと「孫家の長として山越は捨て置けない」と却下する。「何のために父上は?まだ父の仇を……孫権様にとっても父親の弔い合戦でしょう?」と情に訴えるも、「今果たすべき使命は何だ」と問い、「一時の激情に突き動かされて孫呉の地を蹂躙させられることか」と強く撥ね除けられます。孫権、凌統には結構強く出る。

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…………………………俺が一人で黄祖やりにいきます!!!!!!!!!!!
庇護欲めっちゃくすぐってくる。
鼻筋スッてしてる。スッッて


問題の山越討伐ですが、少し仲間割れが発生。黄蓋殿は山越と縁を結んでいたこともあり、彼らも「我らと同じく故郷を守ろうと武器を取」っているとし、力で押さえつけ、故郷を奪うやり方では蜂起を鎮めることが出来るとは思えないと主張。
この軍議では方針が確定せず、一旦散会となる。

各自様々な胸中ですが、ここで賀斉殿と凌統が会話。凌統、色んな人と喋ってるじゃん!
黄蓋は何故山越を庇うようなことを? という疑問に対し、凌統は結構冷静です。
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顔がよくて話入んないけど。

流されることなく、黄蓋は長く孫家を支えているので情が湧いたって訳でもないだろうときっぱり告げます。あ、そういえばこの辺のスクショ、キャラ公開時の画角に似てるなーって思った。
賀斉は黄蓋に不穏な噂があるとして中身を暴露するものの、凌統は「滅多なことを言うもんじゃないっつの」とたしなめる。待ってこの台詞超好き。格好良い!!!
その上で、そういった噂があることは呂蒙の耳に入れておくべきとし、通告します。シゴデキじゃん……ホウレンソウ完璧じゃん……!

軍議では呂蒙が現状を報告。程普の「一人の意見に追従する状況は健全ではない」という意見が素晴らしい。こういうことを年配の方が言ってくれる集団はとても活発に議論が進むと思う。孫呉には欠かせない存在です。
この会議で「無名、お前はどう思う」って問われてエッッッってなったんですが、今回は「君主の決定を待つだけだ」にしました。ごめん権ちゃん私も任せっきりにしてしまって……

周瑜と孫尚香の会話。
人が増えて意見が対立するようになってきたねーという苦労秘話が聞かれます。「正しさとは、人の数だけある」という台詞、首もげ頷きです。押しつけてはならないものですが、孫呉は国である以上、「君主にはそうした多くの「正しさ」を一つの力としてまとめ上げることが求められる」と語る周瑜。こう考えると本当にトップて大変な立ち位置だよね。判断した上で責任取らされる。

尚香ちゃんがこんな時孫堅や孫策ならどうしたかな? と訊くと、周瑜は「案外なにもせず見守るだけかも」と回答する。周瑜は孫権の先を見る目を心から信頼しているようで、「よりよい形で孫呉をまとめ上げてくれる」と断言します。格好良いなぁ


山越討伐戦。敵地は広く、相手方の連携は不十分だが数に注意と軍議で言われます。黄蓋殿はあくまで別行動を主張。
で、一回目黄蓋殿に随行して、山越を説き伏せるお手伝いをしてたんですけど、あっっさり味方の敗北が続いて権ちゃんもやられてしまったので、二回目は随行なしにしましたあ!!!むりでーす!!

この戦、救っても救っても味方没るの。救うの無理ゲー。最後は権ちゃんのお傍を拠点として来る敵を叩く作戦にしました。

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真打ち登場!
ここで白鸞様と対決。一騎打ち好きだわ~一番さくっと終わる。難易度かんたん、まさに「歴史を追う者」にはぴったりです。まずストーリー見たいんですわ。

白鸞は太平の要として孫権を討つと息巻きますが紫鸞が勝利。その後も孫権をこき下ろす白鸞(ちょっとイライラしたの私だけです???)
しかし、我らが孫権様は器が違う。これだけ好き勝手言われても「殺すな」と出てきて、白鸞の言うとおり自分は英雄には遠く及ばないと認めます。マジですごいよこの方。

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ハイライトもお見事。輝いてるよ孫権様。一生ついていくよ。

白鸞との対立はここで終了っぽいですね。あくまで赤壁の戦いは三国志になぞって進むようで、ちょっとほっとした。
戦後、山越の代表洪明との話し合いでも無事に説き伏せ(若干強引だったけど)、孫呉は山越との戦いを収束させます。

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黄蓋殿は自身の行動に後悔はなさそうだけど、きちんと反省もする。この歳でこういう風に受け止められる人はなかなかいないよね。ただ今後もビシッと言うべきことは言う! ということで孫呉は本当に様々な人材に溢れいる素敵な国です。
ここの古参方の会話よかったな~


さて、次にどうする? という軍議。
凌統はすかさず黄祖討伐を進言します。「みんなそう考えてるはず」と言いつつ我が父の仇討ちを! という我欲がバリバリ出ているところ、青くていい。
ここで呂蒙も凌統の仇討ちに賛成し加勢してくれます(このあと…………あれですが)

魯粛も「黄祖の陣取る荊州は天下の要地」とし、南下を目論む曹操に対抗するには取るべき場所として黄祖討伐は理に適っているとします。さらに「夏口を制し、ゆくゆくは荊州を得――そして巴蜀へと手を伸ばし、天下の南半分を手に入れる」と爆弾発言(紫鸞くんは、知ってるね)

間が空いてからの

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凌統のツッコミ! 最高!
若くてもツッコミ役の凌統、とてもいい。どっかでもノリツッコミしてて好き~! って思った。にしても表情を隠さない若凌統w
魯粛のとんでも発言を受けて腹を決めた孫権は夏口再戦を決めます!

天下と聞くと足がすくむ、臆病者だ~と無名にだけ教えてくれる孫権。相変わらず等身大な君主殿……
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本当にまっすぐ。超素直。こりゃ皆で支えなきゃ!ってなりますわな。


さて夏口決戦です!!!!
ま~た忙しい戦でした。ていうか長かった。30分くらいやってた。
序盤、拠点を攻めよと言われたにもかかわらず、やって来る敵の数が多くてそれどころじゃない。救援周りが大変。三方に分かれていて、真ん中を点にして北東(↗)と南西(↙)に味方の戦地があった形ですが、北東ピンチの時に南西ピンチって言われると超焦る。回復させて一人二人減らしたら次行くみたいなのを繰り返してました。これで合ってるかすら分からなかった。
でも全員生還の状態で黄祖のところに突撃できたから気持ちよかった!この戦、序盤で凌統撤退したら途中の会話どうなるんだろう。いつかやろ~


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対峙した! 相変わらず凌操の腕前を認めてくれている甘寧に密かに感動する。
このあと凌統は「なんて強さだよ……」と甘寧の実力を認める発言あり。
さらに甘寧も「こいつ、前より格段に強くなってやがる」と言います ごめん最高

一回目甘寧は前回よりさくっと倒せた。凌統と一緒にがんばろ~!って気持ちだったのに、凌統はどっちかっていうと雑魚兵を刈っていた。いいの? 無名、やっちゃうよ??
二回目は一騎討ちありだったのでもっと楽でした

相変わらず大軍団相手は苦手。ごちゃごちゃ……ごちゃってるときに良い武器ってどれなのかな~。偃月刀とか双戟あたりめっちゃ刈れそう。今回は、剣でジャンプチャージと武芸名忘れたけど範囲広い奴を繰り返してました。数にこだわりないけど3000人刈ってたからまじでストレス解消になるw



戦後、蘇飛と甘寧を捕縛。無双作品は黄祖箱詰めとか蘇飛逃がしエピないね。
蘇飛が助かるならいい、さっさと処断しろという肝の据わった甘寧。今作はかなり人情深い気がする。もちろんナンバリングでも野郎共を大事にする描写はあったんですが、それ以上に自分の懐に入れた人間に尽くしているように見えます。

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凌統はすかさず処断を勧めますが……
ここで周瑜と孫権が「甘寧には力がある。孫呉に欲しい」と言い出します。

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納得できない凌統。

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聡いお前なら分かるだろうと言われ、

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逃げ出します。※スクショが下手 このあと走って行っちゃったよ


きっつ………………


さらにその後のムービーで一緒に戦うことも示されます。
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毎度そうだけど、凌統に押し付けすぎだよ皆。



あまりに荒れた





凌統の立場からすると
甘寧が強い→悔しいが分かる
猛将は孫呉に在るべき→人材不足の面を考えると分かる
甘寧を投降させて凌統も一緒に戦わせよう→はあ???
でしょ。

孫権は親の仇を討てたのに、その渦中で生まれた怨恨はねじ伏せろっていうんですよ、無茶振り~。信頼による搾取
「ずっと敵で達成できない仇討ち」と「味方になって達成できない仇討ち」じゃ飲み込み方が違うでしょう。昨日の敵は今日の友って、あんなに慕っていた凌操を喪った凌統にはあまりに酷だよ。父を討った人間が目の前でうろついてんですよ。皆凌統が仇討ちに燃えていたのを知っていて、よし頑張れ仇を討て!だったのに、急に逆風吹かせすぎでしょ。

夏口での再戦時には呂蒙さんだって対甘寧を受け入れて背中押してくれてたのに「碁でもどうだ」ですよ。ここ笑うとこ? 泣くとこ? 怒るとこ?
(凌統に提案したわけではなく甘寧に提案しただけで切れているオタク…)

今、凌統は仇が同じ釜の飯食うのを必死で受け入れようとしてるところだよ。多分無理なのに、忠義とかいう形のないものに捉われて泥啜ってんですよ。
碁は早くないかな??????

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ほら甘寧だってハァ? ってなってるでしょ(ところでこの表情かわいいね)

これなら5すぺ赤壁前の「小石じゃ曹操には勝てん。寄り合って力を合わせ、大岩となれば船も転覆させられよう」(※ニュアンス)→「私情は捨てよ」の台詞の呂蒙さんの方がまだ分かる。冷徹かもしれないけど軍師として告げていて、戦ならば凌統は頑張れると思う。
それが、殺意向けてる奴と碁は無理じゃない???

「二人が解決しろ」とか言うし……そんなわけに行かないでしょ普通これで喧嘩とか対立があっても凌統怒られるの? まじ?

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これもね、この段階なのか? とは思うよね
「信頼」は積み重ねだとは思うけど、孫呉への忠誠心をモットーにしている凌統からすると、浮浪者でたまたま生き長らえた甘寧は真逆の立ち位置。孫呉に、孫権に尽くしている訳ではないと思っている以上、信頼は出来ないんじゃないかな。








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一方甘寧は今回大人なので、口を尖らせながらも向き合う覚悟を決めます。
「どっちかが再起不能」になるという言葉から、甘寧も凌統から向けられる怨恨がしんどい様子が窺えます。
凌統の感情を上手くいなしつつ接することで、共闘、できるカナ!?
(すみませんが書いていて情緒が乱れてきており……)

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ぐう💤
無名くんは直接的に甘寧の味方をするような描写はないみたい。
あんなにしっぽりしたのに……笑



最後に情緒ぐちゃぐちゃにされて大荒れの5章~夏口編でした。このあと凌統の絆3イベみて倒れました。赤壁は一生懸命頑張ります(もうだめそう)

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