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スマホ移植版のFFⅥ世界にて
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ガレキの塔・屋上へ降り立った2Pケフカは、胸にスパムトンをしっかりと抱えたまま、己の居住区域へと進んで行く
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スパムトン
✽ (あッタかい…よいニオイ…らくちソ…)

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ケフカうふ…(スパムトンったら、ぼくのお胸に顔を押し付け過ぎて、お鼻曲がっちゃってる)
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ケフカ…ね、ちゃーんとぼくに、しがみついていてね?
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スパムトン
✽ はい。、。

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相手に触れるちいさな掌に、嬉しみを伴わせきゅっと力を込めるスパムトン
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ケフカデルタから1Pちゃんトコへの出入り口は、居住区域内に開けられてたから良かったけど…
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ケフカ此処じゃあ、ぼくちんから離れたらゼッタイにダメだよ?下僕共に、バラッバラにされちゃうから!
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其れを聞いたスパムトンは首を曲げ、初めて己の進む塔内部の禍々しさを見回しながら、
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スパムトン
✽ なnと!!ニピーサマ、この [[ヘビやニワトリ 食いちぎる]][[昆虫 呑み込む]]パフォーマー全員、[[$!$!]]に 敷いてま sか??

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スパムトン
✽ すご いで s!!

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ケフカんー…、って言うか、みんなぼくの瘴気から勝手に生まれたり、勝手に惹かれて来たりしてるんだけど…
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ケフカ…コワイ…私の神としての威光がコワイ、我ながら…!!
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スパムトン
✽ ニピーサマ とびッきリ[[BIG]]な [[ラスボス]] でs!!

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ケフカホワッホホホホ!!まぁそれ程ですよ?
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スパムトン
✽ ……ワタ94…

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ケフカどしたの?
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スパムトン
✽ ワタ94 も この前 やリまレた

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スパムトン
✽ [[隠しボス]]……

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ケフカ……うん
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ケフカ…そのお話はお部屋に着いてから、ゆっくりと…ね
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スパムトン
✽ は い。

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2Pケフカの寝所にて
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ケフカとうちゃーく!
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スパムトン
✽ なnと…

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ヴェネチアン・バロックで統一された寝室。ガレキの壁は全て白い布で覆われ、点在する家具には所々に金張り加工が施されている
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ケフカ此れが、ぼくちんの作ったお部屋!どぅお?
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スパムトン
✽ これは…[[ピピスルーム]]ほど に [[スゥパァハイソなルーム]]…!!

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ケフカピピス…ね。喜ぶべきか、よー解らんけども
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2Pケフカは、オーク材に繊細な彫刻がなされた、天蓋付きの寝台の上にスパムトンをちょこんと座らせると、次いでドレッサーへと向かう
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ケフカ待っててねん、今お仕度するから
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スパムトンは2Pの後ろ姿を暫く眺めた後に脱衣し、ディールメイカーをも外すと傍らのテーブルへ置いて、うっすら皺の刻まれた眉間を幾度も揉みほぐす
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そして柔らかなマットレスにころんと身を預け、ぼんやり天蓋の高さを見上げていると、
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スパムトン
✽ …は……

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重荷をようやく下ろせたかのような溜息が一つ、力無く開いた口から漏れる
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ケフカおまたせー♪
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外見から道化の要素を全て取り去り、こちらも裸体となった2Pは、寝台の上で微睡むような相手の姿を認め、
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ケフカあら…おまたせし過ぎて、寝ちゃった?
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スパムトン
✽ イエ…ワタ94 [[安心]]しテ……

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スパムトン
✽ …なぜ…?[[初めテの 場所]]なの に

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自らも寝台に上がった2Pは、柔く瞳を細めるとスパムトンに寄り添い、其の少しく乱れた黒髪を、爪を短く切り揃えた指先で優しく梳き撫でながら、
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ケフカ…最終決戦、全部…見ていたよ。ネットが有るからね…
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スパムトン
✽ こちら では[[規制]]され て いまs…

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ケフカそう…まぁ、こっちは相変わらずだから…
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2Pは、スパムトンの髪を慈しみを込め撫で続け、
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ケフカ…ずーっと、頑張って来たよね……やっと、一息つけたんだよね?
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スパムトン
✽ [[BIG]]なれまレ 。なって すぐ 駆けつけようとしまレた

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スパムトン
✽ アnタ……[[あなた]]の トコ に

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ケフカ約束、守ろうとしてくれたんだね…
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スパムトン
✽ はい、でも。。

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スパムトン
✽ 糸 が。、。

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ケフカ…………
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スパムトン
✽ [[商談 ]]は決裂。。、[[演目]] スベテ こなしまレたが [[BIG]]ヲもなくレ ワタ94は

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スパムトン
✽ [[あなた]] [[抱き包む]]こと できな、 、い

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ケフカ………
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ケフカ……充分だよ、スパムトン
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スパムトン
✽ …………

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ケフカ此処にこうして居てくれるだけで、もう、充分
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ケフカ其の分も、ぼくがね、貴方を抱き包むから…
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スパムトン
✽ ニピーサマ…

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2Pケフカは己も寝転がり、スパムトンの小さな躰を優しく引き寄せると、溢れる想いのままに両のかいなで抱き込んで、其の黒髪に白き頬を擦り寄せる
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ケフカ…スパァム、トン
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スパムトン
✽ …………

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ケフカ…この、髪の匂い…しゅき……
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スパムトン
✽ ……………

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ケフカ…伝わるぬくもりも、…しゅき……
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スパムトン
✽ ……………

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ケフカスパムトンのこと、ゼーンブ、だいしゅき……
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スパムトン
✽ ……([[全 部]]…)

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ケフカ貴方を抱きしめていると…ね、ぼく、フワフワ…しちゃうの……
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スパムトン
✽ ワタ9……[[わたし]]も

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スパムトン
✽ あなたを…

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ケフカ………
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スパムトン
✽ …抱けるはず。

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ケフカ…え?
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会話の急な展開に驚いた2Pは、思わず抱く腕を緩める
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するとスパムトンは、シーツの上に身を起こして居住まいを正し、
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スパムトン
✽ 2P…いえ [[ケフカ・パラッツォさま]]

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スパムトン
✽ わたしも あなたの 支えになりたい。

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ケフカスパムトン…?
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釣られ身を起こし、相手と向き合いぺたんと座り込む2P
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スパムトン
✽ 今回は わたしに あなたを…お許し願えますか?

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ケフカえ…?えーっとぉ……何、急に喋りまで変わっちゃって…!
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スパムトン
✽ CHAPTER2を終えてから ノイズ無しに 話せるようにもなったのです。

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ケフカあ、そうだよねぇ…
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2Pは両頬を派手に染めつつも必死に強がり、笑い飛ばそうとする
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ケフカでも…、ひゃひゃ、うひゃひゃひゃ!
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ケフカ『支え』だなんてそんな…いーよ!ぼくちんは此の世で一番の力を取り込んだ、なんてったって神なんだからー!
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スパムトン
✽ ケフカさまは わたしをハグするのが ずいぶんとお好きなようです。

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ケフカ…そう、だけど
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スパムトン
✽ ハグされていると あなたの気持ちが 伝わってきます。

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ケフカ…………
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スパムトン
✽ わたしも 大概ですが…ケフカさま

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スパムトン
✽ あなたも ずいぶんと…甘えん坊ですね?

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ケフカなっ…!だっ…て、チミはあったかくて…すべすべで、とってもとっても、可愛くて…っ、
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スパムトン
✽ ケフカさまが わたしを 全て 受け入れてくれたように…

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スパムトン
✽ わたしも そんなところも含めて あなたに 惹かれております。

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スパムトン
✽ いまのわたしの この気持ち…百科事典でも 見かけたことは ありませんが

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スパムトン
✽ 確実に わかります…これが 愛しいという 感情なのだと。

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ケフカ……
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スパムトン
✽ わたしの腕は 小さくて あなたを包むことは できませんが…

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スパムトン
✽ ケフカさまに もっと 甘えてほしいと 思います。

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ケフカ…………
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ケフカ…………うん…
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ケフカとっても、嬉しいよ…
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スパムトン
✽ …では ケフカさま

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ケフカ…ね、その前に、一つだけ
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ケフカどうして急に、ケフカって…ぼくを本名で呼ぶ事にしたの?
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スパムトン
✽ ここでは 間違えようがありませんし それに

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スパムトン
✽ わたしに とっての ケフカさまは あなたですから…。

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其れを聞いた2Pは、思わず困ったような笑みを浮かべて、
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ケフカ…貴方のそう言うピュアなところもね、だいしゅき
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スパムトン
✽ ピュアとは…初めて 言われました。

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スパムトン
✽ 日ごろ 嘘ばかりついているから 鼻がこんなに 伸びてしまったというのに。

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スパムトン
✽ …あ もちろん あなたへの言葉に 嘘などは無くて…

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ケフカふふ…、解ってる
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2Pケフカは、今度は花が綻ぶような顔で笑うと両腕を広げ、
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ケフカさぁ、来て
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スパムトン
✽ はい。

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