未成熟な生娘は、老獪な九尾狐の嫁にされる。
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【未成熟な生娘は、老獪な九尾狐の嫁にされる。】
シトシト、シトシトと外は雨が降っていた。それにも関わらず窓の外は快晴、すなわちお天気雨だ。又の名を狐の嫁入りとも言う。その日、古くからの村の者たちは非常に湧き立ち、右を見ても左を見てもお祭り騒ぎである。実は、村の守神とも言える九尾の狐である|銀華《ぎんか》がついに嫁を娶ったのだ。
『なんてよき日に結婚式が迎えられたんだ』
『狐の嫁入りの日に輿入れとは何とも縁起が良い』
『銀華様に望まれた娘は何とも幸せじゃ。』
そんな風に村の者たちが口々に言うのが乗せられている輿の中からでも良く聞こえてゆめは口を噤む。早く銀華に会いたくて仕方なかった。彼女は、この村唯一の“人間の娘”だった。代々、九尾の狐は人間の生娘から伴侶を選ぶのがこの村の昔からの決まり事だった。
『嗚呼、ゆめちゃん。随分と大きく、娘盛りになって…あの子がこの村の外れに捨てられていた時はどうなる事かと思ったけれど…』
『えぇ、えぇ、村で手厚く皆で育てて来た甲斐がありました。銀華様もゆめの事はことの他気に入られて…子が産める年になるまで大事に大事に、まるで真綿で包むように育てられて…何ともおめでたい。』
身体は人、顔は狐と言う村人たちの声があちら、こちらから聞こえて来る。ゆめは、彼らが少し苦手だった。口を開けば、銀華、銀華と言ってくる。だから、ゆめは必然的にここまで育つ時間の殆どを銀華の傍で過ごした。
そこが最も居心地が良く、安心出来るゆめの居場所になっていたからだ。
『さぁ、花嫁…手を…』
『銀華様のお屋敷に着きましたよ、花嫁』
輿の御簾が上げられ、見分けの付かない狐たちが口々にゆめを急かす。きっちりと白無垢を着せられたゆめは、近くに居た娘狐の手を取って着物が着崩れないようにゆっくりと輿から降りて立ち上がった。
「くふふ、随分庭先が騒がしいと思ったら。ワシの可愛い花嫁殿だったか。」
「銀華様っ!!」
ジャリッ、と縁側から下駄を履き悠々と庭先に降りて来た銀華は緩くウェーブの掛かった白銀の長髪をふわふわと風に靡かせる。
「…おいで、ゆめ。ワシが抱えてやろう。」
銀華の太い腕が、力強くゆめの身体を抱えて持ち上げる。元々長身でガッシリした体格の銀華は難なくゆめを腕に抱き抱えると慣れた日本家屋へゆめを連れ込んだ。
「銀華様、どこへ行くの?」
「白銀の巫女の所じゃ。ワシに嫁ぐ娘は、婚姻の儀を行う前に巫女に身体を診てもらう習わしがあるからの」
銀華の屋敷の中でも、此処から先へは入ってはいけないとキツく言い含められて居た部屋へゆめは案内される。そこは、随分と薄暗い部屋だった。そして清潔に清められた畳張りの部屋の奥に一人の女の姿がある。
「…銀華様、花嫁様、お待ちしておりました。」
銀華と同じく白銀の長く真っ白な髪を持つ巫女は、何故かその目元に黒い布を当てて、目が見えなくなっていた。銀華は、ゆめを抱き抱えてその巫女の前に座り胡座を掻くと腕の中のゆめを膝の上に座らせる。
「花嫁様、わたくしはこの村の巫女、|白銀《しろがね》と申します。花嫁様のお身体が健やかであるか、確認するのがわたくしの努めにございます。」
白銀は、そう言うとその真っ白で頼りない手をゆめに伸ばして来る。元々、人見知りであるゆめは、思わず銀華の太い腕に縋り付く。
「嗚呼、なんてお可愛いらしい…。そう身体を堅くせずとも痛い事は致しません。…兄上、いえ銀華様に身を委ねて下さい…」
「あ…っ、銀華さま…」
「どれ、ワシが手を握っていてやろう。すまんな、白銀。こやつは特別ワシが甘やかして育てたもんでワシ以外に慣れるまでに時間が掛かってな。」
銀華の両手が、ゆめの小さな手を包みまるで万歳をさせるように両手を上げさせる。
「まぁ、銀華様ったら…婚儀もまだだと言うのにもう惚気でございますか?ふふ、では…花嫁様少し、お身体に触れますよ?」
白銀はゆっくり白い自分の手をゆめの腹部に押し当てる。それは何のこともない変化だった。ゆめの腹部を撫でていた白銀の手がトプっ、と音を立ててゆめの腹にめり込んで行く。不思議と痛みはない。けれど、腹の深い部分に白銀の手の感触を感じるのだ。
「〜〜ッ、ふ…っ♡あ、ぅ…っ♡♡」
くちゅっ♡くちゅっ♡♡と水音と共にゆめの内側が白銀の手で掻き回される。ゆめは、ジッとしている事が出来ずに思わず身を捩る。
「ぁ…っ♡あぁ〜っ♡ぎん、かしゃま…っ」
「良い子じゃ、ゆめ。ゆっくり息をするのだ。そう…白銀の手を深く受け入れてしまえ…」
「ひ、ぃ…っ!?」
更に白銀の手が深くまで埋まり、水音がぐちゃぐちゃと激しくなる。じんわりと頭の深い部分がトロリと溶けてゆめは、ビクビクと身体を震わせる。
「ふぅうぅんっ♡♡♡ぁっ♡や、ら…っ♡や、ですぅ…っ、へん…っ♡からだ、へん、に…っぁ、ああっ!?」
ぐちゅんっ♡♡♡と音がしてズルリと白銀の腕がゆめの腹部から引き抜かれる。銀華の腕のなかで息を荒げ、グッタリしたゆめは、思わず自分の足を擦り合わせる。
「…花嫁様のお身体には何の触りもございませんでした。子を孕む為の袋もしっかり成熟されておりました。さぞ、健やかな御子を宿される事でしょう。」
白銀はそう言うとたっぷりと濡れて糸を引く、自らの手を懐紙で清めた。
「お二人の婚姻の儀が恙無く執り行えますように、わたくしも最善を尽くしますゆえ…」
そう言って恭しく、白銀は二人に向かって頭を下げた。
「…銀華、さま…っ」
「ん、どうした?まだ先程のあれが後を引いておるのか?頬が、まるで林檎の様に火照って、愛いのぉ。思わず、パクリと食べてしまいたくなる。」
銀華の手が優しくゆめの頬を撫でる。ゆめは無意識に先程白銀が触れた下腹部を撫でて居た。白無垢に綿帽子、美しい化粧を施されたゆめは小さく声を上げる。
「銀華さま、ゆめは…」
「何も恐れる事はない。おぬしはワシの可愛い花嫁になるんじゃ。…どれだけこの時を待ち侘びたか。のぅ、ゆめよ。」
ゆめは、初めて銀華を怖いと感じた。彼の細められた瞳の奥。底知れないその目がとても恐ろしく感じた。ギラギラとした、まるで獲物を狙う獰猛な動物の様な。そのゆめの怯えを目敏く見抜いた銀華は、いつもと変わらない甘い声でゆめを呼び、そして導いた。
銀華の広い日本家屋の広間は、大勢の村人で一杯だった。こんなに沢山の人の視線に晒される事になれて居ないゆめは、息苦しささえ感じた。婚儀の為に用意された広間は、不思議な嗅いだ事のない甘い匂いが充満していて、ゆめは眉を顰めた。
(…この匂い、何だか…あたまがぼぅっとする。)
ゆめは、まるでふわふわと酩酊しているような気分になった。銀華の腕に縋り付きながら、ゆっくりゆっくりと中央に進み出る。銀華に倣ってその場に座り、村巫女である白銀から祝いの祝詞で祝福される。これは、神へ二人の婚姻を知らせるもので、ゆめはその間も意識を保つのに必死だった。
(…?ど、して…??目の前が…)
目の前の風景がぐにゃぐにゃする。妙に喉が渇いて頭の中にモヤが掛かり腹の奥がジクジクと熱く疼き始めていた。そのお陰で、殆ど銀華に持たれるようにしていたがそれを咎められる事は無かった。
「…ゆめ、ゆめよ…」
意識の遠い所で銀華に名前を呼ばれ、クラクラしながら顔を上げる。舌が絡まり上手く言葉が出てこないゆめに変わり銀華は当然の様に彼女の後ろに周りゆめの身体を優しく支えながら大・中・小と並べられた銀の盃を順番に三回ずつに分けて飲み干して行く。
「あ…っ」
「一度、二度目は盃に口を付け、三度目で飲み干せば良いのじゃ。どれ、ワシが一緒にやってやろう。」
酒が喉を通る度に、まるで熱い火の塊を飲む様に、ゆめの喉を焼いた。拒絶しようとしても、その頃になると声も身体もゆめの自由にはならず、銀華に促されるまま、ゆめは、やっと三つの盃の酒を空にし三々九度の儀式を終える事が出来た。その後も儀式は恙無く進み、巫女である白銀が神への祝詞と共にこの場に居る全員の承認と共に二人が夫婦となった宣言を行い無事に婚儀を終えた。
(…おわっ、た、の…?)
ゆめは、この広間に蔓延するこの甘い香と飲み干した神酒のお陰で殆ど意識が朦朧としている部分が多く話も殆ど耳に入ってこない状態だった。
「…ゆめよ。ワシの声が聞こえるか?婚儀が無事に終わった。これでおぬしは、名実共にワシの妻じゃ。」
フワリ、と身体を抱えられてゆめは、広間の続きの部屋へと銀華によって運ばれる。薄暗く、小さな部屋には数本の蝋燭が立てられていた。銀華は、そこに敷かれて居る布団にゆめを横たえる。ここでは、広間よりもずっと強くあの香の匂いが立ち込めて居てゆめは、息が詰まりそうになった。
「〜〜ッ、は、ぁ…っ♡」
懸命に呼吸をし、空気を大きく吸い込む度にゆめの身体が重くなり自由が効かなくなっていく。混乱する間もなく、ゆめの白無垢の帯がしゅるりと解かれる。
「さぁ、ゆめ。ワシらは今宵真の意味での夫婦となるんじゃ。この時をどれだけ待ち侘びたか…この誰にも汚されない、美しい肌をワシがたっぷり愛でてやろう。ー白銀。」
銀華の言葉に、巫女白銀は夢の枕元に座り、自らの瞳を覆って居た黒い布を外すとゆめの目を塞いだ。その途端、大勢の人間が部屋に入って来た気配がして彼女は身を縮こめた。声は聞こえないものの、着物の衣擦れや人の気配、小さな吐息、絡みつくような無遠慮な視線にゆめは身体を縮こませる。
「〜〜ッ、は、ぁ…ッ♡♡♡や…っ♡♡」
そんな状態のまま、白無垢の前が開かれる。けれどゆめには今がどんな状態なのかが全く分からなかった。目を塞がれ、尚一層敏感になった肌がビクビクと身体を震わせている。
「んぅッ♡あッ、や、ぁ…っ♡♡」
「目隠しをされて怖いか?肌が泡立っておる。…何もそう怯えずとも良いぞ。ワシの愛し子。」
銀華のどこか興奮したような声音が間近で聞こえる。そのまま首筋を熱い舌が這い回る。ぬちゅっ♡ぴちゃっ♡と濡れた音が響いてゆめは、ぎゅっと身体を縮こませる。
「は…ッぁ、♡ぅう…ッ♡♡ぁんッ♡」
銀華の舌が肌をなぞる度にビクビクと身体が震え、ゆめはふぁっ♡♡と熱い吐息を漏らした。不意に、銀華よりも体温の低い手がゆめの白い肌を弄った。
「花嫁様、大丈夫です。怖がらないで…」
それは村巫女である白銀の声だった。彼女の銀華よりも滑らかで引っ掛かりのない手が優しくゆめの胸の膨らみを撫で上げ、焦らすように乳輪を指の腹でなぞる。
「〜〜ッ♡ふ、ぅ…っ♡あ…っ♡♡」
「…白銀の愛撫が切ないか、ゆめ?部屋に焚き染めた香の香りと人にだけ特別に効く神酒だ。身体が燃えるように熱いのではないか?」
「ふぁっ♡♡♡――んぅ♡ンンンッ♡♡♡」
ピチャリ、と濡れた音が聞こえる。知らない、こんな刺激は知らない。ゆめは、は、ぁ…ッ♡♡と甘い声を漏らしながら布団に掛けられたカバーを握りしめる。
「〜〜っ、ぎん、か、さまぁ…っ」
「随分と甘く熟れた声を出す。そのまま、感じるままに声を出しておいで…ゆめ」
銀華の口が開いて熱い口内に、プクリと腫れた乳首が吸い上げられる。ちゅっ♡ちゅうっ♡♡とまるで赤子が乳でも吸うように、銀華はゆめの乳首に吸い付く。びっくりでして、思わず拒否しようと伸ばされた手が白銀の二本の手に捕まって、握り込まれた。
「んぅ…っ♡んん…っ♡ひん♡♡」
「花嫁様、わたくしと手を繋いでおきましょう。どうか、そのまま銀華様にその身を委ねて下さいませ」
「あっ♡あぅ…っ♡♡や、らぁ…っ♡♡」
ねっとりとした舌で嬲られ、じゅるじゅると乳首を吸われるゆめは、両手を白銀に拘束されたままいやらしく身を捩る。
(ああ、なんて幸福だろう。銀華様の婚儀を見守る事ができるなんて…)
(花嫁さまの乱れよう…あの様に銀華様に愛されて、何と羨ましい…)
ざわざわとどこからともなく人々のヒソヒソ声が聞こえて来て、ゆめは、ふるふると首を横に振った。いやだ、こんな場面を見られるだなんて、恥ずかしい…ほんの少し舞い戻った理性がどうしようも無くゆめを追い詰めて行く。
「…そんなに村の者たちが気になるか?ならば、手早く済ませてしまおう。ゆめ、少し我慢しておくれ」
銀華はそっと胸から唇を離すと、殆ど力の入らないゆめの太ももを持ち上げ、思い切り開かせた。
「ひぃっ…やっ!!」
そんな場所を銀華は勿論、他の人にも見られるのは始めてで、ゆめは、ジタバタと足をバタつかせた。そこに視線が集まるのを感じて、じんわりと入り口が熱くなる。
「随分、慎ましいな。ゆめ…可愛い、私の花嫁。ここは良く濡れているぞ。先程の愛撫で濡らしたか?」
銀華は、嬉しそうに微笑むと、その珊瑚色の襞を指で推し開き、濡れている所にくちゅっ♡♡と口付けた。
「やぁんっ♡♡♡」
始めての感覚だった。そのまま、ザラザラした獣特有の舌でゆめのそこは舐められ続ける。
「ひぅ…っ♡うっ♡うぁあ〜〜っ」
気持ちいい。ゆめは素直にそう思った。身体がゾワゾワする。じゅるっ♡♡じゅるっ♡じゅ…っ♡♡身体の奥からジワリと何かが染み出して来てゆめは、身体を捩ってそれから逃れようとするが、銀華がそれを許すはずも無かった。より一層強く吸いつかれて、じゅるるっ♡じゅるっ♡♡♡と吸い上げられる。
「いぁっ♡♡あーーっ♡んぅッ♡んんんん〜〜っ♡♡」
「身体をその様にビクビクさせて…達したのか、ゆめ…」
「はッ…?んぅっ…んん…っ??」
「分からんか?まぁ、良いその内嫌でも身体が覚えるものじゃからのぉ、ゆめよ。ワシの与える快楽に酔いしれるが良い。」
銀華はそう言うとザラザラとした肉厚の舌をゆめの入り口からツプっ、と侵入させた。自分の内側に誰かの身体の一部が入って来るなんて信じられない事だ。
「〜〜ッは、ぁ…ッ♡♡♡んぅゔぅうっ♡♡♡」
ぐっちゅっ♡ぐっちゅっ♡ぐっちゅう♡♡
長くてザラザラした舌がじゅぽじゅぽと何度も出て入るを繰り返す。その度に掻き出された愛液がビチャビチャと布団を濡らして行く。
「あ゙ぉ…ッ♡おぉ〜〜っ♡♡ぅあっ♡ああっ♡♡」
ずぞっ、ぞぞぞぞ…っジュルっ♡♡♡まるで布団に溢れる愛液すら惜しそうに銀華は、激しく舌でピストンしながら愛蜜を啜ると複雑に絡んだ襞をゆっくりと両指で剥きながら頭を出したクリトリスにチュウッと吸い付いた。
「ひぎっ♡♡んぉおぉおお゙〜〜ッ♡♡♡」
ガクガクと身体が痙攣し、小さな空洞からピュッと蜜が吹き出す。その反応が気に入ったのか、銀華はザラザラした自分の舌でクリトリスの天辺、側面を余す事なく舐め回す。
「あ゙お゙ッ♡ぉおお゙…ッ♡♡やめっ、やめへぇ〜ッ♡だめっ♡これっ、らめぇえ〜〜ッ♡♡」
あまりの強い刺激に脳が覚醒し、拙いながら声が出るがそんな事は銀華にとってはどうでも良い事だった。ぬるぬる、ザラザラの舌でクリトリスを舐めて、舌で押し潰して、口で吸い上げて、時折甘噛みする。既に、潤滑油を仕込むまでもなく濡れ震えるそこに銀華は、長くて太い人差し指をズルズルと差し入れた。
「!?…っいやぁっ〜〜!!」
自分の内側に入り込む異物にゆめは、首を大きく左右に振り腰を震わせる。ゆめの内側を確かめるように銀華の指が今だに狭い中をグリグリと縦横無尽に動かす。
「ぁあっ♡あぅ…っ♡♡ぅうっ♡ゔぅ〜〜ッ♡♡」
「やはり中は随分狭いな、ワシの指が二本入るか…」
「…銀華様、こちらを…あまり長引くと見届人たちもざわつきます故…」
白銀が懐から取り出した小瓶には、白い軟膏がたっぷりと入っていた。それを自身の人差し指に塗り込んだ銀華はそれをゆめの膣へたっぷり、隅々まで塗り込んで行く。最後に自らも花婿衣装を脱ぎ、太く、硬く逞しくなった自分のペニスの先にも丁寧に塗り込む。
「…初めては痛むものですから、銀華様」
白銀の言葉に銀華は、華奢なゆめの身体を抱き上げて、彼女の膝の上に座らせた。居心地悪くもまだ身体の感覚が戻らないゆめは、彼女の胸に背を預ける事になった。不意に後ろの白銀の手が伸びて来て、ぐいっ、とまるで幼児に排尿をさせるように下からゆめの膝裏に手を入れて閉じられないようにしっかりと開いた。
「〜〜ッぅう!?」
「…先だけしか挿れぬから、耐えてくれ」
「ひぅゔッ♡♡♡あっ♡あーーっ、んぅゔぅう〜♡♡」
短く言い放った銀華の言葉と共にたっぷり濡れたゆめの入り口がググッと大きな彼のペニスで無理矢理開かれるがなぜか彼女に痛みは無かった。あるのは、酷い圧迫感と痺れる様な気持ちよさだけだ。
「〜〜あおッ♡あっ♡ああ゙っ♡♡ぅああ゙ッ♡♡」
ブチリッ、と頭の中に大きな音が聞こえた。何かが切れたような、千切れたような、何か…
「〜〜ッ、うぁあ…っ♡♡♡」
銀華の太いペニスが、ズルリとゆめから抜かれる。その先に絡みつく透明の愛液と、少量の血液でゆめが、今宵処女を銀華へ捧げ、それを見届け人と巫女が確認した事で二人の婚姻は無事に成されたのだった。無言のまま見届け役であった村人たちが去ると閨には、銀華とゆめ、そして白銀だけが残された。
「…今宵は初夜、あまり花嫁様を虐めないで下さいましね。兄上。」
艶やかに微笑む銀狐二人の面差しは、部屋の蝋燭の灯りに照らされてあまりにも似ていた。そんな白銀も部屋を後にして、パタリと襖が閉じられた。銀華は、手を伸ばしてゆめの目の黒い布を取った。
「ああ、ゆめ。まるで奇跡のようじゃ。お前をこんな風にワシの嫁として迎える事ができ、こうしてお前と結ばれる事が出来た。」
銀華は、ゆめの華奢な身体の上に乗り上げ、激しく、舌を絡ませながら、細い足を抱え上げて、もう一度の彼女を深く貫いた。
「ふぅゔぅううぅっ〜〜♡♡♡」
「ああっ、ああ、ゆめ…っ、ワシのゆめ、可愛い可愛い…ワシの番よ。愛している、愛しているぞ…っ」
「あ゙ぁっ♡♡ああっ♡♡♡ぎん、か…っぎんかさまぁあ…っ♡♡♡」
ぐちゅっ♡ぐっちゅっ♡♡じゅっぷ♡♡♡
銀華のペニスが、ゆめの中を突き上げる。もっと、もっと、と彼の背中に掴まりながらゆめは、初めての夫との交わりに甘い声をあげる。静まりかえりやっと彼と自分以外の気配の消えた部屋は、居心地が良かった。
「ああっ♡あっんっ♡おおきぃ…っ♡お、きぃ、ですぅ〜〜っ♡♡♡銀華さまの、おちんちんっ、ゆめのなかに、つきささってますぅ♡♡あっ♡あっ♡ああっ♡♡」
ぼっちゅ♡ぼっちゅ♡♡といやらしく腰をピストンされ、大量の愛液が太いペニスで攪拌されて白く濁りながら繋がった部分からじゅわっ♡と滴ってくる。
「ああ、とても良い…っ、ワシはお前の身体に夢中じゃ、ゆめ…っ、こんなにも狭い中が、ワシを求めて戦慄いているっ、は…ぁっ♡ゆめっ、ゆめ…っ!!」
ゆさっ、ゆさっと身体が揺さぶられる度にゆめは、切なげに眉を寄せる。それは、銀華も同じでゆめを掻き抱きながら何度も何度も腰を突き上げて来る。
「…っ、だいぶ、中が柔らかくなった、な…っこれ、なら…っ、」
「ひ…っ!?あっ、あ、銀、華、さまぁ…??」
まるで逃がさない、と言う様にゆめの細腰がしっかり銀華によって固定される。そのまま、グッと体重を掛けられるとジリジリと銀華の太いペニスが更に奥を目指して胎を押し上げる。
「っつ、ふぅっ〜〜かは…ッ♡ま、まっへ、くだ、しゃ…っ♡ぁああ゙あ゙っ♡♡だめっ♡だめ、れすぅ〜ッ♡は、いる…ッ♡入っちゃ、ゔッ♡♡おぐっ♡♡」
「ああ、…受け入れておくれ、ワシの愛し子…この胎の奥深くまで…っ、そして、ワシの子を孕んでくれっ!」
「ひぎっ♡い゙ぁあ゙あ゙あ゙ぁ〜〜〜〜ッ♡♡♡」
どっちゅぅうゔっ♡♡♡と体重を掛けられて、ゆめの最奥へ太い亀頭の先がグポッ、と音を立てて嵌る。
「〜〜ッ、あ゙お゙っ♡お゙ぉお゙お゙ッ♡♡♡むりっ♡むりぃいっ♡♡♡じぬっ♡じぬじぬじぬっ♡♡♡」
太いペニスを捩じ込まれて、ぼちゅっぼちゅっぼちゅっ♡♡♡と何度も何度も、敏感な子宮口に擦り付けるように、亀頭が擦り付けられ、押し上げられる。
「あぎゅっ♡♡だめぇえっ♡♡♡やべっ♡やべて…っ♡♡おくっ♡おぐ、だめっ♡♡♡こわいっ♡♡いやぁあぁあ゙〜〜っ!!」
「ふふ、わかる、のか…??ゆめは、聡いのぉ…これまでこの様な閨事の知識なぞ、あえて教えては来なかったのに…生き物の本能か…ここに、強い雄の子種を仕込まれて孕むのは、お前たち雌の大事な役目じゃからな」
銀華は、優しくゆめの身体を抱き寄せながら背中を支えて、身体を起こした。対面座位の体勢を取りながら、彼女を自分の上へと抱え上げた。
「ぁぉお゙ぉおお゙ぉッ♡♡♡はぅゔっ♡♡ちゅぶれるっ♡♡おにゃかっ、ちゅぶれちゃぅゔっ♡♡♡」
銀華の上に乗せられた事で、ゆめの身体は重量に従って、ズルリと落ちてそれまでよりもより深く銀華の太いペニスを咥え込んで居る。そのまま、腰を支えられ、ゆさゆさとゆめは、身体を揺さぶられる。
「ぁお゙ぉッ♡♡♡だめっ♡だめぇえっ♡♡ゆるしてっ♡ゆるして、くだしゃ…っ♡♡♡おくっ、つぶされりゅのだめっ…こわれるっ♡♡こわれちゃぅうぅっ♡♡♡」
トロリと表情を崩し、銀華に縋り付くゆめはこれまでよりも妖艶でそれでいてどこか、まだ幼さを残すアンバランスさが銀華を余計に熱く激らせていた。
「~~っ、ゆめ…っ、ゆめっ、愛しているっ、ワシをっ、ワシの全てを受け止めてくれ…っ」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と激しく中を下から突き上げられながら、意識が遠のいて行くなか、ゆめは不思議な光景を見た。それは美しい、銀色の尻尾だった。それが、銀華が腰を揺らす度にふさふさと揺れて居た。
「あ゙お゙っ、ぎん、かっ♡ぎんか、さまぁあ゙っ♡♡あっ、だめ…っも、ゆめ…っ♡♡なにか…っ♡何か、きちゃいます…っ♡♡♡」
狭い膣をギュウギュウと締め付けながらゆめは、顔を真っ赤にしながら訴える。
「っつ、いい、ぞ…っ♡♡ゆめ…っ♡イくときは、イくと言え。ワシも…っ、それに合わせるっ、からな…っ」
「ん゙ぅゔっ♡♡い、く…っ?ああっ、ぎんか、しゃまっ…!!ゆめっ、イく…っ♡♡イッてしまい、ましゅっ…イぐっ♡いぐっ♡」
いつの間にか、ゆめも銀華のピストンに合わせて腰を振って居た。二人、手を取り合い指を絡めながらゆめは、背中を、グッと逸らし大きな波にその身を委ねた。
「ぁおぉお〜〜ッ♡♡♡イぎますっ♡♡イぐっ♡イぐぅうう〜〜〜ッ♡♡♡」
「はっ、あ、ぉ…っ、ゆめ…っ!」
しっかりと子宮口に押し付けられたペニスの先から、びゅっ♡びゅっ♡♡びゅるるるるっ♡♡♡と熱い精子がぶち撒けられる。初めての膣内射精にゆめは、あっ♡おっ♡♡と短く呻きながら銀華の腕の中に崩れ落ちた。
「はっ、ぁ、ハァーーっ、ハァっ、ハッ…」
銀華のソレは一度出したものの今だに硬かった。まるで野生の本能に引っ張られるように、銀華は繋がったままのゆめの身体をうつ伏せに這わせ、どちゅっ♡♡と腰を打ち付ける。
「はぎゅっ!!〜〜ッゔぁあ゙〜〜ッ♡♡じぬっ♡じんじゃぅゔっ♡♡♡」
ゆめは、銀華の下で小さな身体を強張らせ何とかそこから抜け出そうとジタバタと手足をバタつかせたが、バチュッ♡バチュッ♡バチュンッ♡♡と布団に身体を押し付けられたまま、腰を振り下ろされると諦めたように身体の力を抜いて布団を握り締める。
「んぎ…っ♡♡♡ぁお゙っ♡♡せめて…っ♡やすましぇてぇ〜〜っ♡♡♡あ゙お゙お゙ッ♡♡イっだ、イっだ、ばっかりなのぉお〜〜ッ♡♡♡」
泣きながら、許して、許してと懇願するゆめを見ても銀華は全くこの陵辱を止めるつもりは無かった。むしろ、その様に凄まじい興奮を感じ、わざと子宮口を狙ってペニスの先で抉る。
「あ゙ぅゔぅう〜〜ッ♡♡♡イぐっ♡イぎますぅうっ♡♡ぎんか、しゃまっ…!!ゆめっ、イっちゃぅゔぅう〜〜ッ♡♡♡」
プシュッ♡シュッ♡プシャァアアアッ♡♡♡と尿道から多量の潮を吹きながらゆめは、それでも尚、銀華に犯され続けていた。彼の精豪ぷりは凄まじく、意識が途切れては無理矢理起こされ、中に注がれ、また意識を失う。そんな激しい営みは、明け方まで繰り返された。
(ん、こ、こは…?)
障子から入る太陽の光で目を覚ましたがそこは、彼女が眠りに着いた場所では無かった。そこかしこ、痛む身体を引きずり四つん這いで、廊下に通じる筈の障子を開けたが、そこには、木の格子が嵌め込まれていてゆめは、意味が分からず恐る恐る、その格子に手を這わせた。
「…おはよう、ゆめ。」
「ひっ!?銀華、さま…」
格子に手をついたゆめの手の上から大きな銀華の手が重なった。その手がスルリとゆめの腕を撫でて、後ろから首筋に銀華は甘噛みする。
「は…っあ♡いや、ぎん、かさまっ♡♡」
「なに、九尾の雄狐は情が深い。新しく夫婦となれば一週間はこうして離れに嫁を囲って子作りに励むのよ。…ほら、丁度良く…お前の中からも、昨日注いだ子種が滴って来た。」
銀華の掌が、やわやわとゆめの丸い尻をいやらしく揉みながらしとしとと逆流して来る子種にヒクつく入り口を太いペニスで突き上げた。
「ふぅうぅう〜〜〜ッ!?」
「おお、まだ中は柔く潤っておる。昨夜は、離しがたく明け方まで付き合わせてしまったからなぁ。分かるか?ゆめ…お前の中がたった一晩でワシのカタチになってしまったぞ」
「ンンン゙ン゙〜〜ッ♡♡♡」
ぐちゅっぐちゅっ♡♡とゆめの中がゆっくりと銀華のペニスで捏ねくり回される。昨日のような性急さは無く優しく優しく中がゆっくり慣らされて行く。
「は…っ♡あぅ…っ♡♡ぎんかっさま…!!」
「昨日は乱暴に抱きすぎたからのぉ、許せゆめ。お前が可愛くてついつい、抱き潰してしまった。」
甘く甘く耳元で囁かれる睦言にゆめは、んぅっ♡と小さく声をあげてしまう。そのまま、後ろから覆い被さるようにバックからパチュッ♡パチュッ♡♡と緩く突かれる。気持ち良さが細波のようにゆめを包む。
「んぅっ♡〜〜っああっ♡♡きもち、いい…っ」
「そうか、お前も気に入ったか?ゆめ…」
「あっ、あ゙ぁっ…ぎんかさまの、子種っ、でちゃい、ま…っ♡♡ん゙ぅゔ♡♡♡あ゙ぉッ♡ぉお゙お゙ぉッ♡♡」
太い銀華のペニスでぐちゃっ♡ぐちゃっ♡と掻き回され、時折、ちゅっ♡♡と子宮口にキスされる。昨夜の子作りでそこの気持ち良さを覚えたゆめが、いかないで、と言うように銀華のペニスの先に吸い付く。
「はぁ♡あぁ…っ♡♡しゅきっ♡しゅきですっ♡♡銀華しゃまっ…ぁああっ♡♡もっと、もっと…ぉっ」
「ふふ、もっと激しくが良いのか?ワシはお前をその様に淫らに育てたつもりはないぞ、ゆめ…っ」
「あ゙ぁああッ♡♡ごめんなしゃ…っ♡♡ごめんなしゃいっ♡♡ああ゙っ、でも…っでも、おくが…っ」
奥がまるで何かを求めるようにきゅんきゅんと疼く。
昨日、腹に出された精液は殆ど銀華のペニスで掻き出され空っぽになった子宮が寂しい、もっと欲しいと言うように淫らに銀華のペニスに吸い付いて来る。
「お前がこの様に、子作りを好いてくれて助かったぞ。ゆめ…幾人でも、お前が望むだけワシの子を孕ませてやろうな」
「あ゙ぅゔ〜〜ッ♡♡♡あり、がとうございま…っんぅっ♡ほしいっ♡♡ぎんかしゃまのっ赤ちゃんほしい、です…っ♡♡♡あついの欲しいっ!!ゆめのおなかのなかにっ、熱いのっ、注いでぇ〜〜ッ♡♡♡」
その途端、ぶちゅっ♡ぶちゅぶちゅぶちゅ〜〜っ♡♡と濃い性液がゆめの腹に注がれる。
「ぁ、ぉお゙お゙ぉっ…♡♡♡」
特濃精子を、子宮口に擦り付けるように、銀華は何度もそこに精子を塗りつけていた。
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銀華は村の守神だ。離れに篭って居たとしても仕事はいつもと変わらずにある。ゆめは、銀華の膝を枕に机で書き物をしている夫の顔を伺った。ゆめの前で、綺麗な銀色の九本の狐の尻尾が見える。
ワシと契りを交わし、真の夫婦になったから見えるようになったのだと銀華は言っていた。どうやら村人やゆめたちには普段見えないように妖術を掛けていたらしい。
「ん…っ♡♡あ、ぅ、う…っ♡♡」
ゆめは、ふわふわしたその銀色の大きな尻尾を胸に抱き込みながら尻尾の先を甘噛みする。
「ゆめよ、ワシはやめていいなどと言った覚えはないぞ。ほれ教えた通りにやってごらん。怖がらないで」
銀華の言葉にゆめは、おずおずと自分の下腹部に手を伸ばす…昨夜も、今朝もたっぷりと注がれた銀華の精液を溢さないように、ゆめの蜜口は銀華の形を模した張型でしっかりと栓をされていた。
「〜〜っ、は、ぁ♡♡」
「ほらゆめ、持ち手を持って…ゆっくり引き抜いてそれを元の位置まで戻せば良い。簡単じゃろう?」
「んっ…♡んん…♡♡あっ、ひゃあっ…♡♡」
ぐちゅっ♡♡と音がして持ち手を持ったゆめは、ぐっぽりと奥まで突き入れられた張型をゆっくりと抜く。ぐっちゃぁあっ♡♡と糸を引き、いやらしく音を出しながら抜けたそれをゆめはまたぐぶぐぶと元の位置へ戻す。
「♡♡♡っ〜〜んぉおぉおっ♡♡♡」
「そうじゃ、ワシの仕事中…そうやって中を潤しておいておくれ。これが終わったら、お前の奥まで、ワシのもので貫いて…またたっぷり中に出してやろう。」
銀華の言葉にゆめは、腹の奥が熱くなって行くのを感じる。
「んぐっ♡♡♡んん…っ♡いいっ♡♡いいっ♡♡」
最初こそ戸惑って居たゆめではあったが、暫く張型を抜き差ししていれば、自然と自分の良い部分と気持ちの良い速度がわかったのか、自ら腰をいやらしく蠢かしながら、何度も何度も張型をナカヘ突き立てる。それに合わせて、銀華の尻尾たちも、ゆめの乳首やクリトリスをいやらしく刺激して来る。
「はぁあぁ〜〜っ♡♡らめっ♡ぎん、かしゃまっ…おなかっ、ゆめの、おなか…っさびしく、なっちゃ…っ!」
「…ふふ、一人遊びの手慰みでは足りなくなって来たか?昨夜も今朝もたっぷり注いで張型で栓までしているのじゃ、もう少しで仕事も終わる待っておいで…」
「ぁああぁあっ♡♡♡おっぱぃ♡クリトリスもぉ…っ♡♡しっぽ、だめっ…♡♡いじわるっ、いじわるしないでぇ〜〜っ♡♡ぁおっ♡イくっ♡♡イっちゃうよぉお゙っ♡♡♡」
身体を震わせながら呆気なく達したゆめは、荒い息を吐く。するり、と頬を撫でる銀華の手の動きにすら敏感に反応してしまう。ゆめは、ぼんやりしながら障子の隙間から覗く格子とその向こうの風景に見入っていた。
(子作りが終わったら、私は外に出られるのかしら。)
これまでこの村で唯一の人間の娘として大切にされて来たのはその通りで、けれどどこか皆よそよそしく、遠巻きに私を見ていた。銀華の花嫁となった今,彼らは私を受け入れてくれるのだろうか。
「…ゆめ、今、何を見て居た?」
「え?」
書き物をしていた銀華のペンがコロリと転がった。
ずるっ、と乱暴に張型が抜かれその代わりに熱い銀華のものが当てがわれる。どちゅんっ!!
「〜〜っぅゔぅっ♡♡♡やっ、なん、でぇ…っ」
意味が分からず、目を瞬かせるゆめは、ぎゅっと銀華の着物の裾を握り締める。
「…お前が愚かだからだよ。ゆめ、とてもとても愚かだ。この閉鎖した村では…誰も真の意味でお前を受け入れるものなど居ない。ワシの妻になったとてそれは同じだ。ヒトは自分と違うものを容易く受け入れられるように出来ては居ない。それは、人も妖も同じだ。」
ごちゅっ♡♡ごちゅっ♡ぐちゅっ♡♡ずちゅっ♡
突き上げられる度にゆめの身体が跳ねる。自分が銀華の機嫌を損ねてしまった事がよく分かる。
「ふぅっ♡♡あっ♡あっ♡♡ごめ、なしゃ…っ♡♡」
「ああ、勿論…ワシはお前を愛しているぞ。ゆめ…可愛い可愛い、ワシの番よ。」
ポロポロと涙を流すゆめを銀華は包み込むように抱きしめながら、身体の至る場所に淡い痕を刻んで行く。
「ふぁ…っ♡あっ♡♡あん…っ♡♡♡」
「許しておくれ、ゆめ…っワシはお前を人ではないものに変えてしまう。お前をワシがもつ運命のなかに取り込んでしまう。それでも…ワシは、赤子のお前を一目見た時から…」
愛してしまったのだ。穢れなく、一片の澱みのない人間の赤子を…この子のためならば待つ事さえも苦痛では無かった。けれど、彼女の成長を見て行くうちに、蛹から蝶へ羽化するように美しくなるゆめに、並々ならぬ執着を抱えた。
「あ゙っ♡あ゙お゙お゙っ♡♡♡良いっ♡良いっ♡♡ぎんかっ、ぎんかさまっ♡♡ゆめっ♡ゆめは…っ♡♡あ゙ぁあぁああ゙あ゙っ♡♡♡」
びゅるっ♡びゅるるるっ♡♡♡熱い精液がたっぷりゆめの子宮に向かって吐き出される。ぽこりと精液だけで膨れた胎がどこかアンバランスだ。
「んぅゔっ♡♡♡おなか、おなかっ、いっぱい、なんです…っ♡♡♡ぁお゙お゙っ♡♡♡はらむっ♡本当にっはらんじゃいますぅゔっ♡♡♡」
「…っ、孕め…っ♡♡孕んでくれ…っ♡ワシの子を…っお前のなかに…っ!!ああっ、たりぬ…っもっと、もっとお前を貪ってしまいたい…っ♡♡♡ゆめ、ゆめっ!」
お腹がパンパンなのに、苦しいのに銀華はペニスを抜いてくれない。それどころかまだ出し足りないと言わんばかりに足を深く折り曲げられて子宮に届くぐらいに深く突き上げられる。
「ひぎ…っ♡♡ひっ♡ひぁっ♡♡あっ…♡♡♡しゅごっ♡♡しゅごぃいっ♡♡あかちゃんのお部屋っ、あたってるぅゔっ♡♡♡んぐッ♡ん゙ん゙ッ♡♡♡あっ♡あーーっ♡♡♡しんじゃうっ♡しんじゃぅゔっ♡♡♡」
ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽぉ…っ♡♡♡
柔らかくなった子宮の入り口が、遂に陥落して太い銀華のペニスをぐっぽりと迎え入れる。
「んぃいぃいっ〜〜ッ♡♡♡あぇっ♡えっ♡♡だめっ♡♡こん、にゃ…っ♡ぬ、いて…っ♡♡♡らめなところ…っはいってりゅっ♡♡はいってりゅよぉおっ♡♡」
「は、ぁ、これは…っ、好都合、だな…っ、子宮のなかで出してやろう、ゆめ。あぁ…っここち、よい…できることなら、ワシもお前のココに生まれ直したい…っ」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡ごっちゅぅうっ♡♡♡
子宮が容赦無くペニスで殴られ、柔らかな赤子を育むための場所が蹂躙される。
「んい゙っ♡♡♡〜〜〜っ♡イぐっ♡♡イぐっ♡イぐっ♡♡し、きゅ、でイくっ♡♡♡イっちゃぅゔぅうっ♡♡♡」
銀華の腕の中で大きく身体を痙攣させながらゆめは、彼の広い背中に爪を立てる。それに合わせて、熱い銀華の精液が子宮の中全てを白く塗り潰そうと大量に吐き出される。銀華とゆめは、長い時間お互いに抱き合い、唇を貪り合っていた。二人は同じ場所に居て、人に囲まれていても常に孤独だった。そしてその孤独を癒す相手にお互いを選んだ。
「んぅ…っ♡♡ん、んん…っぎんかさ…っゆめのお腹、ぎんかしゃまので、いっぱい、です…っ♡きっと、あかちゃん、できてます…っきっときっと、とっても、可愛い子です…っだから…!!二人で、大切に育てましょうね。」
「ああ、勿論だとも…ゆめ。この子は、ワシとお前の大切な愛の結晶じゃ。」
コツン、と銀華はゆめの額と自分の額を優しく合わせる。もうここから一生出られなくても良い。この方が悲しい顔をしてしまうなら。ゆめの細い手足が、銀華の身体に絡めた。その日は二人でピタリとくっついて眠った。
「ふふ、おめでたい事で御座います。銀華さま、そしてゆめさま。見事にご懐妊していらっしゃいます。」
村巫女である白銀はそう言ってゆめの腹から手を引くと嬉しそうに目を細めた。二人の間に皆に望まれた子が生まれてくるのは、ゆめにとって嬉しくもありどこか照れ臭くもあった。
「ゆめさま、体調が落ち着いたらわたくしと庭の散策でも致しましょうか。今は丁度秋口、少しずつ木々が色付いて美しゅうございますよ。」
白銀は最近良く、ゆめを外へ連れ出してくれようとするからとても有り難い。けれどあからさまに喜ぶと銀華の尻尾がゆめの身体に優しく巻き付く。
「…銀華さま、あまりゆめさまを困らせてはなりません。わたくしと庭を歩くぐらいで何ですか。器の小さい事を…“兄上”」
後で聞いて分かった事だけれど、銀華様と白銀様は実は双子だったのだそうだ。
「…昔は、忌み児と呼ばれ扱いは今よりずっと酷かったのです。今は亡き母上様が機転を効かせ、妖力が高かったわたくし達を、この村を守る巫女と守神として祀る事を考えなければきっとそのまま殺されておりました。」
白銀は、目を伏せてその頃を思い出したのか顔を青白くさせている。
「…今もその名残りでワシと白銀はこの屋敷の外へ出る事はできぬ。一生をこの家の中で生き、そして死ぬ。つまらぬ人生だと思っておったんじゃがなぁ…」
銀華は、引き寄せたゆめの頬にスリスリと頬擦りをするとゆめはその大きな手を握りもう片方の手で、白銀の手を握った。
「散歩は三人で参りましょう?
愛していますよ、銀華さまっ!!」
ゆめは、甘えるように夫に抱きつき、夫である銀華もそれを当然の様に受け止め唇を触れさせる。彼女は今、誰よりも幸せだった。
end.
シトシト、シトシトと外は雨が降っていた。それにも関わらず窓の外は快晴、すなわちお天気雨だ。又の名を狐の嫁入りとも言う。その日、古くからの村の者たちは非常に湧き立ち、右を見ても左を見てもお祭り騒ぎである。実は、村の守神とも言える九尾の狐である|銀華《ぎんか》がついに嫁を娶ったのだ。
『なんてよき日に結婚式が迎えられたんだ』
『狐の嫁入りの日に輿入れとは何とも縁起が良い』
『銀華様に望まれた娘は何とも幸せじゃ。』
そんな風に村の者たちが口々に言うのが乗せられている輿の中からでも良く聞こえてゆめは口を噤む。早く銀華に会いたくて仕方なかった。彼女は、この村唯一の“人間の娘”だった。代々、九尾の狐は人間の生娘から伴侶を選ぶのがこの村の昔からの決まり事だった。
『嗚呼、ゆめちゃん。随分と大きく、娘盛りになって…あの子がこの村の外れに捨てられていた時はどうなる事かと思ったけれど…』
『えぇ、えぇ、村で手厚く皆で育てて来た甲斐がありました。銀華様もゆめの事はことの他気に入られて…子が産める年になるまで大事に大事に、まるで真綿で包むように育てられて…何ともおめでたい。』
身体は人、顔は狐と言う村人たちの声があちら、こちらから聞こえて来る。ゆめは、彼らが少し苦手だった。口を開けば、銀華、銀華と言ってくる。だから、ゆめは必然的にここまで育つ時間の殆どを銀華の傍で過ごした。
そこが最も居心地が良く、安心出来るゆめの居場所になっていたからだ。
『さぁ、花嫁…手を…』
『銀華様のお屋敷に着きましたよ、花嫁』
輿の御簾が上げられ、見分けの付かない狐たちが口々にゆめを急かす。きっちりと白無垢を着せられたゆめは、近くに居た娘狐の手を取って着物が着崩れないようにゆっくりと輿から降りて立ち上がった。
「くふふ、随分庭先が騒がしいと思ったら。ワシの可愛い花嫁殿だったか。」
「銀華様っ!!」
ジャリッ、と縁側から下駄を履き悠々と庭先に降りて来た銀華は緩くウェーブの掛かった白銀の長髪をふわふわと風に靡かせる。
「…おいで、ゆめ。ワシが抱えてやろう。」
銀華の太い腕が、力強くゆめの身体を抱えて持ち上げる。元々長身でガッシリした体格の銀華は難なくゆめを腕に抱き抱えると慣れた日本家屋へゆめを連れ込んだ。
「銀華様、どこへ行くの?」
「白銀の巫女の所じゃ。ワシに嫁ぐ娘は、婚姻の儀を行う前に巫女に身体を診てもらう習わしがあるからの」
銀華の屋敷の中でも、此処から先へは入ってはいけないとキツく言い含められて居た部屋へゆめは案内される。そこは、随分と薄暗い部屋だった。そして清潔に清められた畳張りの部屋の奥に一人の女の姿がある。
「…銀華様、花嫁様、お待ちしておりました。」
銀華と同じく白銀の長く真っ白な髪を持つ巫女は、何故かその目元に黒い布を当てて、目が見えなくなっていた。銀華は、ゆめを抱き抱えてその巫女の前に座り胡座を掻くと腕の中のゆめを膝の上に座らせる。
「花嫁様、わたくしはこの村の巫女、|白銀《しろがね》と申します。花嫁様のお身体が健やかであるか、確認するのがわたくしの努めにございます。」
白銀は、そう言うとその真っ白で頼りない手をゆめに伸ばして来る。元々、人見知りであるゆめは、思わず銀華の太い腕に縋り付く。
「嗚呼、なんてお可愛いらしい…。そう身体を堅くせずとも痛い事は致しません。…兄上、いえ銀華様に身を委ねて下さい…」
「あ…っ、銀華さま…」
「どれ、ワシが手を握っていてやろう。すまんな、白銀。こやつは特別ワシが甘やかして育てたもんでワシ以外に慣れるまでに時間が掛かってな。」
銀華の両手が、ゆめの小さな手を包みまるで万歳をさせるように両手を上げさせる。
「まぁ、銀華様ったら…婚儀もまだだと言うのにもう惚気でございますか?ふふ、では…花嫁様少し、お身体に触れますよ?」
白銀はゆっくり白い自分の手をゆめの腹部に押し当てる。それは何のこともない変化だった。ゆめの腹部を撫でていた白銀の手がトプっ、と音を立ててゆめの腹にめり込んで行く。不思議と痛みはない。けれど、腹の深い部分に白銀の手の感触を感じるのだ。
「〜〜ッ、ふ…っ♡あ、ぅ…っ♡♡」
くちゅっ♡くちゅっ♡♡と水音と共にゆめの内側が白銀の手で掻き回される。ゆめは、ジッとしている事が出来ずに思わず身を捩る。
「ぁ…っ♡あぁ〜っ♡ぎん、かしゃま…っ」
「良い子じゃ、ゆめ。ゆっくり息をするのだ。そう…白銀の手を深く受け入れてしまえ…」
「ひ、ぃ…っ!?」
更に白銀の手が深くまで埋まり、水音がぐちゃぐちゃと激しくなる。じんわりと頭の深い部分がトロリと溶けてゆめは、ビクビクと身体を震わせる。
「ふぅうぅんっ♡♡♡ぁっ♡や、ら…っ♡や、ですぅ…っ、へん…っ♡からだ、へん、に…っぁ、ああっ!?」
ぐちゅんっ♡♡♡と音がしてズルリと白銀の腕がゆめの腹部から引き抜かれる。銀華の腕のなかで息を荒げ、グッタリしたゆめは、思わず自分の足を擦り合わせる。
「…花嫁様のお身体には何の触りもございませんでした。子を孕む為の袋もしっかり成熟されておりました。さぞ、健やかな御子を宿される事でしょう。」
白銀はそう言うとたっぷりと濡れて糸を引く、自らの手を懐紙で清めた。
「お二人の婚姻の儀が恙無く執り行えますように、わたくしも最善を尽くしますゆえ…」
そう言って恭しく、白銀は二人に向かって頭を下げた。
「…銀華、さま…っ」
「ん、どうした?まだ先程のあれが後を引いておるのか?頬が、まるで林檎の様に火照って、愛いのぉ。思わず、パクリと食べてしまいたくなる。」
銀華の手が優しくゆめの頬を撫でる。ゆめは無意識に先程白銀が触れた下腹部を撫でて居た。白無垢に綿帽子、美しい化粧を施されたゆめは小さく声を上げる。
「銀華さま、ゆめは…」
「何も恐れる事はない。おぬしはワシの可愛い花嫁になるんじゃ。…どれだけこの時を待ち侘びたか。のぅ、ゆめよ。」
ゆめは、初めて銀華を怖いと感じた。彼の細められた瞳の奥。底知れないその目がとても恐ろしく感じた。ギラギラとした、まるで獲物を狙う獰猛な動物の様な。そのゆめの怯えを目敏く見抜いた銀華は、いつもと変わらない甘い声でゆめを呼び、そして導いた。
銀華の広い日本家屋の広間は、大勢の村人で一杯だった。こんなに沢山の人の視線に晒される事になれて居ないゆめは、息苦しささえ感じた。婚儀の為に用意された広間は、不思議な嗅いだ事のない甘い匂いが充満していて、ゆめは眉を顰めた。
(…この匂い、何だか…あたまがぼぅっとする。)
ゆめは、まるでふわふわと酩酊しているような気分になった。銀華の腕に縋り付きながら、ゆっくりゆっくりと中央に進み出る。銀華に倣ってその場に座り、村巫女である白銀から祝いの祝詞で祝福される。これは、神へ二人の婚姻を知らせるもので、ゆめはその間も意識を保つのに必死だった。
(…?ど、して…??目の前が…)
目の前の風景がぐにゃぐにゃする。妙に喉が渇いて頭の中にモヤが掛かり腹の奥がジクジクと熱く疼き始めていた。そのお陰で、殆ど銀華に持たれるようにしていたがそれを咎められる事は無かった。
「…ゆめ、ゆめよ…」
意識の遠い所で銀華に名前を呼ばれ、クラクラしながら顔を上げる。舌が絡まり上手く言葉が出てこないゆめに変わり銀華は当然の様に彼女の後ろに周りゆめの身体を優しく支えながら大・中・小と並べられた銀の盃を順番に三回ずつに分けて飲み干して行く。
「あ…っ」
「一度、二度目は盃に口を付け、三度目で飲み干せば良いのじゃ。どれ、ワシが一緒にやってやろう。」
酒が喉を通る度に、まるで熱い火の塊を飲む様に、ゆめの喉を焼いた。拒絶しようとしても、その頃になると声も身体もゆめの自由にはならず、銀華に促されるまま、ゆめは、やっと三つの盃の酒を空にし三々九度の儀式を終える事が出来た。その後も儀式は恙無く進み、巫女である白銀が神への祝詞と共にこの場に居る全員の承認と共に二人が夫婦となった宣言を行い無事に婚儀を終えた。
(…おわっ、た、の…?)
ゆめは、この広間に蔓延するこの甘い香と飲み干した神酒のお陰で殆ど意識が朦朧としている部分が多く話も殆ど耳に入ってこない状態だった。
「…ゆめよ。ワシの声が聞こえるか?婚儀が無事に終わった。これでおぬしは、名実共にワシの妻じゃ。」
フワリ、と身体を抱えられてゆめは、広間の続きの部屋へと銀華によって運ばれる。薄暗く、小さな部屋には数本の蝋燭が立てられていた。銀華は、そこに敷かれて居る布団にゆめを横たえる。ここでは、広間よりもずっと強くあの香の匂いが立ち込めて居てゆめは、息が詰まりそうになった。
「〜〜ッ、は、ぁ…っ♡」
懸命に呼吸をし、空気を大きく吸い込む度にゆめの身体が重くなり自由が効かなくなっていく。混乱する間もなく、ゆめの白無垢の帯がしゅるりと解かれる。
「さぁ、ゆめ。ワシらは今宵真の意味での夫婦となるんじゃ。この時をどれだけ待ち侘びたか…この誰にも汚されない、美しい肌をワシがたっぷり愛でてやろう。ー白銀。」
銀華の言葉に、巫女白銀は夢の枕元に座り、自らの瞳を覆って居た黒い布を外すとゆめの目を塞いだ。その途端、大勢の人間が部屋に入って来た気配がして彼女は身を縮こめた。声は聞こえないものの、着物の衣擦れや人の気配、小さな吐息、絡みつくような無遠慮な視線にゆめは身体を縮こませる。
「〜〜ッ、は、ぁ…ッ♡♡♡や…っ♡♡」
そんな状態のまま、白無垢の前が開かれる。けれどゆめには今がどんな状態なのかが全く分からなかった。目を塞がれ、尚一層敏感になった肌がビクビクと身体を震わせている。
「んぅッ♡あッ、や、ぁ…っ♡♡」
「目隠しをされて怖いか?肌が泡立っておる。…何もそう怯えずとも良いぞ。ワシの愛し子。」
銀華のどこか興奮したような声音が間近で聞こえる。そのまま首筋を熱い舌が這い回る。ぬちゅっ♡ぴちゃっ♡と濡れた音が響いてゆめは、ぎゅっと身体を縮こませる。
「は…ッぁ、♡ぅう…ッ♡♡ぁんッ♡」
銀華の舌が肌をなぞる度にビクビクと身体が震え、ゆめはふぁっ♡♡と熱い吐息を漏らした。不意に、銀華よりも体温の低い手がゆめの白い肌を弄った。
「花嫁様、大丈夫です。怖がらないで…」
それは村巫女である白銀の声だった。彼女の銀華よりも滑らかで引っ掛かりのない手が優しくゆめの胸の膨らみを撫で上げ、焦らすように乳輪を指の腹でなぞる。
「〜〜ッ♡ふ、ぅ…っ♡あ…っ♡♡」
「…白銀の愛撫が切ないか、ゆめ?部屋に焚き染めた香の香りと人にだけ特別に効く神酒だ。身体が燃えるように熱いのではないか?」
「ふぁっ♡♡♡――んぅ♡ンンンッ♡♡♡」
ピチャリ、と濡れた音が聞こえる。知らない、こんな刺激は知らない。ゆめは、は、ぁ…ッ♡♡と甘い声を漏らしながら布団に掛けられたカバーを握りしめる。
「〜〜っ、ぎん、か、さまぁ…っ」
「随分と甘く熟れた声を出す。そのまま、感じるままに声を出しておいで…ゆめ」
銀華の口が開いて熱い口内に、プクリと腫れた乳首が吸い上げられる。ちゅっ♡ちゅうっ♡♡とまるで赤子が乳でも吸うように、銀華はゆめの乳首に吸い付く。びっくりでして、思わず拒否しようと伸ばされた手が白銀の二本の手に捕まって、握り込まれた。
「んぅ…っ♡んん…っ♡ひん♡♡」
「花嫁様、わたくしと手を繋いでおきましょう。どうか、そのまま銀華様にその身を委ねて下さいませ」
「あっ♡あぅ…っ♡♡や、らぁ…っ♡♡」
ねっとりとした舌で嬲られ、じゅるじゅると乳首を吸われるゆめは、両手を白銀に拘束されたままいやらしく身を捩る。
(ああ、なんて幸福だろう。銀華様の婚儀を見守る事ができるなんて…)
(花嫁さまの乱れよう…あの様に銀華様に愛されて、何と羨ましい…)
ざわざわとどこからともなく人々のヒソヒソ声が聞こえて来て、ゆめは、ふるふると首を横に振った。いやだ、こんな場面を見られるだなんて、恥ずかしい…ほんの少し舞い戻った理性がどうしようも無くゆめを追い詰めて行く。
「…そんなに村の者たちが気になるか?ならば、手早く済ませてしまおう。ゆめ、少し我慢しておくれ」
銀華はそっと胸から唇を離すと、殆ど力の入らないゆめの太ももを持ち上げ、思い切り開かせた。
「ひぃっ…やっ!!」
そんな場所を銀華は勿論、他の人にも見られるのは始めてで、ゆめは、ジタバタと足をバタつかせた。そこに視線が集まるのを感じて、じんわりと入り口が熱くなる。
「随分、慎ましいな。ゆめ…可愛い、私の花嫁。ここは良く濡れているぞ。先程の愛撫で濡らしたか?」
銀華は、嬉しそうに微笑むと、その珊瑚色の襞を指で推し開き、濡れている所にくちゅっ♡♡と口付けた。
「やぁんっ♡♡♡」
始めての感覚だった。そのまま、ザラザラした獣特有の舌でゆめのそこは舐められ続ける。
「ひぅ…っ♡うっ♡うぁあ〜〜っ」
気持ちいい。ゆめは素直にそう思った。身体がゾワゾワする。じゅるっ♡♡じゅるっ♡じゅ…っ♡♡身体の奥からジワリと何かが染み出して来てゆめは、身体を捩ってそれから逃れようとするが、銀華がそれを許すはずも無かった。より一層強く吸いつかれて、じゅるるっ♡じゅるっ♡♡♡と吸い上げられる。
「いぁっ♡♡あーーっ♡んぅッ♡んんんん〜〜っ♡♡」
「身体をその様にビクビクさせて…達したのか、ゆめ…」
「はッ…?んぅっ…んん…っ??」
「分からんか?まぁ、良いその内嫌でも身体が覚えるものじゃからのぉ、ゆめよ。ワシの与える快楽に酔いしれるが良い。」
銀華はそう言うとザラザラとした肉厚の舌をゆめの入り口からツプっ、と侵入させた。自分の内側に誰かの身体の一部が入って来るなんて信じられない事だ。
「〜〜ッは、ぁ…ッ♡♡♡んぅゔぅうっ♡♡♡」
ぐっちゅっ♡ぐっちゅっ♡ぐっちゅう♡♡
長くてザラザラした舌がじゅぽじゅぽと何度も出て入るを繰り返す。その度に掻き出された愛液がビチャビチャと布団を濡らして行く。
「あ゙ぉ…ッ♡おぉ〜〜っ♡♡ぅあっ♡ああっ♡♡」
ずぞっ、ぞぞぞぞ…っジュルっ♡♡♡まるで布団に溢れる愛液すら惜しそうに銀華は、激しく舌でピストンしながら愛蜜を啜ると複雑に絡んだ襞をゆっくりと両指で剥きながら頭を出したクリトリスにチュウッと吸い付いた。
「ひぎっ♡♡んぉおぉおお゙〜〜ッ♡♡♡」
ガクガクと身体が痙攣し、小さな空洞からピュッと蜜が吹き出す。その反応が気に入ったのか、銀華はザラザラした自分の舌でクリトリスの天辺、側面を余す事なく舐め回す。
「あ゙お゙ッ♡ぉおお゙…ッ♡♡やめっ、やめへぇ〜ッ♡だめっ♡これっ、らめぇえ〜〜ッ♡♡」
あまりの強い刺激に脳が覚醒し、拙いながら声が出るがそんな事は銀華にとってはどうでも良い事だった。ぬるぬる、ザラザラの舌でクリトリスを舐めて、舌で押し潰して、口で吸い上げて、時折甘噛みする。既に、潤滑油を仕込むまでもなく濡れ震えるそこに銀華は、長くて太い人差し指をズルズルと差し入れた。
「!?…っいやぁっ〜〜!!」
自分の内側に入り込む異物にゆめは、首を大きく左右に振り腰を震わせる。ゆめの内側を確かめるように銀華の指が今だに狭い中をグリグリと縦横無尽に動かす。
「ぁあっ♡あぅ…っ♡♡ぅうっ♡ゔぅ〜〜ッ♡♡」
「やはり中は随分狭いな、ワシの指が二本入るか…」
「…銀華様、こちらを…あまり長引くと見届人たちもざわつきます故…」
白銀が懐から取り出した小瓶には、白い軟膏がたっぷりと入っていた。それを自身の人差し指に塗り込んだ銀華はそれをゆめの膣へたっぷり、隅々まで塗り込んで行く。最後に自らも花婿衣装を脱ぎ、太く、硬く逞しくなった自分のペニスの先にも丁寧に塗り込む。
「…初めては痛むものですから、銀華様」
白銀の言葉に銀華は、華奢なゆめの身体を抱き上げて、彼女の膝の上に座らせた。居心地悪くもまだ身体の感覚が戻らないゆめは、彼女の胸に背を預ける事になった。不意に後ろの白銀の手が伸びて来て、ぐいっ、とまるで幼児に排尿をさせるように下からゆめの膝裏に手を入れて閉じられないようにしっかりと開いた。
「〜〜ッぅう!?」
「…先だけしか挿れぬから、耐えてくれ」
「ひぅゔッ♡♡♡あっ♡あーーっ、んぅゔぅう〜♡♡」
短く言い放った銀華の言葉と共にたっぷり濡れたゆめの入り口がググッと大きな彼のペニスで無理矢理開かれるがなぜか彼女に痛みは無かった。あるのは、酷い圧迫感と痺れる様な気持ちよさだけだ。
「〜〜あおッ♡あっ♡ああ゙っ♡♡ぅああ゙ッ♡♡」
ブチリッ、と頭の中に大きな音が聞こえた。何かが切れたような、千切れたような、何か…
「〜〜ッ、うぁあ…っ♡♡♡」
銀華の太いペニスが、ズルリとゆめから抜かれる。その先に絡みつく透明の愛液と、少量の血液でゆめが、今宵処女を銀華へ捧げ、それを見届け人と巫女が確認した事で二人の婚姻は無事に成されたのだった。無言のまま見届け役であった村人たちが去ると閨には、銀華とゆめ、そして白銀だけが残された。
「…今宵は初夜、あまり花嫁様を虐めないで下さいましね。兄上。」
艶やかに微笑む銀狐二人の面差しは、部屋の蝋燭の灯りに照らされてあまりにも似ていた。そんな白銀も部屋を後にして、パタリと襖が閉じられた。銀華は、手を伸ばしてゆめの目の黒い布を取った。
「ああ、ゆめ。まるで奇跡のようじゃ。お前をこんな風にワシの嫁として迎える事ができ、こうしてお前と結ばれる事が出来た。」
銀華は、ゆめの華奢な身体の上に乗り上げ、激しく、舌を絡ませながら、細い足を抱え上げて、もう一度の彼女を深く貫いた。
「ふぅゔぅううぅっ〜〜♡♡♡」
「ああっ、ああ、ゆめ…っ、ワシのゆめ、可愛い可愛い…ワシの番よ。愛している、愛しているぞ…っ」
「あ゙ぁっ♡♡ああっ♡♡♡ぎん、か…っぎんかさまぁあ…っ♡♡♡」
ぐちゅっ♡ぐっちゅっ♡♡じゅっぷ♡♡♡
銀華のペニスが、ゆめの中を突き上げる。もっと、もっと、と彼の背中に掴まりながらゆめは、初めての夫との交わりに甘い声をあげる。静まりかえりやっと彼と自分以外の気配の消えた部屋は、居心地が良かった。
「ああっ♡あっんっ♡おおきぃ…っ♡お、きぃ、ですぅ〜〜っ♡♡♡銀華さまの、おちんちんっ、ゆめのなかに、つきささってますぅ♡♡あっ♡あっ♡ああっ♡♡」
ぼっちゅ♡ぼっちゅ♡♡といやらしく腰をピストンされ、大量の愛液が太いペニスで攪拌されて白く濁りながら繋がった部分からじゅわっ♡と滴ってくる。
「ああ、とても良い…っ、ワシはお前の身体に夢中じゃ、ゆめ…っ、こんなにも狭い中が、ワシを求めて戦慄いているっ、は…ぁっ♡ゆめっ、ゆめ…っ!!」
ゆさっ、ゆさっと身体が揺さぶられる度にゆめは、切なげに眉を寄せる。それは、銀華も同じでゆめを掻き抱きながら何度も何度も腰を突き上げて来る。
「…っ、だいぶ、中が柔らかくなった、な…っこれ、なら…っ、」
「ひ…っ!?あっ、あ、銀、華、さまぁ…??」
まるで逃がさない、と言う様にゆめの細腰がしっかり銀華によって固定される。そのまま、グッと体重を掛けられるとジリジリと銀華の太いペニスが更に奥を目指して胎を押し上げる。
「っつ、ふぅっ〜〜かは…ッ♡ま、まっへ、くだ、しゃ…っ♡ぁああ゙あ゙っ♡♡だめっ♡だめ、れすぅ〜ッ♡は、いる…ッ♡入っちゃ、ゔッ♡♡おぐっ♡♡」
「ああ、…受け入れておくれ、ワシの愛し子…この胎の奥深くまで…っ、そして、ワシの子を孕んでくれっ!」
「ひぎっ♡い゙ぁあ゙あ゙あ゙ぁ〜〜〜〜ッ♡♡♡」
どっちゅぅうゔっ♡♡♡と体重を掛けられて、ゆめの最奥へ太い亀頭の先がグポッ、と音を立てて嵌る。
「〜〜ッ、あ゙お゙っ♡お゙ぉお゙お゙ッ♡♡♡むりっ♡むりぃいっ♡♡♡じぬっ♡じぬじぬじぬっ♡♡♡」
太いペニスを捩じ込まれて、ぼちゅっぼちゅっぼちゅっ♡♡♡と何度も何度も、敏感な子宮口に擦り付けるように、亀頭が擦り付けられ、押し上げられる。
「あぎゅっ♡♡だめぇえっ♡♡♡やべっ♡やべて…っ♡♡おくっ♡おぐ、だめっ♡♡♡こわいっ♡♡いやぁあぁあ゙〜〜っ!!」
「ふふ、わかる、のか…??ゆめは、聡いのぉ…これまでこの様な閨事の知識なぞ、あえて教えては来なかったのに…生き物の本能か…ここに、強い雄の子種を仕込まれて孕むのは、お前たち雌の大事な役目じゃからな」
銀華は、優しくゆめの身体を抱き寄せながら背中を支えて、身体を起こした。対面座位の体勢を取りながら、彼女を自分の上へと抱え上げた。
「ぁぉお゙ぉおお゙ぉッ♡♡♡はぅゔっ♡♡ちゅぶれるっ♡♡おにゃかっ、ちゅぶれちゃぅゔっ♡♡♡」
銀華の上に乗せられた事で、ゆめの身体は重量に従って、ズルリと落ちてそれまでよりもより深く銀華の太いペニスを咥え込んで居る。そのまま、腰を支えられ、ゆさゆさとゆめは、身体を揺さぶられる。
「ぁお゙ぉッ♡♡♡だめっ♡だめぇえっ♡♡ゆるしてっ♡ゆるして、くだしゃ…っ♡♡♡おくっ、つぶされりゅのだめっ…こわれるっ♡♡こわれちゃぅうぅっ♡♡♡」
トロリと表情を崩し、銀華に縋り付くゆめはこれまでよりも妖艶でそれでいてどこか、まだ幼さを残すアンバランスさが銀華を余計に熱く激らせていた。
「~~っ、ゆめ…っ、ゆめっ、愛しているっ、ワシをっ、ワシの全てを受け止めてくれ…っ」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と激しく中を下から突き上げられながら、意識が遠のいて行くなか、ゆめは不思議な光景を見た。それは美しい、銀色の尻尾だった。それが、銀華が腰を揺らす度にふさふさと揺れて居た。
「あ゙お゙っ、ぎん、かっ♡ぎんか、さまぁあ゙っ♡♡あっ、だめ…っも、ゆめ…っ♡♡なにか…っ♡何か、きちゃいます…っ♡♡♡」
狭い膣をギュウギュウと締め付けながらゆめは、顔を真っ赤にしながら訴える。
「っつ、いい、ぞ…っ♡♡ゆめ…っ♡イくときは、イくと言え。ワシも…っ、それに合わせるっ、からな…っ」
「ん゙ぅゔっ♡♡い、く…っ?ああっ、ぎんか、しゃまっ…!!ゆめっ、イく…っ♡♡イッてしまい、ましゅっ…イぐっ♡いぐっ♡」
いつの間にか、ゆめも銀華のピストンに合わせて腰を振って居た。二人、手を取り合い指を絡めながらゆめは、背中を、グッと逸らし大きな波にその身を委ねた。
「ぁおぉお〜〜ッ♡♡♡イぎますっ♡♡イぐっ♡イぐぅうう〜〜〜ッ♡♡♡」
「はっ、あ、ぉ…っ、ゆめ…っ!」
しっかりと子宮口に押し付けられたペニスの先から、びゅっ♡びゅっ♡♡びゅるるるるっ♡♡♡と熱い精子がぶち撒けられる。初めての膣内射精にゆめは、あっ♡おっ♡♡と短く呻きながら銀華の腕の中に崩れ落ちた。
「はっ、ぁ、ハァーーっ、ハァっ、ハッ…」
銀華のソレは一度出したものの今だに硬かった。まるで野生の本能に引っ張られるように、銀華は繋がったままのゆめの身体をうつ伏せに這わせ、どちゅっ♡♡と腰を打ち付ける。
「はぎゅっ!!〜〜ッゔぁあ゙〜〜ッ♡♡じぬっ♡じんじゃぅゔっ♡♡♡」
ゆめは、銀華の下で小さな身体を強張らせ何とかそこから抜け出そうとジタバタと手足をバタつかせたが、バチュッ♡バチュッ♡バチュンッ♡♡と布団に身体を押し付けられたまま、腰を振り下ろされると諦めたように身体の力を抜いて布団を握り締める。
「んぎ…っ♡♡♡ぁお゙っ♡♡せめて…っ♡やすましぇてぇ〜〜っ♡♡♡あ゙お゙お゙ッ♡♡イっだ、イっだ、ばっかりなのぉお〜〜ッ♡♡♡」
泣きながら、許して、許してと懇願するゆめを見ても銀華は全くこの陵辱を止めるつもりは無かった。むしろ、その様に凄まじい興奮を感じ、わざと子宮口を狙ってペニスの先で抉る。
「あ゙ぅゔぅう〜〜ッ♡♡♡イぐっ♡イぎますぅうっ♡♡ぎんか、しゃまっ…!!ゆめっ、イっちゃぅゔぅう〜〜ッ♡♡♡」
プシュッ♡シュッ♡プシャァアアアッ♡♡♡と尿道から多量の潮を吹きながらゆめは、それでも尚、銀華に犯され続けていた。彼の精豪ぷりは凄まじく、意識が途切れては無理矢理起こされ、中に注がれ、また意識を失う。そんな激しい営みは、明け方まで繰り返された。
(ん、こ、こは…?)
障子から入る太陽の光で目を覚ましたがそこは、彼女が眠りに着いた場所では無かった。そこかしこ、痛む身体を引きずり四つん這いで、廊下に通じる筈の障子を開けたが、そこには、木の格子が嵌め込まれていてゆめは、意味が分からず恐る恐る、その格子に手を這わせた。
「…おはよう、ゆめ。」
「ひっ!?銀華、さま…」
格子に手をついたゆめの手の上から大きな銀華の手が重なった。その手がスルリとゆめの腕を撫でて、後ろから首筋に銀華は甘噛みする。
「は…っあ♡いや、ぎん、かさまっ♡♡」
「なに、九尾の雄狐は情が深い。新しく夫婦となれば一週間はこうして離れに嫁を囲って子作りに励むのよ。…ほら、丁度良く…お前の中からも、昨日注いだ子種が滴って来た。」
銀華の掌が、やわやわとゆめの丸い尻をいやらしく揉みながらしとしとと逆流して来る子種にヒクつく入り口を太いペニスで突き上げた。
「ふぅうぅう〜〜〜ッ!?」
「おお、まだ中は柔く潤っておる。昨夜は、離しがたく明け方まで付き合わせてしまったからなぁ。分かるか?ゆめ…お前の中がたった一晩でワシのカタチになってしまったぞ」
「ンンン゙ン゙〜〜ッ♡♡♡」
ぐちゅっぐちゅっ♡♡とゆめの中がゆっくりと銀華のペニスで捏ねくり回される。昨日のような性急さは無く優しく優しく中がゆっくり慣らされて行く。
「は…っ♡あぅ…っ♡♡ぎんかっさま…!!」
「昨日は乱暴に抱きすぎたからのぉ、許せゆめ。お前が可愛くてついつい、抱き潰してしまった。」
甘く甘く耳元で囁かれる睦言にゆめは、んぅっ♡と小さく声をあげてしまう。そのまま、後ろから覆い被さるようにバックからパチュッ♡パチュッ♡♡と緩く突かれる。気持ち良さが細波のようにゆめを包む。
「んぅっ♡〜〜っああっ♡♡きもち、いい…っ」
「そうか、お前も気に入ったか?ゆめ…」
「あっ、あ゙ぁっ…ぎんかさまの、子種っ、でちゃい、ま…っ♡♡ん゙ぅゔ♡♡♡あ゙ぉッ♡ぉお゙お゙ぉッ♡♡」
太い銀華のペニスでぐちゃっ♡ぐちゃっ♡と掻き回され、時折、ちゅっ♡♡と子宮口にキスされる。昨夜の子作りでそこの気持ち良さを覚えたゆめが、いかないで、と言うように銀華のペニスの先に吸い付く。
「はぁ♡あぁ…っ♡♡しゅきっ♡しゅきですっ♡♡銀華しゃまっ…ぁああっ♡♡もっと、もっと…ぉっ」
「ふふ、もっと激しくが良いのか?ワシはお前をその様に淫らに育てたつもりはないぞ、ゆめ…っ」
「あ゙ぁああッ♡♡ごめんなしゃ…っ♡♡ごめんなしゃいっ♡♡ああ゙っ、でも…っでも、おくが…っ」
奥がまるで何かを求めるようにきゅんきゅんと疼く。
昨日、腹に出された精液は殆ど銀華のペニスで掻き出され空っぽになった子宮が寂しい、もっと欲しいと言うように淫らに銀華のペニスに吸い付いて来る。
「お前がこの様に、子作りを好いてくれて助かったぞ。ゆめ…幾人でも、お前が望むだけワシの子を孕ませてやろうな」
「あ゙ぅゔ〜〜ッ♡♡♡あり、がとうございま…っんぅっ♡ほしいっ♡♡ぎんかしゃまのっ赤ちゃんほしい、です…っ♡♡♡あついの欲しいっ!!ゆめのおなかのなかにっ、熱いのっ、注いでぇ〜〜ッ♡♡♡」
その途端、ぶちゅっ♡ぶちゅぶちゅぶちゅ〜〜っ♡♡と濃い性液がゆめの腹に注がれる。
「ぁ、ぉお゙お゙ぉっ…♡♡♡」
特濃精子を、子宮口に擦り付けるように、銀華は何度もそこに精子を塗りつけていた。
****
銀華は村の守神だ。離れに篭って居たとしても仕事はいつもと変わらずにある。ゆめは、銀華の膝を枕に机で書き物をしている夫の顔を伺った。ゆめの前で、綺麗な銀色の九本の狐の尻尾が見える。
ワシと契りを交わし、真の夫婦になったから見えるようになったのだと銀華は言っていた。どうやら村人やゆめたちには普段見えないように妖術を掛けていたらしい。
「ん…っ♡♡あ、ぅ、う…っ♡♡」
ゆめは、ふわふわしたその銀色の大きな尻尾を胸に抱き込みながら尻尾の先を甘噛みする。
「ゆめよ、ワシはやめていいなどと言った覚えはないぞ。ほれ教えた通りにやってごらん。怖がらないで」
銀華の言葉にゆめは、おずおずと自分の下腹部に手を伸ばす…昨夜も、今朝もたっぷりと注がれた銀華の精液を溢さないように、ゆめの蜜口は銀華の形を模した張型でしっかりと栓をされていた。
「〜〜っ、は、ぁ♡♡」
「ほらゆめ、持ち手を持って…ゆっくり引き抜いてそれを元の位置まで戻せば良い。簡単じゃろう?」
「んっ…♡んん…♡♡あっ、ひゃあっ…♡♡」
ぐちゅっ♡♡と音がして持ち手を持ったゆめは、ぐっぽりと奥まで突き入れられた張型をゆっくりと抜く。ぐっちゃぁあっ♡♡と糸を引き、いやらしく音を出しながら抜けたそれをゆめはまたぐぶぐぶと元の位置へ戻す。
「♡♡♡っ〜〜んぉおぉおっ♡♡♡」
「そうじゃ、ワシの仕事中…そうやって中を潤しておいておくれ。これが終わったら、お前の奥まで、ワシのもので貫いて…またたっぷり中に出してやろう。」
銀華の言葉にゆめは、腹の奥が熱くなって行くのを感じる。
「んぐっ♡♡♡んん…っ♡いいっ♡♡いいっ♡♡」
最初こそ戸惑って居たゆめではあったが、暫く張型を抜き差ししていれば、自然と自分の良い部分と気持ちの良い速度がわかったのか、自ら腰をいやらしく蠢かしながら、何度も何度も張型をナカヘ突き立てる。それに合わせて、銀華の尻尾たちも、ゆめの乳首やクリトリスをいやらしく刺激して来る。
「はぁあぁ〜〜っ♡♡らめっ♡ぎん、かしゃまっ…おなかっ、ゆめの、おなか…っさびしく、なっちゃ…っ!」
「…ふふ、一人遊びの手慰みでは足りなくなって来たか?昨夜も今朝もたっぷり注いで張型で栓までしているのじゃ、もう少しで仕事も終わる待っておいで…」
「ぁああぁあっ♡♡♡おっぱぃ♡クリトリスもぉ…っ♡♡しっぽ、だめっ…♡♡いじわるっ、いじわるしないでぇ〜〜っ♡♡ぁおっ♡イくっ♡♡イっちゃうよぉお゙っ♡♡♡」
身体を震わせながら呆気なく達したゆめは、荒い息を吐く。するり、と頬を撫でる銀華の手の動きにすら敏感に反応してしまう。ゆめは、ぼんやりしながら障子の隙間から覗く格子とその向こうの風景に見入っていた。
(子作りが終わったら、私は外に出られるのかしら。)
これまでこの村で唯一の人間の娘として大切にされて来たのはその通りで、けれどどこか皆よそよそしく、遠巻きに私を見ていた。銀華の花嫁となった今,彼らは私を受け入れてくれるのだろうか。
「…ゆめ、今、何を見て居た?」
「え?」
書き物をしていた銀華のペンがコロリと転がった。
ずるっ、と乱暴に張型が抜かれその代わりに熱い銀華のものが当てがわれる。どちゅんっ!!
「〜〜っぅゔぅっ♡♡♡やっ、なん、でぇ…っ」
意味が分からず、目を瞬かせるゆめは、ぎゅっと銀華の着物の裾を握り締める。
「…お前が愚かだからだよ。ゆめ、とてもとても愚かだ。この閉鎖した村では…誰も真の意味でお前を受け入れるものなど居ない。ワシの妻になったとてそれは同じだ。ヒトは自分と違うものを容易く受け入れられるように出来ては居ない。それは、人も妖も同じだ。」
ごちゅっ♡♡ごちゅっ♡ぐちゅっ♡♡ずちゅっ♡
突き上げられる度にゆめの身体が跳ねる。自分が銀華の機嫌を損ねてしまった事がよく分かる。
「ふぅっ♡♡あっ♡あっ♡♡ごめ、なしゃ…っ♡♡」
「ああ、勿論…ワシはお前を愛しているぞ。ゆめ…可愛い可愛い、ワシの番よ。」
ポロポロと涙を流すゆめを銀華は包み込むように抱きしめながら、身体の至る場所に淡い痕を刻んで行く。
「ふぁ…っ♡あっ♡♡あん…っ♡♡♡」
「許しておくれ、ゆめ…っワシはお前を人ではないものに変えてしまう。お前をワシがもつ運命のなかに取り込んでしまう。それでも…ワシは、赤子のお前を一目見た時から…」
愛してしまったのだ。穢れなく、一片の澱みのない人間の赤子を…この子のためならば待つ事さえも苦痛では無かった。けれど、彼女の成長を見て行くうちに、蛹から蝶へ羽化するように美しくなるゆめに、並々ならぬ執着を抱えた。
「あ゙っ♡あ゙お゙お゙っ♡♡♡良いっ♡良いっ♡♡ぎんかっ、ぎんかさまっ♡♡ゆめっ♡ゆめは…っ♡♡あ゙ぁあぁああ゙あ゙っ♡♡♡」
びゅるっ♡びゅるるるっ♡♡♡熱い精液がたっぷりゆめの子宮に向かって吐き出される。ぽこりと精液だけで膨れた胎がどこかアンバランスだ。
「んぅゔっ♡♡♡おなか、おなかっ、いっぱい、なんです…っ♡♡♡ぁお゙お゙っ♡♡♡はらむっ♡本当にっはらんじゃいますぅゔっ♡♡♡」
「…っ、孕め…っ♡♡孕んでくれ…っ♡ワシの子を…っお前のなかに…っ!!ああっ、たりぬ…っもっと、もっとお前を貪ってしまいたい…っ♡♡♡ゆめ、ゆめっ!」
お腹がパンパンなのに、苦しいのに銀華はペニスを抜いてくれない。それどころかまだ出し足りないと言わんばかりに足を深く折り曲げられて子宮に届くぐらいに深く突き上げられる。
「ひぎ…っ♡♡ひっ♡ひぁっ♡♡あっ…♡♡♡しゅごっ♡♡しゅごぃいっ♡♡あかちゃんのお部屋っ、あたってるぅゔっ♡♡♡んぐッ♡ん゙ん゙ッ♡♡♡あっ♡あーーっ♡♡♡しんじゃうっ♡しんじゃぅゔっ♡♡♡」
ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽぉ…っ♡♡♡
柔らかくなった子宮の入り口が、遂に陥落して太い銀華のペニスをぐっぽりと迎え入れる。
「んぃいぃいっ〜〜ッ♡♡♡あぇっ♡えっ♡♡だめっ♡♡こん、にゃ…っ♡ぬ、いて…っ♡♡♡らめなところ…っはいってりゅっ♡♡はいってりゅよぉおっ♡♡」
「は、ぁ、これは…っ、好都合、だな…っ、子宮のなかで出してやろう、ゆめ。あぁ…っここち、よい…できることなら、ワシもお前のココに生まれ直したい…っ」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡ごっちゅぅうっ♡♡♡
子宮が容赦無くペニスで殴られ、柔らかな赤子を育むための場所が蹂躙される。
「んい゙っ♡♡♡〜〜〜っ♡イぐっ♡♡イぐっ♡イぐっ♡♡し、きゅ、でイくっ♡♡♡イっちゃぅゔぅうっ♡♡♡」
銀華の腕の中で大きく身体を痙攣させながらゆめは、彼の広い背中に爪を立てる。それに合わせて、熱い銀華の精液が子宮の中全てを白く塗り潰そうと大量に吐き出される。銀華とゆめは、長い時間お互いに抱き合い、唇を貪り合っていた。二人は同じ場所に居て、人に囲まれていても常に孤独だった。そしてその孤独を癒す相手にお互いを選んだ。
「んぅ…っ♡♡ん、んん…っぎんかさ…っゆめのお腹、ぎんかしゃまので、いっぱい、です…っ♡きっと、あかちゃん、できてます…っきっときっと、とっても、可愛い子です…っだから…!!二人で、大切に育てましょうね。」
「ああ、勿論だとも…ゆめ。この子は、ワシとお前の大切な愛の結晶じゃ。」
コツン、と銀華はゆめの額と自分の額を優しく合わせる。もうここから一生出られなくても良い。この方が悲しい顔をしてしまうなら。ゆめの細い手足が、銀華の身体に絡めた。その日は二人でピタリとくっついて眠った。
「ふふ、おめでたい事で御座います。銀華さま、そしてゆめさま。見事にご懐妊していらっしゃいます。」
村巫女である白銀はそう言ってゆめの腹から手を引くと嬉しそうに目を細めた。二人の間に皆に望まれた子が生まれてくるのは、ゆめにとって嬉しくもありどこか照れ臭くもあった。
「ゆめさま、体調が落ち着いたらわたくしと庭の散策でも致しましょうか。今は丁度秋口、少しずつ木々が色付いて美しゅうございますよ。」
白銀は最近良く、ゆめを外へ連れ出してくれようとするからとても有り難い。けれどあからさまに喜ぶと銀華の尻尾がゆめの身体に優しく巻き付く。
「…銀華さま、あまりゆめさまを困らせてはなりません。わたくしと庭を歩くぐらいで何ですか。器の小さい事を…“兄上”」
後で聞いて分かった事だけれど、銀華様と白銀様は実は双子だったのだそうだ。
「…昔は、忌み児と呼ばれ扱いは今よりずっと酷かったのです。今は亡き母上様が機転を効かせ、妖力が高かったわたくし達を、この村を守る巫女と守神として祀る事を考えなければきっとそのまま殺されておりました。」
白銀は、目を伏せてその頃を思い出したのか顔を青白くさせている。
「…今もその名残りでワシと白銀はこの屋敷の外へ出る事はできぬ。一生をこの家の中で生き、そして死ぬ。つまらぬ人生だと思っておったんじゃがなぁ…」
銀華は、引き寄せたゆめの頬にスリスリと頬擦りをするとゆめはその大きな手を握りもう片方の手で、白銀の手を握った。
「散歩は三人で参りましょう?
愛していますよ、銀華さまっ!!」
ゆめは、甘えるように夫に抱きつき、夫である銀華もそれを当然の様に受け止め唇を触れさせる。彼女は今、誰よりも幸せだった。
end.