殺人鬼のカニバリストに拾われた女の子は食べられたくない。
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『殺人鬼のカニバリストに拾われた女の子は食べられたくない。』
あの日から、全てが変わってしまいました。
もしも、時間を巻き戻せるのなら、巻き戻してその時間をなかった事にしたいぐらい私はこの今の生活が、恐ろしくて堪りません。だけど、抜けられないんです。
だって、私は…
「…おはよう、ゆめちゃん。今日の朝ごはんは何?」
「ひ…ッ!?お、おはようございます、|刃《じん》さん。すみません…食事を用意する音、煩かったですか??」
彼に後ろから肩を叩かれた途端、彼の纏う血の濃い匂いが鼻に来る。それまで感じて居た。お味噌汁の良い匂いや卵焼きと焼き鮭の香ばしい香りも全てが何処かに飛んで行った。
「いいや、大丈夫だよ。どっちかと言うと…今日はいつもの“アレ”やったからさっき帰って来たんだよ。それより、いつも自分で食事の支度させてごめんね、俺…“普通”の食事しないから、作ってあげられないんだ。」
スルリと後ろから優しく抱きしめられると更に濃い血の匂いが私の身体を包んで、楽しみにしていた朝食へのモチベーションが一気に下がる。
「あ…っ、じっ、じん、さ…っ」
カプッと後ろから柔く首を噛まれて私は、小さく声を上げる。それと同時に私のお尻の割れ目はグリグリと太くて硬い刃さんのソレが押し当てられて居る。
「ん…、ぁ、刃さん…っ、お、おきく、なって、ます。グリグリ、あ…っ、まって、くださ…、火を、止めますから…お口、ですか?それとも…あんっ♡♡♡」
ぐちゃっ♡♡と音がして、刃さんの手袋が嵌められたままの長い指が私の中に侵入してくる。そのまま、ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡っと恥ずかしい音がキッチンに響く。
「…あッ♡あぁ…ッ♡♡じ、ん、さ…っ♡♡ここ、じゃ…ん゙ぅッ♡〜〜ッぅゔぅゔっ〜〜♡」
下着が横にずらされたままでグリグリと気持ちいい部分が、仕立ての良い布の感触を纏って押し上げられる。プシュッ♡♡と堪え性のない敏感なソコが、潮を吹いて私は思わずシンクに縋って、上半身をそこに預ける。
「あははッ、まるで腰だけ上げて早くって誘ってるみたいだよ、ゆめちゃん。良いねぇ…血を見た後は酷く興奮するんだ。やっぱり、君に来て貰えて良かったよ」
「あ…っ、あ♡…じん、さ…ッ♡♡」
私の愛液をたっぷり含んだ手袋が、私のお尻を撫で回す。いけない、この行為に溺れたらダメだと頭の中では分かって居て身体は警鐘を鳴らし続けているのに。私の身体は既にこの人に支配されている。
「ねぇ、欲しいかい?」
ねっとりとした声が耳に響く。その度に私の蜜穴は、ヒクヒクと空っぽの中を締め付け、早く彼の圧倒的なペニスが欲しいと願ってしまう。彼の名前は、|刃《じん》苗字は知らない。彼は教えてくれない、そして彼は…最近、巷を騒がせている異常な殺人鬼…カニバリストだ。
そして私は…彼の殺人を偶々目撃し、拉致・監禁された唯の一般人だ。
「〜〜ッ、はい…♡ここ、ここに挿れて下さい、じんさ…っ、あ゙ぁああぁ―――ッ♡♡♡」
おざなりに解されただけで、刃さんの大きくて太いものを飲み込まされた中がギチギチと悲鳴を上げる。痛い、裂けてしまいそうだ。
「ゆめちゃん…っ♡痛い…?身体、強張ってる…」
「あ…っ♡あ゙ぁッ♡♡」
刃さんの手で乱暴に髪を引っ張られて、無理矢理彼の方へ顔を向けさせられる。痛みに思わず呻き声をあげると刃さんはとても嬉しそうに目を輝かせて私の顎を取ると唇を合わせる。
「んぅッ♡ン゙…ッ♡ぁああ゙っ♡♡♡」
ドプッ、と私の奥から粘っこい蜜が滲み出して来る。縮こまった舌が、刃さんの舌で絡め取られ、甘噛みされると背筋がゾクゾクした。相手は、人を殺してしまえる恐ろしい殺人鬼だ。彼はやろうと思えば、私の舌すらも簡単に噛み切り、殺してしまう事が出来るのだ。
「ふふ、また“イケナイ妄想”をしたね。ゆめちゃん、膣の中、凄くキュンキュンしてるよ?…俺にだけ、教えてくれるかな。君の頭の中の妄想♡」
「あ゙あ゙ッ♡♡♡」
後ろから刃さんの片腕に私の片足がしっかりと抱え上げられる。太いペニスがグチュグチュと中を激しく掻き回す。さっきとは違う場所にペニスの先が当たって更に染み出した愛液がドロリと太腿を伝った。
「ア゙ッ♡ゔぁあ〜〜っ♡♡ごめっ、ごめ、なしゃ〜ッ♡
ん゙ぅっ…♡きすの、ときに…ッ♡♡した…っかみきら、れる…っ♡も、そぅ…ッしまし、たぁ…ッ♡♡♡」
またドプッ♡♡と身体の内側から恥ずかしい蜜が太腿を滴り落ちる。怖い、なのに…気持ちいいっ、腰が溶けてしまいそうになる。
「あぁ、なるほど…ゆめちゃん。舌、出してごらん。俺に向かってほら、べぇ〜って」
「は…ぁゔッ♡あ、い…ッ」
刃さんの方に首を向けて、精一杯舌を出して、べぇ〜と突き出すと刃さんの親指と人差し指で舌が摘まれる。
「ン゙ッン゙ン゙…ッ♡」
「確かに、柔らかくてぷにぷにしてる。弾力があって、噛み切るのには少しコツが入りそうだけど、とても美味しそうだ。」
「ん゙ん゙ぅ〜〜ッ♡♡♡」
舌が乱暴に引っ張り出される。グリグリと指先で舌の表面を撫で回されて、軽く爪を立てられる。その内、舌の付け根付近まで指を入れられ、押さえ付けられると苦しくて視界に涙の膜が張った。
「ごめん、あんまりにも美味しそうだから。…ゆめちゃんの食べたい部位、また増えちゃった。あはは!君、俺に殺されて食べられた後は骨も残らなそう…」
足を抱えて居ない方の手が、私の前に回りギュウ、と強く私の胸を揉む。痛い、なのに痛いのが気持ちいい。刃さんの手が胸の肉に沈む。指先でギュウっと乳首を摘まれて捻られて伸ばされる。
「ひぅッ♡ゔッ♡うぅ〜〜っ♡♡♡ちくびっ♡ちくび、とれちゃいますぅッ♡♡ぁあ゙ッ♡いたっ、痛いッ♡」
「…よく言うよ、その痛いので興奮する変態のクセに。痛くされてまんこ滴るくらいに濡らしてるよね?」
どちゅッ♡と音がして刃さんは、私の奥の子宮の入り口にグリグリと大きなペニスをあてがい押し上げる。
「ングッ♡〜〜ンンンッ♡♡♡あっ♡ああ゙っ♡だめ、しきゅ、弱いんですぅ〜〜ッ♡イっちゃう!!すぐに、イっちゃいますぅ〜〜っ♡♡♡」
既に、刃さんの大きな亀頭に吸い付いて、早く熱いものが欲しいと強請る私の子宮口がキュンキュンと戦慄く。
喘ぎっぱなしの口から、トロトロと唾液を垂らして、雌犬の様にお尻を振る私の臀部に刃さんは、バシンッと容赦無く大きな掌を叩き付ける。
「ン゙イ゙ッ♡♡♡ぁあ゙あ゙ぁあ゙ッ♡♡♡」
「ほら、イった。お尻叩かれて痛いのに。とんでもないマゾヒストだよね、君はッ!!」
「ひぐぅうぅゔッ♡♡♡」
バチンッ!バチン!!と交互に容赦無く刃さんの平手が私の臀部を満遍なく叩いて行く。ぐちゅっ♡どちゅっ♡♡と奥を突かれながら、打たれる衝撃がビリビリとゆめの膣穴に響いて白い尻を真っ赤に染めながらゆめは、身体を痙攣させながら、遂にジョボジョボと床に、失禁する。
「あ゙っ♡あ゙あ〜〜ッ♡♡ごめんにゃ、さ…ッ刃しゃ、ごめんなしゃぃい〜〜ッ♡♡♡おもらしっ、え゙ぅッ…」
「あーあ、キッチンの床でお漏らしなんて、子供でもあるまいし…恥ずかしい子だね、君は…お・し・お・き♡」
「ひぅゔっ!?」
耳元で声が聞こえる。と同時に柔い耳朶に思いきり歯が食い込んだ。熱い、痛い、痛い、熱い。ポタポタと、小さく赤い血が滴って床に点々と滲みを残した。
「…大丈夫、噛み切ったりなんかしてないよ。でも、俺のって言う痕はずーっと残っちゃうかもね?」
「ひゃあ…っ♡♡」
ジュルッ、と傷口から血を啜られてゆめは甘い声を漏らす。傷口に触れられて痛みが走る。辛い、痛い、怖い、そう思っているのに…身体の奥が燃えるみたいに熱かった。
「ははは、…ゆめちゃんは変態だよ。痛いのも、辛いのも、怖いのも…全部素直に受け止めて、全部気持ち良くなれちゃう。本当は…只の怖がりさんなのにねぇ。ここ、片付けておくからシャワー浴びておいで。終わったら、ここの治療してあげるから。」
「…はい、刃さん。」
解放されてフラフラしながら、浴室に行く。身体が緊張して酷く強張っていた。シャワーコックを捻って温かいお湯が肌を濡らしたとき、生きて居て良かったと大きな息を吐いた。まだ耳朶はズキズキしているし、変な緊張感は無くならない。
「…お腹の奥、熱いの、治らない…」
ゆめは、シャワーを流したまま、そこに指を差しいれる。温い中がウネウネとうねって自身の指をギュッと締め付ける。
「ん…っ♡あ♡ぁあっ♡…やぁあ…っ♡あっ♡♡」
ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡と指先が自身のイイ所を引っ掻く。頭の中がふわふわする。気持ち良い、心地いい、オナニーは好きだ。安心できる。自分の一番気持ちが良いところをただ、無心で弄る。
「ぁっ♡あ〜っ♡♡んぅっん゙っ♡♡♡」
きっと異常なのは私も同じだ。こんな、殺人者の家で普通に寝泊まりして、食事をして、殺人者に抱かれて、こうして普通にオナニーしている。これを異常と言わずしてなんて言うんだろう。
「あ゙っ♡あ、ぁあ〜〜っ♡♡♡イくっ♡イくっ♡」
吐息を噛み殺しながら自慰に耽る。あと少し、あと少しでイケそうだ。そう思って、腰を震わせた時だった。
「ゆめちゃん、大丈夫?お風呂の中で寝てない??」
「〜〜っつ!?」
刃さんの声がした。
低く、ほんのり甘さを纏った聞き惚れるような素敵な声…私は結局ズルリ、と自分の中から指を引き抜いた。
あとほんの少しで頂点に上り詰める所で放り出された身体は、私を責めるみたいにジクジクと疼いていた。
「…あ、もう血は止まってるな。」
お風呂から上がった私を、刃さんは笑顔で迎えてくれる。髪をアップに髪留めで纏められて、消毒液に浸した綿棒でちょん、ちょん、と消毒してくれる。
「…染みる?」
「はい、少しだけ」
一見すれば、ただの気の良いお兄さんだ。
だけど、それだけでない事を、私は知ってしまっている。彼の少し角ばって居て大きな両手が血に塗れている事を。
「…なぁ、ゆめちゃん。…お風呂で、ちゃんとイけた?ゆめちゃんの指、短いからあんまり奥に届かないよね?もしかして…俺が声掛けたからイけなかったとか??」
「あ…っ♡じん、さ…っ♡」
カプッと肩口に甘い痛みが走る。それだけで腰が震えて、とろりと奥から蜜が溢れる…恥ずかしい、でも、気持ちよくて…
「…ゆめちゃん、こっちにお尻向けて四つん這いになって、ちゃんとイけたか、チェックしてやるから。」
その言葉に、私はおずおずと四つん這いになってお尻を刃さんの方に向けた。ここまで来てしまうともう抵抗も何もない。自分から積極的にやるか、痛いことで従わせられてやらされるか、だ。
「今日は従順だね。良い傾向だ。じゃ、頑張って」
「んぅ…っ!!」
刃さんの熱い舌が、私の肌を、這い始めた。
****
首筋、肩口、柔らかい二の腕、しなやかな前腕。なだらかな背中、痕のつきにくい脇腹、丸く柔い尻、四つん這いにさせた彼女の全身に、歯を立てると酷く興奮した。弱く、時に強く、痕や血が滲むほどに強く…
「ひッ、いたぁ…っ!!」
「…我慢して、俺のために。」
ゆめの華奢な身体に覆い被さって、白い肌が全身、淡く色づくまで噛み付いた。ビクビクと身体が痛みに打ち震え、その度に小さな悲鳴を漏らす。柔らかい内腿、硬めの外腿、弾力の太ももに、やや柔い脹脛…彼女の身体には大小様々な噛み跡がたっぷり出来上がる。肉を喰んで、そこから滲み出す血は…いつも俺の身体を熱く滾らせてくれた。俺は異常者だ、昔も今も…。人を殺して、そして食べる。自らの愛とエゴのままに…。
「〜〜っ、もう、ゆるして、くださ…っ♡」
全身俺の噛み跡塗れなゆめが、細く甘い声を上げる。触らなくても分かる。四つん這いに這わせた彼女の蜜口は信じられないほどに濡れそぼち、ポタポタと床に透明な蜜を溢れ出させている。
「濡れ濡れのドロドロ。最初はこうじゃ無かったよね?オレに全身噛まれて感じちゃったの?やっぱりさっきイけて無かったよね?だって入り口、物欲しそうにパクパクさせてるし…腰がいやらしく動くの、止められないもんね。」
痛がりで、怖がり。それなのに、こんなにも感じやすい。彼女は俺にとってとても良い拾い物だった。指先で感じやすいクリトリスを探し当てる。しっかり分厚い包皮で守られたソレを丁寧に剥いて指を這わせる。
「んぁっ〜〜♡じ、ん、さ…っ♡だめっ、クリは…っ♡♡ああっ♡つめ、たてな…でぇっ♡あ゛っ♡♡」
ダラダラとさっきから止めどなく溢れる蜜。ヒクヒクと収縮する入り口を、あーん、と大きな口を開けて、俺は口を付けてじゅるじゅるとその甘露を飲み干す。それはざっくりと断ち切った首の頸動脈から、血を飲み干すのに良く似ていると思う。
「ん゙あ゙ぁっ♡♡♡じゅるじゅるっ♡♡らめっ…♡あっ♡あぁっ♡♡ん゙ぉおッ♡♡♡」
粗方、中に溜まっていた愛液を飲み干したら、先程の愛撫でビンビンに勃起したクリトリスを指で縦横無尽に撫で回し、押しつぶし、爪を立てて追い込みながら、柔らかな膣内に舌を差し込む。
「ひッ♡♡♡ぁ…ッ♡ぅああ…っ♡ん゙ぉっ♡♡した、ピストン…っ、クリも…っ♡りょ、ほうは…っ♡らめっ♡♡じん、しゃ…っ♡♡じん、しゃぁんっ♡♡♡イぐっ♡ゔぁあッ♡♡」
「舌で敏感なナカほじほじされんのそんなに好き?痛いくらい勃起した、クリちんぽ指で扱かれて、潰されて、爪立てられて、気持ちいいね、ゆめちゃん。」
自覚させるように囁けば、中がぎゅうっと狭まる。先程よりも激しく腰を振りながら痛みも快楽も貪る彼女に、俺の下半身もどんどん膨れて痛いくらいに勃起する。
「きもちぃいでしゅっ♡♡♡いじめ、られるのっ、きぼちぃいッ♡♡♡くりちんぽっ、指で、ごしごしされりゅのっすきっ♡♡♡すきぃいっ♡イぐっ♡イぎますぅっ♡♡じんしゃんのしたとっ、クリちんぽいじめらりぇてっ♡イきましゅぅうぅ〜〜〜っ♡♡♡」
ぶしゅっ♡ブシュっ♡♡と尿道から潮が噴き出す。
ガクガクと腰を振るわせながら、まるでネジが切れた人形のようにゆめはその場にべしゃっとへたり込むから、俺はパンパンになったペニスを彼女の中に突き立てた。
ぐしゅっ♡♡♡と言う音と共に、奥から新しい愛液が染み出して来る。
「あ゙ぉッ♡おっ♡ぉおお゙…っ♡♡♡」
「…身体、ビクンビクンしてる。ゆめちゃん、ただでさえ身体小さくて、ナカも狭いもんね。直ぐに奥に行き当たるや。ほら、俺ので押し上げて子宮潰してあげるね」
細い腰をしっかり掴んで固定してやりながら、どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡♡とポルチオ目掛けて突き上げれば彼女は、ヒッ、ひぁっ♡と声を漏らす。
「一生懸命っ、俺の咥え込んでるねっ…!すごいっ、ナカ、ぎゅうぎゅうのキツキツで…っ♡はぁっ、ねぇ…っ凄く、気持ちいい…よっ♡オレのっ、デカチンでっ、ゆめちゃんのおまんこッ、いっぱいになってる…っ、」
「にゃぁあ゙あ゙あ゙ぁッ♡♡♡いっぱぃっ♡いっぱいでしゅう…っ♡♡ゆめのっ♡おまんこ…っ♡じんしゃんの、おちんちんで、いっぱいでしゅっ♡しゅごいっ♡♡しゅごぃいっ♡にゃかっ、かきまぜられて…っ!」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡
さっきからまるでゆめの子宮を押し潰すように刃のペニスがゆめの最奥を責め立てる。きゅんきゅんと疼きを訴える子宮口をグリグリとペニスの先で押し上げて、まるでこじ開けるように責め立てられる。
「んぎゅぅゔゔっ♡♡♡んえ゙ぇっ♡♡子宮っ♡ゆめのしきゅー、おしつぶしゃれてりゅっ♡あかちゃん、はらむっだいじなところ、にゃのにぃ…っ♡♡らめっ、らめれ、すぅ…っ♡♡も、いじめ、にゃぃでっ♡いじめにゃいで、くだしゃぃいっ♡♡♡」
ゆめの身体がまるでそれから逃げるようにズリズリと前に這った。ぐぽっ♡と音がして、刃のペニスがズルリと抜け掛ける。ゆめがそれに安堵する前に、刃は彼女の腰を掴んで自分の方へ引き寄せながら寝バックの体勢でドチュッ♡♡♡と腰を振り下ろした。
「あ゙ぇえ゙え゙ぇッ♡♡♡」
ゆめがまるで押し潰されたカエルの様な酷い声を上げる。どちゅっ♡どちゅっ♡と腰が振り下ろされる度にゆめは、ビクンビクンと刃の下で何度も痙攣をしながら床に爪を立てる。
「…俺、逃げられるのが一番嫌いなんだよね。もう、ゆめちゃんだって知ってるでしょ?なのに、それするって事はさ…もっと俺に酷い事されたいんでしょ?」
ゆらり、と刃の身体がふらつき、ゆめの首筋に彼の大きな両手が巻き付く。
「んぎ…っ♡♡♡」
ばちゅっ♡ばちゅっ♡ばちゅっ♡♡激しい音を立てながら中が掻き混ぜられる。それと同時にゆめのか細い首は、ぎちぎちと音を立てて刃に締め上げられる。
「ゆめちゃんは、俺を煽るのが上手いよね?俺っ、君だけには、俺なりに優しく優しく接してるのに。」
「ン゙ン゙ン゙ン゙〜〜ッ」
刃の下で、ゆめの両手と両足がジタバタと動く。
まるで無力な子鹿が、まだ生きていたいと足掻くようにゆめの細い手が彼女の首を締め上げている自分の手に触れた時、たとえようもない大きな興奮が自分を包んでいた。
「〜〜あ゙が…ッ♡あ゙ッお゙ぁッ♡あ…ッ♡♡」
「…ゾクゾクする。堪らない…っ♡ねぇ、ゆめちゃん。まだ生きたいの?俺に後ろから犯されて、子宮乱暴に押し潰されながら、首まで絞められて…苦しいね?でも、それが無くなったら君は死ぬんだよ。」
定期的に、ゆめの呼吸を確保しながらジワジワと高みに至れるように調整する。彼女の中は、痛いほどに刃を締め付けている。
「ゔぎッ…♡あ゙ぁあ゙ぁッ…♡ん゙ぉッ♡」
「生存本能?今、ゆめちゃんのナカの締め付けエグいよ??俺のちんこ、ぎゅーーって痛いくらいに締め付けられて…っ、すげぇ、興奮する…っ。あー、このまま、死んだら食べてあげるから…っ♡全部っ♡一片ものこさずに…ッ♡♡ああ〜〜ッ、くるっ…!俺の精子っ、上がって来るっ!!」
「ゔぅッ!ゔぁあ゙…、あッ♡あ゙ぁ〜〜ッ♡」
ギュウゥウウッ、と更に力を込めて彼女の首を絞めるとピン、と足を伸ばして身体をガクガクと振るわせ中を今まで以上に締め付けながら、ゆめはだらし無く涎を垂らして潮を吹きながら達する。そんな彼女を見ながら、刃もゆめの子宮目掛けてドプドプと自身の精子を大量にぶち撒けた。
「げほっ、けほっけほっ、ぅう〜〜ッ」
締めていた首から手を離すとゆめは大きく咳き込みながら自身の首に手を当てた。そこにはくっきりと刃の手の跡が残っている。
「…ごめんね、少し締め過ぎたかな?締められてる時の君の反応が最高に良くて…凄く、興奮したよ。本当だったら、そのまま締め殺して、君の全てを余す事なく味わいたかったなぁ。…でも、君はまだそれを望まないよね?その気になったらいつでも、俺に言うんだよ?」
優しく声を掛けたつもりだったけれど、彼女は更に顔を青くしてただ身体を震わせているだけだった。もしかしたら、彼女はここから…自分から逃げ出したいのかもしれない。刃はそんな至極当たり前な事を考えていた。
(流石に拙いかもしれない。)
ゆめは、そんな事を思いながら自分の首元にしっかり残った首を締められた跡をなぞる。圧倒的な力で捩じ伏せられ支配される。あの時のことを思い出して身体が熱くなるのは自分がどこかおかしいからかもしれない。
(あのままもしも、首を絞められ続けていたら。)
ゆめは、そう考えずにはいられなかった。
ゾクゾクする。あの時、彼の手によって絶命していたら。身体中に噛みつかれながら、舌も耳朶も彼によって噛み切られ、全身、自分自身を余す事なく彼の食材として捧げられたのだろうか。
(〜っ、何を考えてるの?そんな、怖い事…)
ゆめは、ぶんぶんと頭を横に振った。肌に歯を立てられただけ。耳朶に噛みつかれたときはもっと痛くて血も沢山出たのに…きっとあれ以上に痛いし、怖い。それでもゆめは夢想してしまうのだ。自身が刃によって殺され、彼の血肉の一部となる瞬間を…。
(ううん、やっぱりだめ。私はおかしい…逃げなきゃ、刃さんから離れなきゃ…でないと今度は…)
ハナレラレナクナル。
今なら、刃は自分の部屋に篭っている時間だ。今だったら…玄関から出て外に逃げ出せるかもしれない。そう思ってからのゆめの行動は早かった。物音を立てないように玄関まで移動してから開けっぱなしの靴箱を見れば、彼女の小さな靴はまだそこにあった。
(…捨てられてたかと思ったのに。)
靴を履いて、扉に手を掛ける。鍵が閉まっているとそう思い込んでいた扉は実際には鍵すら閉まって居なかった。ゆめがドアノブを回せば驚くほど簡単に、ノブは回って彼女は外の世界に吐き出されて、ドアはパタンと音を立てて閉まった。
(何も変わらない。私が居ても、居なくても…)
まだ夜と言うには早い時間。夕暮れはどこか人を早足にさせた。ゆめもその波に乗り足早に足を動かす。この感覚、どこかで覚えがあった。兎に角、向かわなくて行けない。どこに?魂の囁くままに…。自分の足が、示すままに。途中、なんとなく居心地の悪い視線にゆめは何度も足を止めた。振り向いても誰も居ない。
(嫌だ、怖い!!なんなの…?ずっと、誰かに着けられてる!?私の頭の上から、つま先まで…じっとりとした視線が全身に絡み付いて来るみたいな。)
警察に行った方が良い?
そして刃さんを逮捕してもらう??ああ、でも彼は…グルグルグルグルと何かに追い立てられるようにゆめは、いつの間にか走り出していた。足が持つれて、何度も何度も転びそうになる。それでも、必死に…。人にぶつかる、痛みがある、怒鳴り声が聞こえる。だけど足が止まらない。胸が痛い、息が苦しい、目の前が霞んで見える。けれど、あの場所に…。
「…ハァッ、ハァハァ…ハァ…」
その場所に着いた時、ゆめの身体は汗でびっしょりと全身、濡れていた。たどり着いたのは、街外れの公園だった。不思議とここには見覚えがあった。もう時間はとっくに二十時を過ぎて、辺りは真っ黒になっていた。嗚呼、どうしてこんな場所に…そう思っていた時だった。後ろから誰かの足跡が聞こえてゆめは身体をこわばらせながら手近な自販機の陰に隠れた。
「…折角逃げ出したのに、やっぱりここに来ちゃうんだね、君は…本当に馬鹿な子だよ。ゆめちゃん」
刃の凛とした声が、風に乗ってやたらと近くに聞こえる。まだ十分離れている距離に居るのに、ゆめは恐ろしくなってその自販機の傍をゆっくり離れて奥の雑木林の方へ足音を忍ばせて歩く。
「…ここはね、昔はとても沢山の人が行き来していたんだよ。夜でも街灯が眩しいくらいに沢山あったし、この奥の広場に綺麗にライトアップされた噴水があってね、この噴水で告白して結ばれた二人は永遠に離れる事はない、なんてロマンチックな噂もあったよ。」
ゆめがその場から離れようと歩いても歩いても不思議な事に刃の声はどこからか彼女を追いかけるように聞こえて来た。怖い。怖い、怖い、怖い、怖い。ゆめの足は、早足から駆けるようなスピードになっていた。
「とは言っても、最近は全く人も来ないんだ。こんな寂れた公園だし。ほら、今は特に…イカれた殺人鬼がウロウロしてるだろう?だから、何年も前に封鎖されて街灯すら点かなくなったこの辺りに自ら来るような、お馬鹿な子は…君ぐらいのものかもね。ゆめちゃん。」
「あっ…!?」
雑木林を抜けた時、目の前に現れたのは、だだっ広い広間だった。舗装されて居たのであろうレンガの道は、所々そのレンガが砕けて無惨な姿を晒していた。その道の中央に続くのは朽ち果てた噴水の残骸だ。
「あぁっ…、ここは…」
ふらふらとゆめは、噴水に近付いて行った。そしてその場所にペタンと座り込む。そうだ、この場所にゆめは確かに身に覚えがあった。この場所は…親友が、|美桜《みお》が…。
「…やっと思い出せた?随分掛かったね。ゆめちゃん。そして、残念ながらゲームオーバーだ。久しぶりの外は楽しかったか?」
刃さんの甘い声が私の鼓膜を通して、脳を直接震わせた。グルグルと、頭の中を忘れてしまっていた記憶が流れ込んで来る。この記憶は、ここは…確かに美桜が殺された場所、だった。そしてその背後には無表情の刃さんが立って居たはずだ。
「あ…っ!!」
私の身体が、後ろから羽交締めにされた。ねっとりとした声が、私の全身に絡みつく。刃さんの二本のうでがゆっくりと私の服の中に入って来て私の身体を弄る。
「んぅ…っ♡ぅ…っ、うあっ♡あっ…♡♡」
「折角逃げたのに、呆気なく俺に捕まって…また食べられちゃうんだね。ゆめちゃん。」
上着の隙間から入り込んだ手が、ブラジャーをグイっと引き下ろしてその隙間から入れられた手が、指が、既に硬くなっている乳首を撫で始める。
「〜〜ッああっ♡じん、さ…っ♡」
「あはは、もう乳首カチカチじゃん。何?走りながら俺に犯される妄想でもしてたの?本当に変態だね、ゆめちゃんて…上でこれなら、さぁ…もう下はトロトロでしょ?」
刃さんのもう一方の手が、ズボッと私の下着の中に突っ込まれてそのまま割れ目を撫でられるとぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡といやらしい音が私の耳にも聞こえて来た。
刃さんの言う通り、私はどうやら走りながら濡らしてしまっていたようだった。
「ん゙ぁっ♡〜〜ああっ♡♡ごめんなさいっ♡ごめんなさい、じんさん…っ♡んぁっ♡ゆびっ…♡♡♡」
「マジで、下濡れ濡れなんだけど。本当に君の身体って節操がないと言うか、なんて言うか…。と言うか、本気で逃げる気なんか無かったよね?悪い子だなぁ。家を出て、直ぐに警察に保護して貰えば…俺は捕まって、君もこんな異常者にこれ以上犯される事も無かったのに」
刃さんの声が耳元で聞こえる。
不意にその声が止まって、刃さんは私の首筋に思い切り噛みついた。痛みの電気信号が、ビリビリと私の頭の天辺から足の先までを貫いた。じゅわじゅわっと私の下着が濃い愛液で濡れそぼって行く。
「ぁああ゙ぁあっ〜〜」
「…痛いねぇ。こんなに痛いのに、その痛いのが大好きで濡らしちゃうなんて、君も俺と同じくらいの病気だよ。あーあ、いやらしい愛液…下着じゃ吸いきれなくて地面まで濡らしてるよ?これ、もう履けないでしょ。脱いで、自分で…」
ほら、早く…と急かされて、私はおずおずと自ら下着を脱いでその場に置いた。暗い公園の地面にポツンと置かれたショーツが何だかとても滑稽だと思った。
「はい、じゃあ…噴水の淵に腰掛けて。自分で足を大きく広げて、ゆめちゃん。閉じたら、…そうだな。この綺麗に手入れされた愛用のナイフで、ゆめちゃんの綺麗な肌に俺の名前でも刻もうか?」
目の前でナイフをチラつかされてゆめは、ひっ、と首を引っ込めた。嫌だ怖い。カタカタと震えながらゆめは、グイッと自分で両足を開くと刃はその間に身体を滑り込ませた。
「良くできました。それじゃあ、今度は…おまんこ、ゆめちゃんが受け入れる場所…ちゃんと指で開いて見せて?俺が、クリも膣も可愛がれるように。出来るよね?」
と促されてゆめは、ギュッと目を閉じながら自分の両手の指を使って、グイッと左右に割れ目を開いて見せる。街灯も無い、暗闇で月の光だけが二人を照らして居た。ゆめの蜜口は、勃起して膨れたクリトリスに、月の光が反射してテラテラに光った蜜口が照らされていた。
「〜〜っ♡♡♡ぁっ♡うぁ…っ♡あああっ♡♡」
ちゅぷっ♡ちゅぷっ♡♡ちゅぷっ♡
恥ずかしい音が暗闇に響く。刃の長い指がゆめの内側をゆっくりと犯しながら、ぷっくりと膨れたクリトリスを舐めしゃぶる。
「やっ…♡やぁあ〜〜っ♡♡ふ、ぅああっ♡♡」
「中、掻き回したらトロトロ溢れてくる…ゆめちゃんの敏感なクリちんぽ、可愛い。俺が舐める度に…おまんこも別の生き物みたいにきゅんきゅん締まって」
「ふぁあぁ〜〜っ♡♡♡んぅッ♡刃、しゃ…っ♡♡」
気持ちいい。思わず腰が跳ねてしまう。ぎゅうぎゅうと彼の指を締め付ける中の動きを止める事が出来ない。
「誰も来ないとは言え、こんな外で無理矢理犯されようとしてるのに、何、喜んで俺の指咥えこんじゃってるの?まるで、盛りがついた雌みたいに腰まで振ってさ。結局、ゆめちゃんは自分を犯してくれるちんぽ持ってるなら誰でも良いんじゃないの?」
責めるように刃さんの指が、内側の敏感な部分を引っ掻くみたいにしてくる。
「あえ…っ♡♡♡えぇえ〜〜ッ♡♡♡ちがっ♡ちがぅうっ♡♡じん、さん、だから…っ♡♡♡」
「俺だから?嘘つきだなぁ。逃げようとした癖にっ!」
足を肩に掛けられて、どちゅっ♡♡と言う音と共に刃さんの硬いペニスが私の中に入り込んで来る。
「ふぐ…ッ♡んぁっ♡♡♡ぁああっ♡♡♡お、きぃっ♡♡♡じんさ…っ♡♡刃しゃ…っ♡♡♡」
「んぅッ、…はぁ、もう…っ、すごい、締め付け…っ中もグズグズで…っ♡気持ちいいや…っ、ゆめちゃんってば、身体だけは、極上だよねっ、嘘つきだけどっ!」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と奥に向かって太くて熱いペニスが振り下ろされる。私を嘘つきだと罵りながら刃さんは激しく腰を振る。
「ねぇっ、そう言えば、さぁっ…こうやってゆめちゃんの事、向かい合いながら抱いたのって初めてかもしんない。あんまり正常位好きじゃないけどっ、ゆめちゃんの気持ちよさそうなアヘ顔見ながらは興奮するかもっ!」
「ひぃいいいっん♡♡♡」
グリグリと敏感な子宮口が刃さんの太いおちんちんの先で押し上げられる。まるで、乱暴にこじ開けるみたいな動きに私は怖くなってしまう。
「やぁ、らぁ…っ♡♡♡そこっ、ばっかりぃ♡♡おちんちんぐりぐり、されてる…っ♡♡♡やべてぇっ♡♡グリグリいやっ…♡♡♡や、なの…っ♡刃しゃんっ♡」
「嫌々言いながらナカ締め付けて、俺の先っぽにちゅうちゅう吸い付いて来るんだけど。ゆめちゃん、凄いね。ほら…まるで、早く来て…って催促されてるみたい…っ」「んぅゔッ♡♡さいそく、じゃな…っ♡んぅっ!?」
上半身を折り曲げられ、ねっとりとしたキスをされた。ヌルリとした舌が差し入れられて、くちゅくちゅ♡♡と舌が絡まり合う。その内、優しく舌を吸い上げられて刃さんの歯で甘噛みされる。
「んんん…ッ♡♡♡は、ぁう…っ♡♡」
ほんの僅かな痛みでも敏感に反応してしまう自分の身体が恨めしい。じゅぷっ♡じゅぷっ♡♡と内側を刃さんの太いおちんちんで掻き混ぜられながら息苦しいくらいのキスで呼吸すら支配される。風が吹いて、薄暗い中で刃さんの整った顔とその向こうに瞬く星が見える。
「んぉ…っ♡おっ…♡おぉっ…♡♡♡」
「はぁっ、ゆめちゃん…俺はね。俺の事を愛してくれる人の肉しか食べないんだよ。今まで出会って、殺して食べてきた被害者たちは、みんな俺の信奉者…つまり、自分で自分を俺に差し出してくれたわけなんだけど…お前はいつ、俺に差し出してくれるの?」
刃の唇が歪に歪んでいる。長い両手が伸びてきてゆめの細い首筋を掴んでギリギリ締め上げるからゆめは必死に足をばたつかせながら刃の手を自分の爪で引っ掻く。
「あ゙お゙ッ、お゙お゙〜〜〜ッ!♡♡♡」
「苦しそうな顔。さっきは後ろからだったから見えなかったけどそんなにイイ顔してたんだ…。涙、目から凄く溢れてる。呼吸したいのに出来なくて、口からダラダラ涎溢して…可愛いなぁ…。やっぱりお前の事、全部食べたいなぁ。だってこんなに美味そうなんだもん。」
刃の瞳に狂気の色が灯る。犯されながらギュウギュウと首を絞められて、それでもゆめが感じていたのは頭の底まで真っ白になるような快楽で身体を痙攣させる。
ー忘れてしまっていた光景がある。そう、この場所だ。この場所で、二ヶ月前に親友が死んだ。私は、彼女からこの場所を教えて貰ってここにやって来た。あの日も綺麗な月夜だった。この噴水の縁に腰掛け、美桜を背面座位で犯しながら刃さんは彼女の首を絞めていた。私は、恐怖で何も出来ずにただその様を見つめていた。美桜は綺麗だった。快楽に蕩けた目と一瞬だけ視線が合って、その後、ボキリッ、と言う音と一緒に美桜の首はぐにゃりとへし折られた。全て、思い出した…。
「ん゙ん゙〜〜ッ♡♡ん゙ぉッお゙あ゙あ゙ッ♡♡♡」
「…美桜ちゃんみたいに、簡単に差し出してくれたら楽だったのになぁ…、本当に残念だよ。ゆめちゃん」
ぼちゅっ♡ぼっちゅっ♡♡ぼちゅぅううっ♡♡♡
一等、激しい突き上げがゆめを襲う。突き上げられる度に尿道からジョロロロ…と潮が吹き出す。どうして、美桜はここに私を呼んだんだろうか、なぜ自分が殺される場面を見せたのだろうか、分からない。分からない…。
「あ゙がッ♡〜〜ッゔあ゙あ゙あっ♡♡♡」
「…おやすみ、ゆめちゃん。」
私の身体の奥に、ジワリジワリと刃さんの熱が注ぎ込まれる。目を開けていられたのはそこまでで私の意識は真っ暗な中に放り出された。
「…似合うよ、その首輪。本物の犬みたいで」
「ん゙ぅッ♡ん゙…っ♡♡ん゙ん゙ッ…♡♡♡」
「ああ、犬と比べちゃ失礼か。犬は、乳首とクリにピアス着けられて悦んだりしないし、発情しててもこんな風なアヘ顔晒しながら、おまんこびちゃびちゃに濡らしたりしないか。」
刃さんに着けられた開口具で、口を閉じられないまま、彼は自身の大きなペニスを無理矢理私の口に捩じ込んだ。
「ん゙ぃッ!?ん゙ーッ♡ん゙ん゙ッ♡♡」
「ほら、ゆめちゃんの大好きな俺のちんぽ、奥まで捩じ込んで口中に擦り付けてやるから。」
乱暴に私の髪を握りながら、刃さんが私の口内を犯して行く。ぐぽっ♡ぐぽっ♡♡と口一杯に刃さんの熱を頬張りながら、グリグリと喉奥で亀頭を扱かれる。最近は良くコレをされるせいで、まるで口の中まで性感帯のように敏感に感じるようになってしまった。
「ちんぽ咥えるだけで、ゆめちゃんの乳首もクリもビンビンなんだけど。また俺に虐めて欲しい?クリと乳首繋いでるチェーン引っ張ってあげる♡」
「あ゙ぇえッ♡♡♡ん゙お゙ぉおぉ〜〜〜ッ♡♡♡」
刃の手で、乳首とクリに着けられたリング型のピアスに繋げられた細いチェーンを思い切り引かれる。その刺激と痛みに身体が反り返り胸と、クリトリスを突き出すような形になる。
「あ゙ーーッ、気持ちいい…ゆめちゃんの喉まんこがブルブル震えて俺の亀頭まで震えて…っは、ぁっ、もっと、声出せ…っ、喉まんこ締め付けろ…っ、俺のを絞れっ!」
「ん゙ぐぅうぅうっ♡♡♡ん゙ん゙ーーーっ♡♡♡」
苦い先走りの味で口の中が一杯になる。強弱を付けて引っ張られるチェーンに乳首とクリトリスが連動して引っ張られる。痛い、千切れてしまうっ、苦痛に歪むゆめの表情を覗き込みながら刃は、乱暴に喉奥にペニスを叩きつけながら引っ張っていたチェーンを指から離した途端、ジョロロロと尿が溢れる。
「ゔぅうぅううぅ〜〜〜ッ♡♡♡」
…喉の奥にドロリとした刃の精液が吐き出され、それをゆめは、咽せながらもゴクゴクと喉の音をならして飲み干した。ゆめの口に嵌められていた口枷が取られる。
「…もうすっかりお漏らし癖が付いちゃったね。息苦しいのに、口の中も性感帯にされて…乳首とクリにこんなモノまで着けられて、ね、今どんな気分?そろそろ、俺に食べられたいって思わない??」
刃の言葉にゆめは、ふるふると首を横に振る。彼は、彼自身の美学を破る事が出来ない事をゆめは知っている。彼は、自分自身で進んで殺されようとする人間しか殺さないし食べる事はしない。
「へぇ、そう。じゃあ、俺は…こうやって腹を空かせながらお前が良いよ、って言ってくれるのを待つしかないわけだ。意地悪だなぁ、ゆめちゃんは…。」
グイッと首輪が乱暴に引かれる。先程、一度欲を出し切った筈のペニスがパンパンに膨れているのが見ただけでも分かった。ゆめは、刃の上に移動するとペニスを手で固定しながら腰を下ろして、ズブズブとその熱を受け入れて行く。
「あ゙あ゙ぁあ゙ッ〜〜♡♡♡」
気持ちいい。刃の太いペニスがゆめの狭い膣内をズブズブと犯して行く。ゆめは、刃を見つめながら初めて会った日の事を思い出していた。彼は獣だ、あの日躊躇いなく親友の首をへし折った彼を、自分はとても美しいと思ってしまった。とても恐ろしかったのに、だ。
「ああ゙っ♡おちんちんっ♡刃しゃんの、おちんちんっすごい…っ♡♡♡きもち、いいっ♡♡ふといっ♡ああ゙っ♡♡♡」
「〜〜ッ、もう、ゆめちゃんのナカ、俺のちんこの形になってるんだけどっ、どうしてくれんの…?こんなの、他の女、抱いても…っ絶対気持ち良くないじゃんっ」
刃の腕が荒々しくゆめの身体を引き寄せて、ギュウギュウと抱きしめながら、彼女の白い首筋に噛み付く。犬歯を立てると柔い皮膚が裂けてゆめの首筋から血が滴り始める。
「ハァッ、ハァ…っハ…ッ♡♡♡ゆめの血…っ美味しいっ、ッ〜〜♡もっと…っ♡♡♡」
もっと血を得ようと傷口にもう一度歯を当てて、刃はジュルジュルっとそこから血を啜る。まるで吸血鬼の様だが彼が欲しがって居るのは血だけではない。それを知って居るからこそ、ゆめはソレを“与えない”与えてしまえばその他大勢と変わりなくなってしまう。この荒々しく、美しい獣を自分だけのものにしてしまいたい。そしてその唯一の方法をゆめは知ってしまった。
「ぁあ゙ッ♡♡♡じんっ♡刃しゃんっ♡♡もっと、もっとゆめのおまんこッ、奥まで突いてッ♡♡♡きもちよくっしてくだしゃ…っ♡♡♡ゆめっ、すきっ♡じんしゃんのおちんちんっすきぃ…っ♡♡♡」
ゆめが、刃の首筋に腕を巻きつけながら大きく喘ぐ。
貴方は知っているだろうか、貴方が支配したと思い込んで居る女の心の内を…。
「はぁ…ッ♡俺も、好き…っ♡ゆめちゃんの身体…もっと隅々まで食べ尽くしたい、俺のものにしたいッ…」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と下から激しく突き上げられて熱い吐息が漏れる。突き上げられる度に二人の結合部から白く泡だった愛液が溢れる。
「んあっ♡♡あっ♡あ゙ぁ〜〜ッ♡♡♡」
「ハァッ、す、ご…っ、きもちいいっ!中が、締まって…っはぁ、たべたい…っ、その柔らかい肌もっ、フワフワな胸も、コリコリした舌もっ、その綺麗な目も…俺が…っ、全部食べてあげたいのに…っ」
「ああ゙ぁああ゙あ゙ぁっ!!」
刃に求められる度に内側がキュンキュンと疼く。彼の熱い男根を深く自分の腹の中に抱え込みながらゆめは、ぎゅっと刃に抱き付いた。首輪から伸びた太い鎖がジャラジャラと音を立てていてゆめは、その音にすら興奮した。本当は、貴方に食べられたい。ゆめは、意識の片隅でそんな事を夢想する。
(骨も、皮膚も、肉も目玉も、髪も内臓も本当は貴方にこそ食べて欲しい。貴方に全てを捧げて殺され、食べられた美桜がこんなにも羨ましい。だけど、だからこそ、私は食べられてあげないの。ごめんね、刃さん…)
end.
あの日から、全てが変わってしまいました。
もしも、時間を巻き戻せるのなら、巻き戻してその時間をなかった事にしたいぐらい私はこの今の生活が、恐ろしくて堪りません。だけど、抜けられないんです。
だって、私は…
「…おはよう、ゆめちゃん。今日の朝ごはんは何?」
「ひ…ッ!?お、おはようございます、|刃《じん》さん。すみません…食事を用意する音、煩かったですか??」
彼に後ろから肩を叩かれた途端、彼の纏う血の濃い匂いが鼻に来る。それまで感じて居た。お味噌汁の良い匂いや卵焼きと焼き鮭の香ばしい香りも全てが何処かに飛んで行った。
「いいや、大丈夫だよ。どっちかと言うと…今日はいつもの“アレ”やったからさっき帰って来たんだよ。それより、いつも自分で食事の支度させてごめんね、俺…“普通”の食事しないから、作ってあげられないんだ。」
スルリと後ろから優しく抱きしめられると更に濃い血の匂いが私の身体を包んで、楽しみにしていた朝食へのモチベーションが一気に下がる。
「あ…っ、じっ、じん、さ…っ」
カプッと後ろから柔く首を噛まれて私は、小さく声を上げる。それと同時に私のお尻の割れ目はグリグリと太くて硬い刃さんのソレが押し当てられて居る。
「ん…、ぁ、刃さん…っ、お、おきく、なって、ます。グリグリ、あ…っ、まって、くださ…、火を、止めますから…お口、ですか?それとも…あんっ♡♡♡」
ぐちゃっ♡♡と音がして、刃さんの手袋が嵌められたままの長い指が私の中に侵入してくる。そのまま、ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡っと恥ずかしい音がキッチンに響く。
「…あッ♡あぁ…ッ♡♡じ、ん、さ…っ♡♡ここ、じゃ…ん゙ぅッ♡〜〜ッぅゔぅゔっ〜〜♡」
下着が横にずらされたままでグリグリと気持ちいい部分が、仕立ての良い布の感触を纏って押し上げられる。プシュッ♡♡と堪え性のない敏感なソコが、潮を吹いて私は思わずシンクに縋って、上半身をそこに預ける。
「あははッ、まるで腰だけ上げて早くって誘ってるみたいだよ、ゆめちゃん。良いねぇ…血を見た後は酷く興奮するんだ。やっぱり、君に来て貰えて良かったよ」
「あ…っ、あ♡…じん、さ…ッ♡♡」
私の愛液をたっぷり含んだ手袋が、私のお尻を撫で回す。いけない、この行為に溺れたらダメだと頭の中では分かって居て身体は警鐘を鳴らし続けているのに。私の身体は既にこの人に支配されている。
「ねぇ、欲しいかい?」
ねっとりとした声が耳に響く。その度に私の蜜穴は、ヒクヒクと空っぽの中を締め付け、早く彼の圧倒的なペニスが欲しいと願ってしまう。彼の名前は、|刃《じん》苗字は知らない。彼は教えてくれない、そして彼は…最近、巷を騒がせている異常な殺人鬼…カニバリストだ。
そして私は…彼の殺人を偶々目撃し、拉致・監禁された唯の一般人だ。
「〜〜ッ、はい…♡ここ、ここに挿れて下さい、じんさ…っ、あ゙ぁああぁ―――ッ♡♡♡」
おざなりに解されただけで、刃さんの大きくて太いものを飲み込まされた中がギチギチと悲鳴を上げる。痛い、裂けてしまいそうだ。
「ゆめちゃん…っ♡痛い…?身体、強張ってる…」
「あ…っ♡あ゙ぁッ♡♡」
刃さんの手で乱暴に髪を引っ張られて、無理矢理彼の方へ顔を向けさせられる。痛みに思わず呻き声をあげると刃さんはとても嬉しそうに目を輝かせて私の顎を取ると唇を合わせる。
「んぅッ♡ン゙…ッ♡ぁああ゙っ♡♡♡」
ドプッ、と私の奥から粘っこい蜜が滲み出して来る。縮こまった舌が、刃さんの舌で絡め取られ、甘噛みされると背筋がゾクゾクした。相手は、人を殺してしまえる恐ろしい殺人鬼だ。彼はやろうと思えば、私の舌すらも簡単に噛み切り、殺してしまう事が出来るのだ。
「ふふ、また“イケナイ妄想”をしたね。ゆめちゃん、膣の中、凄くキュンキュンしてるよ?…俺にだけ、教えてくれるかな。君の頭の中の妄想♡」
「あ゙あ゙ッ♡♡♡」
後ろから刃さんの片腕に私の片足がしっかりと抱え上げられる。太いペニスがグチュグチュと中を激しく掻き回す。さっきとは違う場所にペニスの先が当たって更に染み出した愛液がドロリと太腿を伝った。
「ア゙ッ♡ゔぁあ〜〜っ♡♡ごめっ、ごめ、なしゃ〜ッ♡
ん゙ぅっ…♡きすの、ときに…ッ♡♡した…っかみきら、れる…っ♡も、そぅ…ッしまし、たぁ…ッ♡♡♡」
またドプッ♡♡と身体の内側から恥ずかしい蜜が太腿を滴り落ちる。怖い、なのに…気持ちいいっ、腰が溶けてしまいそうになる。
「あぁ、なるほど…ゆめちゃん。舌、出してごらん。俺に向かってほら、べぇ〜って」
「は…ぁゔッ♡あ、い…ッ」
刃さんの方に首を向けて、精一杯舌を出して、べぇ〜と突き出すと刃さんの親指と人差し指で舌が摘まれる。
「ン゙ッン゙ン゙…ッ♡」
「確かに、柔らかくてぷにぷにしてる。弾力があって、噛み切るのには少しコツが入りそうだけど、とても美味しそうだ。」
「ん゙ん゙ぅ〜〜ッ♡♡♡」
舌が乱暴に引っ張り出される。グリグリと指先で舌の表面を撫で回されて、軽く爪を立てられる。その内、舌の付け根付近まで指を入れられ、押さえ付けられると苦しくて視界に涙の膜が張った。
「ごめん、あんまりにも美味しそうだから。…ゆめちゃんの食べたい部位、また増えちゃった。あはは!君、俺に殺されて食べられた後は骨も残らなそう…」
足を抱えて居ない方の手が、私の前に回りギュウ、と強く私の胸を揉む。痛い、なのに痛いのが気持ちいい。刃さんの手が胸の肉に沈む。指先でギュウっと乳首を摘まれて捻られて伸ばされる。
「ひぅッ♡ゔッ♡うぅ〜〜っ♡♡♡ちくびっ♡ちくび、とれちゃいますぅッ♡♡ぁあ゙ッ♡いたっ、痛いッ♡」
「…よく言うよ、その痛いので興奮する変態のクセに。痛くされてまんこ滴るくらいに濡らしてるよね?」
どちゅッ♡と音がして刃さんは、私の奥の子宮の入り口にグリグリと大きなペニスをあてがい押し上げる。
「ングッ♡〜〜ンンンッ♡♡♡あっ♡ああ゙っ♡だめ、しきゅ、弱いんですぅ〜〜ッ♡イっちゃう!!すぐに、イっちゃいますぅ〜〜っ♡♡♡」
既に、刃さんの大きな亀頭に吸い付いて、早く熱いものが欲しいと強請る私の子宮口がキュンキュンと戦慄く。
喘ぎっぱなしの口から、トロトロと唾液を垂らして、雌犬の様にお尻を振る私の臀部に刃さんは、バシンッと容赦無く大きな掌を叩き付ける。
「ン゙イ゙ッ♡♡♡ぁあ゙あ゙ぁあ゙ッ♡♡♡」
「ほら、イった。お尻叩かれて痛いのに。とんでもないマゾヒストだよね、君はッ!!」
「ひぐぅうぅゔッ♡♡♡」
バチンッ!バチン!!と交互に容赦無く刃さんの平手が私の臀部を満遍なく叩いて行く。ぐちゅっ♡どちゅっ♡♡と奥を突かれながら、打たれる衝撃がビリビリとゆめの膣穴に響いて白い尻を真っ赤に染めながらゆめは、身体を痙攣させながら、遂にジョボジョボと床に、失禁する。
「あ゙っ♡あ゙あ〜〜ッ♡♡ごめんにゃ、さ…ッ刃しゃ、ごめんなしゃぃい〜〜ッ♡♡♡おもらしっ、え゙ぅッ…」
「あーあ、キッチンの床でお漏らしなんて、子供でもあるまいし…恥ずかしい子だね、君は…お・し・お・き♡」
「ひぅゔっ!?」
耳元で声が聞こえる。と同時に柔い耳朶に思いきり歯が食い込んだ。熱い、痛い、痛い、熱い。ポタポタと、小さく赤い血が滴って床に点々と滲みを残した。
「…大丈夫、噛み切ったりなんかしてないよ。でも、俺のって言う痕はずーっと残っちゃうかもね?」
「ひゃあ…っ♡♡」
ジュルッ、と傷口から血を啜られてゆめは甘い声を漏らす。傷口に触れられて痛みが走る。辛い、痛い、怖い、そう思っているのに…身体の奥が燃えるみたいに熱かった。
「ははは、…ゆめちゃんは変態だよ。痛いのも、辛いのも、怖いのも…全部素直に受け止めて、全部気持ち良くなれちゃう。本当は…只の怖がりさんなのにねぇ。ここ、片付けておくからシャワー浴びておいで。終わったら、ここの治療してあげるから。」
「…はい、刃さん。」
解放されてフラフラしながら、浴室に行く。身体が緊張して酷く強張っていた。シャワーコックを捻って温かいお湯が肌を濡らしたとき、生きて居て良かったと大きな息を吐いた。まだ耳朶はズキズキしているし、変な緊張感は無くならない。
「…お腹の奥、熱いの、治らない…」
ゆめは、シャワーを流したまま、そこに指を差しいれる。温い中がウネウネとうねって自身の指をギュッと締め付ける。
「ん…っ♡あ♡ぁあっ♡…やぁあ…っ♡あっ♡♡」
ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡と指先が自身のイイ所を引っ掻く。頭の中がふわふわする。気持ち良い、心地いい、オナニーは好きだ。安心できる。自分の一番気持ちが良いところをただ、無心で弄る。
「ぁっ♡あ〜っ♡♡んぅっん゙っ♡♡♡」
きっと異常なのは私も同じだ。こんな、殺人者の家で普通に寝泊まりして、食事をして、殺人者に抱かれて、こうして普通にオナニーしている。これを異常と言わずしてなんて言うんだろう。
「あ゙っ♡あ、ぁあ〜〜っ♡♡♡イくっ♡イくっ♡」
吐息を噛み殺しながら自慰に耽る。あと少し、あと少しでイケそうだ。そう思って、腰を震わせた時だった。
「ゆめちゃん、大丈夫?お風呂の中で寝てない??」
「〜〜っつ!?」
刃さんの声がした。
低く、ほんのり甘さを纏った聞き惚れるような素敵な声…私は結局ズルリ、と自分の中から指を引き抜いた。
あとほんの少しで頂点に上り詰める所で放り出された身体は、私を責めるみたいにジクジクと疼いていた。
「…あ、もう血は止まってるな。」
お風呂から上がった私を、刃さんは笑顔で迎えてくれる。髪をアップに髪留めで纏められて、消毒液に浸した綿棒でちょん、ちょん、と消毒してくれる。
「…染みる?」
「はい、少しだけ」
一見すれば、ただの気の良いお兄さんだ。
だけど、それだけでない事を、私は知ってしまっている。彼の少し角ばって居て大きな両手が血に塗れている事を。
「…なぁ、ゆめちゃん。…お風呂で、ちゃんとイけた?ゆめちゃんの指、短いからあんまり奥に届かないよね?もしかして…俺が声掛けたからイけなかったとか??」
「あ…っ♡じん、さ…っ♡」
カプッと肩口に甘い痛みが走る。それだけで腰が震えて、とろりと奥から蜜が溢れる…恥ずかしい、でも、気持ちよくて…
「…ゆめちゃん、こっちにお尻向けて四つん這いになって、ちゃんとイけたか、チェックしてやるから。」
その言葉に、私はおずおずと四つん這いになってお尻を刃さんの方に向けた。ここまで来てしまうともう抵抗も何もない。自分から積極的にやるか、痛いことで従わせられてやらされるか、だ。
「今日は従順だね。良い傾向だ。じゃ、頑張って」
「んぅ…っ!!」
刃さんの熱い舌が、私の肌を、這い始めた。
****
首筋、肩口、柔らかい二の腕、しなやかな前腕。なだらかな背中、痕のつきにくい脇腹、丸く柔い尻、四つん這いにさせた彼女の全身に、歯を立てると酷く興奮した。弱く、時に強く、痕や血が滲むほどに強く…
「ひッ、いたぁ…っ!!」
「…我慢して、俺のために。」
ゆめの華奢な身体に覆い被さって、白い肌が全身、淡く色づくまで噛み付いた。ビクビクと身体が痛みに打ち震え、その度に小さな悲鳴を漏らす。柔らかい内腿、硬めの外腿、弾力の太ももに、やや柔い脹脛…彼女の身体には大小様々な噛み跡がたっぷり出来上がる。肉を喰んで、そこから滲み出す血は…いつも俺の身体を熱く滾らせてくれた。俺は異常者だ、昔も今も…。人を殺して、そして食べる。自らの愛とエゴのままに…。
「〜〜っ、もう、ゆるして、くださ…っ♡」
全身俺の噛み跡塗れなゆめが、細く甘い声を上げる。触らなくても分かる。四つん這いに這わせた彼女の蜜口は信じられないほどに濡れそぼち、ポタポタと床に透明な蜜を溢れ出させている。
「濡れ濡れのドロドロ。最初はこうじゃ無かったよね?オレに全身噛まれて感じちゃったの?やっぱりさっきイけて無かったよね?だって入り口、物欲しそうにパクパクさせてるし…腰がいやらしく動くの、止められないもんね。」
痛がりで、怖がり。それなのに、こんなにも感じやすい。彼女は俺にとってとても良い拾い物だった。指先で感じやすいクリトリスを探し当てる。しっかり分厚い包皮で守られたソレを丁寧に剥いて指を這わせる。
「んぁっ〜〜♡じ、ん、さ…っ♡だめっ、クリは…っ♡♡ああっ♡つめ、たてな…でぇっ♡あ゛っ♡♡」
ダラダラとさっきから止めどなく溢れる蜜。ヒクヒクと収縮する入り口を、あーん、と大きな口を開けて、俺は口を付けてじゅるじゅるとその甘露を飲み干す。それはざっくりと断ち切った首の頸動脈から、血を飲み干すのに良く似ていると思う。
「ん゙あ゙ぁっ♡♡♡じゅるじゅるっ♡♡らめっ…♡あっ♡あぁっ♡♡ん゙ぉおッ♡♡♡」
粗方、中に溜まっていた愛液を飲み干したら、先程の愛撫でビンビンに勃起したクリトリスを指で縦横無尽に撫で回し、押しつぶし、爪を立てて追い込みながら、柔らかな膣内に舌を差し込む。
「ひッ♡♡♡ぁ…ッ♡ぅああ…っ♡ん゙ぉっ♡♡した、ピストン…っ、クリも…っ♡りょ、ほうは…っ♡らめっ♡♡じん、しゃ…っ♡♡じん、しゃぁんっ♡♡♡イぐっ♡ゔぁあッ♡♡」
「舌で敏感なナカほじほじされんのそんなに好き?痛いくらい勃起した、クリちんぽ指で扱かれて、潰されて、爪立てられて、気持ちいいね、ゆめちゃん。」
自覚させるように囁けば、中がぎゅうっと狭まる。先程よりも激しく腰を振りながら痛みも快楽も貪る彼女に、俺の下半身もどんどん膨れて痛いくらいに勃起する。
「きもちぃいでしゅっ♡♡♡いじめ、られるのっ、きぼちぃいッ♡♡♡くりちんぽっ、指で、ごしごしされりゅのっすきっ♡♡♡すきぃいっ♡イぐっ♡イぎますぅっ♡♡じんしゃんのしたとっ、クリちんぽいじめらりぇてっ♡イきましゅぅうぅ〜〜〜っ♡♡♡」
ぶしゅっ♡ブシュっ♡♡と尿道から潮が噴き出す。
ガクガクと腰を振るわせながら、まるでネジが切れた人形のようにゆめはその場にべしゃっとへたり込むから、俺はパンパンになったペニスを彼女の中に突き立てた。
ぐしゅっ♡♡♡と言う音と共に、奥から新しい愛液が染み出して来る。
「あ゙ぉッ♡おっ♡ぉおお゙…っ♡♡♡」
「…身体、ビクンビクンしてる。ゆめちゃん、ただでさえ身体小さくて、ナカも狭いもんね。直ぐに奥に行き当たるや。ほら、俺ので押し上げて子宮潰してあげるね」
細い腰をしっかり掴んで固定してやりながら、どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡♡とポルチオ目掛けて突き上げれば彼女は、ヒッ、ひぁっ♡と声を漏らす。
「一生懸命っ、俺の咥え込んでるねっ…!すごいっ、ナカ、ぎゅうぎゅうのキツキツで…っ♡はぁっ、ねぇ…っ凄く、気持ちいい…よっ♡オレのっ、デカチンでっ、ゆめちゃんのおまんこッ、いっぱいになってる…っ、」
「にゃぁあ゙あ゙あ゙ぁッ♡♡♡いっぱぃっ♡いっぱいでしゅう…っ♡♡ゆめのっ♡おまんこ…っ♡じんしゃんの、おちんちんで、いっぱいでしゅっ♡しゅごいっ♡♡しゅごぃいっ♡にゃかっ、かきまぜられて…っ!」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡
さっきからまるでゆめの子宮を押し潰すように刃のペニスがゆめの最奥を責め立てる。きゅんきゅんと疼きを訴える子宮口をグリグリとペニスの先で押し上げて、まるでこじ開けるように責め立てられる。
「んぎゅぅゔゔっ♡♡♡んえ゙ぇっ♡♡子宮っ♡ゆめのしきゅー、おしつぶしゃれてりゅっ♡あかちゃん、はらむっだいじなところ、にゃのにぃ…っ♡♡らめっ、らめれ、すぅ…っ♡♡も、いじめ、にゃぃでっ♡いじめにゃいで、くだしゃぃいっ♡♡♡」
ゆめの身体がまるでそれから逃げるようにズリズリと前に這った。ぐぽっ♡と音がして、刃のペニスがズルリと抜け掛ける。ゆめがそれに安堵する前に、刃は彼女の腰を掴んで自分の方へ引き寄せながら寝バックの体勢でドチュッ♡♡♡と腰を振り下ろした。
「あ゙ぇえ゙え゙ぇッ♡♡♡」
ゆめがまるで押し潰されたカエルの様な酷い声を上げる。どちゅっ♡どちゅっ♡と腰が振り下ろされる度にゆめは、ビクンビクンと刃の下で何度も痙攣をしながら床に爪を立てる。
「…俺、逃げられるのが一番嫌いなんだよね。もう、ゆめちゃんだって知ってるでしょ?なのに、それするって事はさ…もっと俺に酷い事されたいんでしょ?」
ゆらり、と刃の身体がふらつき、ゆめの首筋に彼の大きな両手が巻き付く。
「んぎ…っ♡♡♡」
ばちゅっ♡ばちゅっ♡ばちゅっ♡♡激しい音を立てながら中が掻き混ぜられる。それと同時にゆめのか細い首は、ぎちぎちと音を立てて刃に締め上げられる。
「ゆめちゃんは、俺を煽るのが上手いよね?俺っ、君だけには、俺なりに優しく優しく接してるのに。」
「ン゙ン゙ン゙ン゙〜〜ッ」
刃の下で、ゆめの両手と両足がジタバタと動く。
まるで無力な子鹿が、まだ生きていたいと足掻くようにゆめの細い手が彼女の首を締め上げている自分の手に触れた時、たとえようもない大きな興奮が自分を包んでいた。
「〜〜あ゙が…ッ♡あ゙ッお゙ぁッ♡あ…ッ♡♡」
「…ゾクゾクする。堪らない…っ♡ねぇ、ゆめちゃん。まだ生きたいの?俺に後ろから犯されて、子宮乱暴に押し潰されながら、首まで絞められて…苦しいね?でも、それが無くなったら君は死ぬんだよ。」
定期的に、ゆめの呼吸を確保しながらジワジワと高みに至れるように調整する。彼女の中は、痛いほどに刃を締め付けている。
「ゔぎッ…♡あ゙ぁあ゙ぁッ…♡ん゙ぉッ♡」
「生存本能?今、ゆめちゃんのナカの締め付けエグいよ??俺のちんこ、ぎゅーーって痛いくらいに締め付けられて…っ、すげぇ、興奮する…っ。あー、このまま、死んだら食べてあげるから…っ♡全部っ♡一片ものこさずに…ッ♡♡ああ〜〜ッ、くるっ…!俺の精子っ、上がって来るっ!!」
「ゔぅッ!ゔぁあ゙…、あッ♡あ゙ぁ〜〜ッ♡」
ギュウゥウウッ、と更に力を込めて彼女の首を絞めるとピン、と足を伸ばして身体をガクガクと振るわせ中を今まで以上に締め付けながら、ゆめはだらし無く涎を垂らして潮を吹きながら達する。そんな彼女を見ながら、刃もゆめの子宮目掛けてドプドプと自身の精子を大量にぶち撒けた。
「げほっ、けほっけほっ、ぅう〜〜ッ」
締めていた首から手を離すとゆめは大きく咳き込みながら自身の首に手を当てた。そこにはくっきりと刃の手の跡が残っている。
「…ごめんね、少し締め過ぎたかな?締められてる時の君の反応が最高に良くて…凄く、興奮したよ。本当だったら、そのまま締め殺して、君の全てを余す事なく味わいたかったなぁ。…でも、君はまだそれを望まないよね?その気になったらいつでも、俺に言うんだよ?」
優しく声を掛けたつもりだったけれど、彼女は更に顔を青くしてただ身体を震わせているだけだった。もしかしたら、彼女はここから…自分から逃げ出したいのかもしれない。刃はそんな至極当たり前な事を考えていた。
(流石に拙いかもしれない。)
ゆめは、そんな事を思いながら自分の首元にしっかり残った首を締められた跡をなぞる。圧倒的な力で捩じ伏せられ支配される。あの時のことを思い出して身体が熱くなるのは自分がどこかおかしいからかもしれない。
(あのままもしも、首を絞められ続けていたら。)
ゆめは、そう考えずにはいられなかった。
ゾクゾクする。あの時、彼の手によって絶命していたら。身体中に噛みつかれながら、舌も耳朶も彼によって噛み切られ、全身、自分自身を余す事なく彼の食材として捧げられたのだろうか。
(〜っ、何を考えてるの?そんな、怖い事…)
ゆめは、ぶんぶんと頭を横に振った。肌に歯を立てられただけ。耳朶に噛みつかれたときはもっと痛くて血も沢山出たのに…きっとあれ以上に痛いし、怖い。それでもゆめは夢想してしまうのだ。自身が刃によって殺され、彼の血肉の一部となる瞬間を…。
(ううん、やっぱりだめ。私はおかしい…逃げなきゃ、刃さんから離れなきゃ…でないと今度は…)
ハナレラレナクナル。
今なら、刃は自分の部屋に篭っている時間だ。今だったら…玄関から出て外に逃げ出せるかもしれない。そう思ってからのゆめの行動は早かった。物音を立てないように玄関まで移動してから開けっぱなしの靴箱を見れば、彼女の小さな靴はまだそこにあった。
(…捨てられてたかと思ったのに。)
靴を履いて、扉に手を掛ける。鍵が閉まっているとそう思い込んでいた扉は実際には鍵すら閉まって居なかった。ゆめがドアノブを回せば驚くほど簡単に、ノブは回って彼女は外の世界に吐き出されて、ドアはパタンと音を立てて閉まった。
(何も変わらない。私が居ても、居なくても…)
まだ夜と言うには早い時間。夕暮れはどこか人を早足にさせた。ゆめもその波に乗り足早に足を動かす。この感覚、どこかで覚えがあった。兎に角、向かわなくて行けない。どこに?魂の囁くままに…。自分の足が、示すままに。途中、なんとなく居心地の悪い視線にゆめは何度も足を止めた。振り向いても誰も居ない。
(嫌だ、怖い!!なんなの…?ずっと、誰かに着けられてる!?私の頭の上から、つま先まで…じっとりとした視線が全身に絡み付いて来るみたいな。)
警察に行った方が良い?
そして刃さんを逮捕してもらう??ああ、でも彼は…グルグルグルグルと何かに追い立てられるようにゆめは、いつの間にか走り出していた。足が持つれて、何度も何度も転びそうになる。それでも、必死に…。人にぶつかる、痛みがある、怒鳴り声が聞こえる。だけど足が止まらない。胸が痛い、息が苦しい、目の前が霞んで見える。けれど、あの場所に…。
「…ハァッ、ハァハァ…ハァ…」
その場所に着いた時、ゆめの身体は汗でびっしょりと全身、濡れていた。たどり着いたのは、街外れの公園だった。不思議とここには見覚えがあった。もう時間はとっくに二十時を過ぎて、辺りは真っ黒になっていた。嗚呼、どうしてこんな場所に…そう思っていた時だった。後ろから誰かの足跡が聞こえてゆめは身体をこわばらせながら手近な自販機の陰に隠れた。
「…折角逃げ出したのに、やっぱりここに来ちゃうんだね、君は…本当に馬鹿な子だよ。ゆめちゃん」
刃の凛とした声が、風に乗ってやたらと近くに聞こえる。まだ十分離れている距離に居るのに、ゆめは恐ろしくなってその自販機の傍をゆっくり離れて奥の雑木林の方へ足音を忍ばせて歩く。
「…ここはね、昔はとても沢山の人が行き来していたんだよ。夜でも街灯が眩しいくらいに沢山あったし、この奥の広場に綺麗にライトアップされた噴水があってね、この噴水で告白して結ばれた二人は永遠に離れる事はない、なんてロマンチックな噂もあったよ。」
ゆめがその場から離れようと歩いても歩いても不思議な事に刃の声はどこからか彼女を追いかけるように聞こえて来た。怖い。怖い、怖い、怖い、怖い。ゆめの足は、早足から駆けるようなスピードになっていた。
「とは言っても、最近は全く人も来ないんだ。こんな寂れた公園だし。ほら、今は特に…イカれた殺人鬼がウロウロしてるだろう?だから、何年も前に封鎖されて街灯すら点かなくなったこの辺りに自ら来るような、お馬鹿な子は…君ぐらいのものかもね。ゆめちゃん。」
「あっ…!?」
雑木林を抜けた時、目の前に現れたのは、だだっ広い広間だった。舗装されて居たのであろうレンガの道は、所々そのレンガが砕けて無惨な姿を晒していた。その道の中央に続くのは朽ち果てた噴水の残骸だ。
「あぁっ…、ここは…」
ふらふらとゆめは、噴水に近付いて行った。そしてその場所にペタンと座り込む。そうだ、この場所にゆめは確かに身に覚えがあった。この場所は…親友が、|美桜《みお》が…。
「…やっと思い出せた?随分掛かったね。ゆめちゃん。そして、残念ながらゲームオーバーだ。久しぶりの外は楽しかったか?」
刃さんの甘い声が私の鼓膜を通して、脳を直接震わせた。グルグルと、頭の中を忘れてしまっていた記憶が流れ込んで来る。この記憶は、ここは…確かに美桜が殺された場所、だった。そしてその背後には無表情の刃さんが立って居たはずだ。
「あ…っ!!」
私の身体が、後ろから羽交締めにされた。ねっとりとした声が、私の全身に絡みつく。刃さんの二本のうでがゆっくりと私の服の中に入って来て私の身体を弄る。
「んぅ…っ♡ぅ…っ、うあっ♡あっ…♡♡」
「折角逃げたのに、呆気なく俺に捕まって…また食べられちゃうんだね。ゆめちゃん。」
上着の隙間から入り込んだ手が、ブラジャーをグイっと引き下ろしてその隙間から入れられた手が、指が、既に硬くなっている乳首を撫で始める。
「〜〜ッああっ♡じん、さ…っ♡」
「あはは、もう乳首カチカチじゃん。何?走りながら俺に犯される妄想でもしてたの?本当に変態だね、ゆめちゃんて…上でこれなら、さぁ…もう下はトロトロでしょ?」
刃さんのもう一方の手が、ズボッと私の下着の中に突っ込まれてそのまま割れ目を撫でられるとぐちゅっ♡ぐちゅっ♡♡といやらしい音が私の耳にも聞こえて来た。
刃さんの言う通り、私はどうやら走りながら濡らしてしまっていたようだった。
「ん゙ぁっ♡〜〜ああっ♡♡ごめんなさいっ♡ごめんなさい、じんさん…っ♡んぁっ♡ゆびっ…♡♡♡」
「マジで、下濡れ濡れなんだけど。本当に君の身体って節操がないと言うか、なんて言うか…。と言うか、本気で逃げる気なんか無かったよね?悪い子だなぁ。家を出て、直ぐに警察に保護して貰えば…俺は捕まって、君もこんな異常者にこれ以上犯される事も無かったのに」
刃さんの声が耳元で聞こえる。
不意にその声が止まって、刃さんは私の首筋に思い切り噛みついた。痛みの電気信号が、ビリビリと私の頭の天辺から足の先までを貫いた。じゅわじゅわっと私の下着が濃い愛液で濡れそぼって行く。
「ぁああ゙ぁあっ〜〜」
「…痛いねぇ。こんなに痛いのに、その痛いのが大好きで濡らしちゃうなんて、君も俺と同じくらいの病気だよ。あーあ、いやらしい愛液…下着じゃ吸いきれなくて地面まで濡らしてるよ?これ、もう履けないでしょ。脱いで、自分で…」
ほら、早く…と急かされて、私はおずおずと自ら下着を脱いでその場に置いた。暗い公園の地面にポツンと置かれたショーツが何だかとても滑稽だと思った。
「はい、じゃあ…噴水の淵に腰掛けて。自分で足を大きく広げて、ゆめちゃん。閉じたら、…そうだな。この綺麗に手入れされた愛用のナイフで、ゆめちゃんの綺麗な肌に俺の名前でも刻もうか?」
目の前でナイフをチラつかされてゆめは、ひっ、と首を引っ込めた。嫌だ怖い。カタカタと震えながらゆめは、グイッと自分で両足を開くと刃はその間に身体を滑り込ませた。
「良くできました。それじゃあ、今度は…おまんこ、ゆめちゃんが受け入れる場所…ちゃんと指で開いて見せて?俺が、クリも膣も可愛がれるように。出来るよね?」
と促されてゆめは、ギュッと目を閉じながら自分の両手の指を使って、グイッと左右に割れ目を開いて見せる。街灯も無い、暗闇で月の光だけが二人を照らして居た。ゆめの蜜口は、勃起して膨れたクリトリスに、月の光が反射してテラテラに光った蜜口が照らされていた。
「〜〜っ♡♡♡ぁっ♡うぁ…っ♡あああっ♡♡」
ちゅぷっ♡ちゅぷっ♡♡ちゅぷっ♡
恥ずかしい音が暗闇に響く。刃の長い指がゆめの内側をゆっくりと犯しながら、ぷっくりと膨れたクリトリスを舐めしゃぶる。
「やっ…♡やぁあ〜〜っ♡♡ふ、ぅああっ♡♡」
「中、掻き回したらトロトロ溢れてくる…ゆめちゃんの敏感なクリちんぽ、可愛い。俺が舐める度に…おまんこも別の生き物みたいにきゅんきゅん締まって」
「ふぁあぁ〜〜っ♡♡♡んぅッ♡刃、しゃ…っ♡♡」
気持ちいい。思わず腰が跳ねてしまう。ぎゅうぎゅうと彼の指を締め付ける中の動きを止める事が出来ない。
「誰も来ないとは言え、こんな外で無理矢理犯されようとしてるのに、何、喜んで俺の指咥えこんじゃってるの?まるで、盛りがついた雌みたいに腰まで振ってさ。結局、ゆめちゃんは自分を犯してくれるちんぽ持ってるなら誰でも良いんじゃないの?」
責めるように刃さんの指が、内側の敏感な部分を引っ掻くみたいにしてくる。
「あえ…っ♡♡♡えぇえ〜〜ッ♡♡♡ちがっ♡ちがぅうっ♡♡じん、さん、だから…っ♡♡♡」
「俺だから?嘘つきだなぁ。逃げようとした癖にっ!」
足を肩に掛けられて、どちゅっ♡♡と言う音と共に刃さんの硬いペニスが私の中に入り込んで来る。
「ふぐ…ッ♡んぁっ♡♡♡ぁああっ♡♡♡お、きぃっ♡♡♡じんさ…っ♡♡刃しゃ…っ♡♡♡」
「んぅッ、…はぁ、もう…っ、すごい、締め付け…っ中もグズグズで…っ♡気持ちいいや…っ、ゆめちゃんってば、身体だけは、極上だよねっ、嘘つきだけどっ!」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と奥に向かって太くて熱いペニスが振り下ろされる。私を嘘つきだと罵りながら刃さんは激しく腰を振る。
「ねぇっ、そう言えば、さぁっ…こうやってゆめちゃんの事、向かい合いながら抱いたのって初めてかもしんない。あんまり正常位好きじゃないけどっ、ゆめちゃんの気持ちよさそうなアヘ顔見ながらは興奮するかもっ!」
「ひぃいいいっん♡♡♡」
グリグリと敏感な子宮口が刃さんの太いおちんちんの先で押し上げられる。まるで、乱暴にこじ開けるみたいな動きに私は怖くなってしまう。
「やぁ、らぁ…っ♡♡♡そこっ、ばっかりぃ♡♡おちんちんぐりぐり、されてる…っ♡♡♡やべてぇっ♡♡グリグリいやっ…♡♡♡や、なの…っ♡刃しゃんっ♡」
「嫌々言いながらナカ締め付けて、俺の先っぽにちゅうちゅう吸い付いて来るんだけど。ゆめちゃん、凄いね。ほら…まるで、早く来て…って催促されてるみたい…っ」「んぅゔッ♡♡さいそく、じゃな…っ♡んぅっ!?」
上半身を折り曲げられ、ねっとりとしたキスをされた。ヌルリとした舌が差し入れられて、くちゅくちゅ♡♡と舌が絡まり合う。その内、優しく舌を吸い上げられて刃さんの歯で甘噛みされる。
「んんん…ッ♡♡♡は、ぁう…っ♡♡」
ほんの僅かな痛みでも敏感に反応してしまう自分の身体が恨めしい。じゅぷっ♡じゅぷっ♡♡と内側を刃さんの太いおちんちんで掻き混ぜられながら息苦しいくらいのキスで呼吸すら支配される。風が吹いて、薄暗い中で刃さんの整った顔とその向こうに瞬く星が見える。
「んぉ…っ♡おっ…♡おぉっ…♡♡♡」
「はぁっ、ゆめちゃん…俺はね。俺の事を愛してくれる人の肉しか食べないんだよ。今まで出会って、殺して食べてきた被害者たちは、みんな俺の信奉者…つまり、自分で自分を俺に差し出してくれたわけなんだけど…お前はいつ、俺に差し出してくれるの?」
刃の唇が歪に歪んでいる。長い両手が伸びてきてゆめの細い首筋を掴んでギリギリ締め上げるからゆめは必死に足をばたつかせながら刃の手を自分の爪で引っ掻く。
「あ゙お゙ッ、お゙お゙〜〜〜ッ!♡♡♡」
「苦しそうな顔。さっきは後ろからだったから見えなかったけどそんなにイイ顔してたんだ…。涙、目から凄く溢れてる。呼吸したいのに出来なくて、口からダラダラ涎溢して…可愛いなぁ…。やっぱりお前の事、全部食べたいなぁ。だってこんなに美味そうなんだもん。」
刃の瞳に狂気の色が灯る。犯されながらギュウギュウと首を絞められて、それでもゆめが感じていたのは頭の底まで真っ白になるような快楽で身体を痙攣させる。
ー忘れてしまっていた光景がある。そう、この場所だ。この場所で、二ヶ月前に親友が死んだ。私は、彼女からこの場所を教えて貰ってここにやって来た。あの日も綺麗な月夜だった。この噴水の縁に腰掛け、美桜を背面座位で犯しながら刃さんは彼女の首を絞めていた。私は、恐怖で何も出来ずにただその様を見つめていた。美桜は綺麗だった。快楽に蕩けた目と一瞬だけ視線が合って、その後、ボキリッ、と言う音と一緒に美桜の首はぐにゃりとへし折られた。全て、思い出した…。
「ん゙ん゙〜〜ッ♡♡ん゙ぉッお゙あ゙あ゙ッ♡♡♡」
「…美桜ちゃんみたいに、簡単に差し出してくれたら楽だったのになぁ…、本当に残念だよ。ゆめちゃん」
ぼちゅっ♡ぼっちゅっ♡♡ぼちゅぅううっ♡♡♡
一等、激しい突き上げがゆめを襲う。突き上げられる度に尿道からジョロロロ…と潮が吹き出す。どうして、美桜はここに私を呼んだんだろうか、なぜ自分が殺される場面を見せたのだろうか、分からない。分からない…。
「あ゙がッ♡〜〜ッゔあ゙あ゙あっ♡♡♡」
「…おやすみ、ゆめちゃん。」
私の身体の奥に、ジワリジワリと刃さんの熱が注ぎ込まれる。目を開けていられたのはそこまでで私の意識は真っ暗な中に放り出された。
「…似合うよ、その首輪。本物の犬みたいで」
「ん゙ぅッ♡ん゙…っ♡♡ん゙ん゙ッ…♡♡♡」
「ああ、犬と比べちゃ失礼か。犬は、乳首とクリにピアス着けられて悦んだりしないし、発情しててもこんな風なアヘ顔晒しながら、おまんこびちゃびちゃに濡らしたりしないか。」
刃さんに着けられた開口具で、口を閉じられないまま、彼は自身の大きなペニスを無理矢理私の口に捩じ込んだ。
「ん゙ぃッ!?ん゙ーッ♡ん゙ん゙ッ♡♡」
「ほら、ゆめちゃんの大好きな俺のちんぽ、奥まで捩じ込んで口中に擦り付けてやるから。」
乱暴に私の髪を握りながら、刃さんが私の口内を犯して行く。ぐぽっ♡ぐぽっ♡♡と口一杯に刃さんの熱を頬張りながら、グリグリと喉奥で亀頭を扱かれる。最近は良くコレをされるせいで、まるで口の中まで性感帯のように敏感に感じるようになってしまった。
「ちんぽ咥えるだけで、ゆめちゃんの乳首もクリもビンビンなんだけど。また俺に虐めて欲しい?クリと乳首繋いでるチェーン引っ張ってあげる♡」
「あ゙ぇえッ♡♡♡ん゙お゙ぉおぉ〜〜〜ッ♡♡♡」
刃の手で、乳首とクリに着けられたリング型のピアスに繋げられた細いチェーンを思い切り引かれる。その刺激と痛みに身体が反り返り胸と、クリトリスを突き出すような形になる。
「あ゙ーーッ、気持ちいい…ゆめちゃんの喉まんこがブルブル震えて俺の亀頭まで震えて…っは、ぁっ、もっと、声出せ…っ、喉まんこ締め付けろ…っ、俺のを絞れっ!」
「ん゙ぐぅうぅうっ♡♡♡ん゙ん゙ーーーっ♡♡♡」
苦い先走りの味で口の中が一杯になる。強弱を付けて引っ張られるチェーンに乳首とクリトリスが連動して引っ張られる。痛い、千切れてしまうっ、苦痛に歪むゆめの表情を覗き込みながら刃は、乱暴に喉奥にペニスを叩きつけながら引っ張っていたチェーンを指から離した途端、ジョロロロと尿が溢れる。
「ゔぅうぅううぅ〜〜〜ッ♡♡♡」
…喉の奥にドロリとした刃の精液が吐き出され、それをゆめは、咽せながらもゴクゴクと喉の音をならして飲み干した。ゆめの口に嵌められていた口枷が取られる。
「…もうすっかりお漏らし癖が付いちゃったね。息苦しいのに、口の中も性感帯にされて…乳首とクリにこんなモノまで着けられて、ね、今どんな気分?そろそろ、俺に食べられたいって思わない??」
刃の言葉にゆめは、ふるふると首を横に振る。彼は、彼自身の美学を破る事が出来ない事をゆめは知っている。彼は、自分自身で進んで殺されようとする人間しか殺さないし食べる事はしない。
「へぇ、そう。じゃあ、俺は…こうやって腹を空かせながらお前が良いよ、って言ってくれるのを待つしかないわけだ。意地悪だなぁ、ゆめちゃんは…。」
グイッと首輪が乱暴に引かれる。先程、一度欲を出し切った筈のペニスがパンパンに膨れているのが見ただけでも分かった。ゆめは、刃の上に移動するとペニスを手で固定しながら腰を下ろして、ズブズブとその熱を受け入れて行く。
「あ゙あ゙ぁあ゙ッ〜〜♡♡♡」
気持ちいい。刃の太いペニスがゆめの狭い膣内をズブズブと犯して行く。ゆめは、刃を見つめながら初めて会った日の事を思い出していた。彼は獣だ、あの日躊躇いなく親友の首をへし折った彼を、自分はとても美しいと思ってしまった。とても恐ろしかったのに、だ。
「ああ゙っ♡おちんちんっ♡刃しゃんの、おちんちんっすごい…っ♡♡♡きもち、いいっ♡♡ふといっ♡ああ゙っ♡♡♡」
「〜〜ッ、もう、ゆめちゃんのナカ、俺のちんこの形になってるんだけどっ、どうしてくれんの…?こんなの、他の女、抱いても…っ絶対気持ち良くないじゃんっ」
刃の腕が荒々しくゆめの身体を引き寄せて、ギュウギュウと抱きしめながら、彼女の白い首筋に噛み付く。犬歯を立てると柔い皮膚が裂けてゆめの首筋から血が滴り始める。
「ハァッ、ハァ…っハ…ッ♡♡♡ゆめの血…っ美味しいっ、ッ〜〜♡もっと…っ♡♡♡」
もっと血を得ようと傷口にもう一度歯を当てて、刃はジュルジュルっとそこから血を啜る。まるで吸血鬼の様だが彼が欲しがって居るのは血だけではない。それを知って居るからこそ、ゆめはソレを“与えない”与えてしまえばその他大勢と変わりなくなってしまう。この荒々しく、美しい獣を自分だけのものにしてしまいたい。そしてその唯一の方法をゆめは知ってしまった。
「ぁあ゙ッ♡♡♡じんっ♡刃しゃんっ♡♡もっと、もっとゆめのおまんこッ、奥まで突いてッ♡♡♡きもちよくっしてくだしゃ…っ♡♡♡ゆめっ、すきっ♡じんしゃんのおちんちんっすきぃ…っ♡♡♡」
ゆめが、刃の首筋に腕を巻きつけながら大きく喘ぐ。
貴方は知っているだろうか、貴方が支配したと思い込んで居る女の心の内を…。
「はぁ…ッ♡俺も、好き…っ♡ゆめちゃんの身体…もっと隅々まで食べ尽くしたい、俺のものにしたいッ…」
ごちゅっ♡ごちゅっ♡♡と下から激しく突き上げられて熱い吐息が漏れる。突き上げられる度に二人の結合部から白く泡だった愛液が溢れる。
「んあっ♡♡あっ♡あ゙ぁ〜〜ッ♡♡♡」
「ハァッ、す、ご…っ、きもちいいっ!中が、締まって…っはぁ、たべたい…っ、その柔らかい肌もっ、フワフワな胸も、コリコリした舌もっ、その綺麗な目も…俺が…っ、全部食べてあげたいのに…っ」
「ああ゙ぁああ゙あ゙ぁっ!!」
刃に求められる度に内側がキュンキュンと疼く。彼の熱い男根を深く自分の腹の中に抱え込みながらゆめは、ぎゅっと刃に抱き付いた。首輪から伸びた太い鎖がジャラジャラと音を立てていてゆめは、その音にすら興奮した。本当は、貴方に食べられたい。ゆめは、意識の片隅でそんな事を夢想する。
(骨も、皮膚も、肉も目玉も、髪も内臓も本当は貴方にこそ食べて欲しい。貴方に全てを捧げて殺され、食べられた美桜がこんなにも羨ましい。だけど、だからこそ、私は食べられてあげないの。ごめんね、刃さん…)
end.
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