知ってしまった執事達

主人公
貴方です。実際の貴方と差異があると思いますので、頭の中で補完して下さい。
21世紀の日本で生まれ育った女性です。『貴人として立てられる』事にはやはり慣れない為、悪魔執事達には「お召し替えもご入浴もお一人で済ませたがる変わったお方」と見られていますが慕われています。
本文の理由もあってフルーレを専属執事としていますが、悪魔執事達そしてムーに対しては等しく愛情を持ち、大切に思っています。

フルーレ
貴方の専属執事としていつもお世話をできる事は幸せでしたが、理由を知って非常に複雑な気持ちになったそうです。

ナック
他ならぬ貴方にとって自分が苦手なタイプだと知らされはしましたが、グロバナー家からDevil’s Palaceに帰るまで頑張りました。

ロノ
話を聞いて「オレ『THE・男』だから主様が駄目なタイプなんじゃ…?」と、調理器具を危うく取り落としかけました。

ボスキ
ナック達に明かされた衝撃の事実に「見るからにゴツい俺は主様を怖がらせていたのか…?」と思いつつも言いたい事は言いました。

ルカスとミヤジ
まごう事なき『大きい大人の男』なので、貴方をずっと怖がらせていたのかもしれないと姿を隠していました。

ユーハン
自分も『大きい大人の男』に入ってしまうので、いたくショックを受けていました。貴方に対する信頼と忠誠心が厚いが故です。

ムー
健気な名犬ならぬ名猫ぶりを発揮してくれました。MVPです。後でおいしいササミを沢山あげて下さい。

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【この話について】

『もし主人公が大きい大人の男性が苦手であったら』をテーマに、ある方にマシュマロ小説で送り画像として発信した短編です。

サイトへの掲載にあたり加筆修正していますが、画像で発信する時に文章に手を抜いたりしていた訳ではありません。容量の問題及び後から思い付いた事も織り交ぜたという次第です。

おまけには感想で頂いた『かっこいい男でいたいフルーレのケアもしてあげて欲しい』も書きます。お楽しみ頂ければ嬉しいです。
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