まず、心からのお礼を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。一人で悩みに悩んでいたところでしたので、目が覚めるような思いで拝読いたしました。
　この作品はお読みくださったように、ムサシの一人語りで進んでいきます。なんとかしてあの寡黙な男に話をさせたいと考えてアルコールの力を借り、また話し相手は高校時代に馴染みのある後輩という形にして、工夫したつもりでおりました。
　言葉の選び方も、ムサシならどういう言葉、どんな言い回しを使うだろうと考え考え書きすすめておりました。
　それでもやはり、あげてくださった「言葉の多さ」は克服しきれなかったようです。私の力不足です、ご指摘くださったこととお読みくださったことに厚くお礼を申し上げます。
　何点か私なりの「仕掛け」のようなものも描いたのですが、やはりそれが伝わりにくい出来になってしまっていたようです。
　とても悔しく、情けないことですが、現在の私の力ではすぐにこの作品を書き直すということがとても難しいようです。
　寡黙、不器用。でも誠実。そんなムサシの姿を、これからまた違った形で描き続けたいと思います。そしていつか、この『おくることば』も読み手の方に受け入れていただけるような作品に出来るよう、努力いたしますね。

　このたびはまことにありがとうございました。どれだけ感謝してもしきれません。
　これからも励みます。どうぞ、お気が向かれましたらまたのお越しをお待ちしております。　
　心から申し上げます。本当にありがとうございました。

2022/03/18 23:43