ご連絡ありがとうございます─！
いえ、お礼なんておっしゃらないでくださいませ。こちらこそ、リクエストをいただけて本当に嬉しかったのです。お礼を申し上げなければならないのは私の方なのです。本当に、ありがとうございました。
どんなお話にしようかと色々考えたのですが、やはり昔からふたりを見てきたであろう栗田くんの目線で書くことにいたしました。
うちのムサヒルは、高校時代から想いあっております。そのふたりをそばで見ている栗田くんは、きっとふたりの関係に気づいているのではないか。でも優しく賢い栗田くんのこと、きっとそれを口には出さずにふたりを見守っているのではないか。そんな風に考えながら、この作品を書いておりました。
これからも、栗田くんは奥様と子供を愛しつつ、それと同じくらいの愛情を持ってうちのふたりを見守り続けて、幸せに暮らしていくことと思います。
ムサヒルも栗田くんも、みんなが幸せであるように。そんな思いをこめて書き上げたものです。
栗田くんの一人称で描いたこと、式の形式やその内容、書き上げてから果たしてリクエストに沿った内容であるかどうか悩んだ部分もありました。それでも、お気に召していただけたご様子で心から安堵いたしました。うちのムサヒル＆栗田くんに、涙をありがとうございます……！心からお礼申し上げます。
それでは、どうぞまたお運びくださいませ。
ありがとうございました！

2021/08/08 18:18