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「傘をさして」にコメントくださったレディへ2020060822:38

お読みくださりありがとうございます!
どうも、うちのムサシはヒル魔のことになると途端に不器用になるようです……笑。あれこれ考えて、ムサシはムサシなりにヒル魔のことを考えて行動したのですが、ヒル魔にしてみればショックだったのですね。そして、うちのヒル魔は肝心な場面で臆病なものですから、どうしてもすれ違いが生まれてしまって。
その、ヒル魔の臆病さは、ご指摘の通りだと思います。書いている間は特に意識しなかった部分なのですが、やはり根っこのところで愛に飢えていて、それゆえに溢れるような愛情を前にすると怖じ気づいてしまうのでしょうね。そして、聡明であるがゆえにいろいろ考えすぎてしまって、素直になれないという……。私も自分で書いていて、とてももどかしかったヒル魔の弱点です。
ムサシの行動もある意味無神経ではあるのですが、ムサシはムサシなりに精一杯、ヒル魔を愛しているので、それがあのようなせりふとなりました。手前勝手なんていうことはございませんよ! 読み取ってくださって、とても嬉しく思っております。
以前からこうしたテーマを書くことは考えていて、ただ現実ではとてもデリケートな問題ですから、どのように描写するか悩んでおりました。私の書いているものはいわゆるBLですから、あまり生々しくする必要はないだろうし、そのように書きたいわけでもない……と、思い悩みまして。祝福のお言葉、ありがとうございます!
以前から、と言えば栗田くんの描写も私の課題だったのです。いつ、どんな風に栗田くんを描くか、と考え続けておりまして。今回、ようやく登場させることができて、嬉しいと同時にほっとした思いです。ムサヒルにとって、彼の存在は欠かせないですから、これからももっともっと、彼には登場してもらい、活躍してもらいたいと思います(笑)。
後半部分もお楽しみくださり、ありがとうございます! なにしろ前半が前半ですから、楽しく可愛く、をテーマに軽く読んで頂けるようなものを目指したつもりです。私の趣味全開でお恥ずかしい限りです(笑)。
ていねいなご感想をくださり、本当にありがとうございました。どうぞ、またお運びくださいませ!

2020/06/08 22:06