なんと申し上げたら良いのか、感謝の言葉が見つかりません。
この作品は、私がムサシとヒル魔に惚れ込んで初めて、右も左も分からずにただ「好き！」という思いだけで書き上げた、初めての二次創作小説です。文字通りの、拙作でございます。それなのに、心からの温かいお言葉を頂けて……。どのように言葉を尽くしても足りない感謝の気持ちで一杯です。
背景が夏であるため、暑さをどのように表現するかを考えて、あの道路の風景を書きこむことにしたのですが、お褒めくださりありがとうございます！　何気ない風景を描写することはこの頃から私の癖と言いますか、好みとなって現れていたようです。
ムサシのヒル魔に対する愛情、そしてヒル魔のムサシに対する気持ち。どちらも、未熟ながら書き分けたいという思いがありまして、そうしますと自然にこの作品は正続の二つ、続き物となることになりました。
言うまでもなくムサシの愛情はよりストレートで、それを理解しつつも真正面から受け止められないひねくれ者がヒル魔、と言う形で書いております。体から始まった関係という設定ですが、それでもいつしかこのふたりは離れがたいきずなで結ばれていたし、これからもずっと一緒に生きていくだろう、と思いながら書いておりました。こうしたことをお汲み取りくださり、嬉しくてたまりません。精一杯に意地を張るヒル魔は書いた本人である私から見てもやはり可愛らしく思えます（手前味噌で申し訳ございません……笑）。
ひとつ小説を書くごとに、いつもタイトルには悩んでいるのですが、不思議とこの作品についてはふわっと頭に浮かんで参りました。語呂も良いし、主題にもぴったり合っている。よし、これで行こう！と興奮したことを憶えています。
なにぶん初めての創作物ですから、正直に申し上げますと、今となってはサイトに掲載していることにすら気恥ずかしさを感じておりますものです。そうした作品をお楽しみ頂けて、身に余る嬉しいご感想まで頂けて、まことにありがとうございます。幾重にもお礼を申し上げます。
ガムの件、承りました。いつか必ず、書かせていただきます。お時間をいただくことになるかもしれませんが、お待ちくだされば幸いでございます。
それでは、本当にありがとうございました。これからも拙宅のふたりを、なにとぞよろしくお願い申し上げます。どうぞ、またお運びくださいませ。

2020/05/25 00:44