コメントありがとうございます、とても嬉しく拝読しました。

　昨年の後半期、私はサイトの更新を休止していたのですが、その間ずっと考えていたことがございます。
　ムサシのムサシたるゆえん。
　ヒル魔のヒル魔たるゆえん。
　考え続けていたのは上記のようなことです。
「ランデヴー」というこの作品は、上記のテーマに対する自分なりの答えとして綴ったものです。一文字一文字を考え考え、まるで答え合わせをするような思いでおりました。
　ですからお送りくださったお言葉は本当にありがたく、しみじみと嬉しさを噛み締めております。書いて良かったと心から思います。本当にありがとうございます。

　言うまでもなく原作では高校生のムサヒル。一見老成しているようでも、たとえ頭脳明晰でも、見えないものはあると思うのです。この作品のふたりもそうで、思いのたけをどのように相手に伝えたらよいか分かっておりません。
　でも、分からないけれど寄り添い、寄り添いあっているうちに答えをつかむ。そんなムサヒルはとても素敵だと思うのです。貴女様のお言葉をお借りするなら「心で繋がって」いるのですよね。ムサヒルのムサヒルたるゆえん、その一つがまさにここにあると私は信じます。

　当サイトのムサヒルがお心の慰めになったのでしたらこんなに嬉しいことはありません。憂鬱や悲哀をいっときでも忘れる手助けに、どうぞまたお気が向かれましたら当サイトをご利用くださいませ。

　ハッピーが貴女様にも訪れますように。
　ありがとうございました！
　

2024/06/17 21:09