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「想々と」にコメントくださったレディへ2020051702:24

お心のこもったお言葉を、ありがとうございます。嬉しくて嬉しくて、しばらく涙がとまりませんでした。
アイシ同人界の果ての果てに、細々と在る当サイトを見つけてくださり、感謝の言葉がみつかりません。
まさにおっしゃる通り、愚直なまでにまっすぐにヒル魔を愛しているのがムサシです。まだ若く、経験も浅く、だからこそという面もあるのですが、ムサシは深くヒル魔を愛しております。この作品では、それゆえにムサシが持たざるを得ない孤独感、さびしさを描くことが目標のひとつでした。このことを感じ取ってくださったことに、心から感謝申し上げます。
原作であれほど頭脳明晰なヒル魔を、軽薄みのある若者として描くことには、正直迷いがありました。ヒル魔も心底、ムサシには惚れて惚れて惚れぬいております。そのヒル魔の、油断、甘え、そこから生まれる性根の悪さ。まさに悪癖ですね。一歩間違えれば多数の方々に不快感を与えてしまいかねない、危険な描き方をしたと思っています。無論、精一杯に書いたものですから後悔はしておりませんけれども。
サイトにアップした時点では薄氷を踏むような思いでおりました。この作品を、そしてここでのヒル魔を受け入れてくださり、厚くお礼を申し上げます。
ムサシもヒル魔も未熟ながら、相手を想う気持ちだけは疑いようのない「まこと」として、それぞれの内に秘めて持っております。そうしたふたりを、描き続け、幸せに寄り添う姿を見届けること。おっしゃるように、運命の番としてのふたりを描き続けること。私の目標のひとつです。
言葉では言い尽くせない勇気を、あなた様のメッセージからいただきました。
どうぞ、お気の向いたときにまたお越しくださいませ。つたない作品ばかりではありますが、少しでもお楽しみいただけたら望外の喜びです。
かさねてお礼を申し上げます。誠に、ありがとうございました。

2020/05/17 01:04