うちの子語り

創作関連の呟きです。
うちの子の妄想ネタをただ投下していく…。
作品にするには足りない、けど自分が面白い感じ。

記事一覧

  • 続・突発。

    20200909(水)16:48
    魅耶「そう言えば華倉さん。同性同士で子ども作るやつ、続報ありました。今のところ、雄同士では難しいそうです。残念ですねー」
    華倉「……そう。それは……ざんねん……うん……」

    華倉(俺はどういう気持ちで相槌すればいいのか……)


    +++
    ほんとね。
    情報自体は2年後の2018年付けで出てたわ。

    「灰界」シリーズ

  • てきとー履歴書

    20200909(水)08:35
    華倉「えっ、安芸先生、教職辞められてたんですか?」
    麒麟「ああ、今年の3月いっぱいでな」
    華倉「何でまた? あっ、定年ですか?」
    麒麟「……いや、全く歳を食わないのを不審がられる前に、そろそろ潮時かと思っててな」
    魅耶「成る程」
    華倉「それは言えてるかも。俺らがいた頃からほんとに変わってないもんね」
    魅耶「今はどちらに?」
    麒麟「自動車メーカーの工場勤務だ。また体力付けようと思ってたから」
    華倉「経歴とかどうしてるんです?」
    麒麟「……早い話が詐称している」
    魅耶「……そこまでして何で人間に混じって働いてるんですか?」


    何故かその理由は教えてくれない麒麟。
    麒麟はもうずーっとこんな感じで仕事を続けている。
    徴兵経験もある(設定)。

    「灰界」シリーズ

  • 突発。

    20200902(水)15:55
    「そう言えば華倉さん、とうとう男同士で子ども作れるみたいですよ」

     何てことのない1日の始まり。
     魅耶が至って普通のテンションで何か言い出した。
     ちょうど飲もうとしていたお茶が変なところへ入る。
     勿論むせた。

    「ッッ!!?? ……え、何?? それ何ていう新手のホラー?」

     魅耶の言い方が淡々とし過ぎていたので、俺は動揺を抑え込みながらそう返す。
     魅耶は時々、創作のネタについて、唐突に話すことがある。
     俺がホラー駄目なのも分かっているので、ほんと、ごくたまーに、なんだけど。
     今回もその手の内容かと考えたんだけど。

    「ホラーではなく、現実の科学技術の話題です」

     今度は俺の方を真っ直ぐに見詰めて、魅耶はそう念を押すように言った。
     いや、ますます理解出来んぞ。

    「……フェイクニュース的な?」

     今流行りの、なんて、ちょっと難しい顔をしてみながら、俺は続ける。
     エイプリルフールでもないのに何でこんなフェイク流す必要があるんだ、と自分へのツッコミと共に。
     しかし残念ながら、この話題はまぁまぁなリアルらしい。

    「いえ、実際マウスでは成功していて、その子どもの繁殖も可能だそうで。今のところ人間で出来るかどうかは夢の話のようですけど」

     だそうだ。
     厳密に言うと、片方の男性の細胞と、別の男性の精子を掛け合わせたものを、受精卵のように扱うんだそうで。
     この方法を使うと、同一の男性の細胞と精子からも子どもが出来るらしい。
     この場合出来た子どもは、クローンではなく一卵性じゃない双子のようになるんだとか……。

    「何それ怖い」

     科学者何してんの、とちょっと涙声になりながら呟いた。
     俺と違って、魅耶は平然としたまま、僕には分かりませんが、と答えた。

    「でもこのニュース記事自体が4年も前なので、続報があるなら確認したいところです」
    「……そう」

     何かもう反応に困る。
     よくわかんねぇよ何でまたそんな話題を朝一番に持って来るんだよ、と脳内でまくし立てた。
     ……そう言われれば。

    「珍しいね、魅耶がそういう話題出すの」

     俺の切り返しに、魅耶がきょとんとした。
     そういう話題、とは、ざっくり言えば「家族を増やす」こと。
     俺はたまに考えることがあるけど、魅耶とその手の話をしたことはなかった。
     魅耶、ここに来て子ども欲しくなったのか?
     あまり深く考えずに、そう、軽い口調で訊いてみた。
     すると魅耶は「いいえ」ときっぱり否定。
     けれど。

    「……実際問題、自分の子が欲しいと願う人たちにとっては、喜ばしい話題なんだろうなと」

     思っただけです。
     と、魅耶は俺を見ずに告げた。
     その魅耶の意見自体が、俺にとっては意外だったんだけど。
     そうだね、と小さく笑って応えた。

    「あ、でも。華倉さんが欲しいと仰るなら喜んで作りますよ~」

     ころっとテンションを変え、ウフフフと笑いながら魅耶が言う。
     今度は味噌汁が気管に入った。
     そんな簡単に言うんじゃない。


    +++++
    ごめん。

    ネタメモ

  • 甥っ子

    20200830(日)17:15
    「かぐらくんのとこに、カッパの手のミイラってある?」

     久し振りに甥っ子に話し掛けられた華倉にとって、それは想定外過ぎる内容だった。

     区役所での打ち合わせの帰り、実家に立ち寄った華倉は広政の姿を見つけた。
     今日もどうやら学校を早退してしまったらしい。
     広政はリビングのソファーの隅に座って、何やら図鑑のような分厚い本を見ていた。

     広政、と声を掛けると、広政は一瞬、怖がるような反応を見せた。
     しかし相手が叔父の華倉だと分かると、こんにちは、と小さい声で挨拶をする。

    「何見てんの?」

     華倉はまずそのまま、広政の顔を見ながら訊ねた。
     広政は慌ててクッションの下に隠していた本をゆっくり引きずり出す。
     妖怪図鑑、と書かれていた。

     華倉はそのタイトルに思わず驚いて、わぁ、と声が出ていた。
     広政はそんな華倉の反応に、何故か「ごめんなさい」と謝った。
     さっきからそんな広政の振る舞いが不思議で、華倉は声を掛ける。

    「隣、座って良い?」

     広政は華倉を見ずに、小さく頷いた。
     華倉は広政から座席半分ほど距離を保って腰を落ち着ける。

    「えーと……別に何読んでんだ、とかじゃないよ。その……そういうの好きだったっけ、と不思議で」

     以前はそうでもなかったはず、と華倉は考える。
     まだウルトラマンとかに熱中してたはずだ。

     広政はようやく華倉を見て、最近、と答えた。
     そうか最近になって、華倉がそう呟くように繰り返したのを聞いてから、広政は続ける。

    「でもあの……パパがちょっと、こういうのは読むなよ、って言ってて」
    「菱兄ィが?」

     何で、と思った華倉だが、直後に何となく理解した。
     菱人は自分の家族を、巻き込みたくないんだと。
     本当に自分の代で、華倉以降の憂巫女の転生を断ち切るのだと。

     確かに、広政も含め、このきょうだいたちが下手に妖の類に興味を持ち、総本山や篠宮家の過去について知るようになってしまったら。
     誰よりもその過去を嘆き、断ち切るために尽力している菱人にとっては、恐ろしい展開だろう。
     作り話と分かっていても、その手の話はしたくないしさせたくない、という感じか。
     華倉は広政のしょげた横顔を見ながら、一連の推測を立てた。

    「またどうして妖怪に興味持ったの?」

     菱人の気持ちも分かるが、華倉の個人的な好奇心から、広政にそう訊いた。
     広政はしかし、うーん、と眉を八の字に動かしながら答える。

    「わかんないけど……本屋で見てたら、読みたくなって」
    「そう」

     そんな会話のあと、広政の口から出たのが、冒頭の言葉であった。
     カッパの手のミイラ。
     華倉は思わず、信じられないものを見る目で、広政を見詰め返してしまった。
     広政は少しばかり肩をすくめ、引け腰ではあるが、ない? と更に訊いて来た。

     カッパ、と繰り返し呟き、そういう類のものはなかったはず、と華倉は続ける。
     それをちゃんと聞いていたらしい広政が、何故か前のめりに次の質問をしてくる。

    「じゃあ何ならある?」

     かぐらくんのとこ、とは、勿論総本山のことだ。
     あそこにあるものって、そういう真偽の曖昧なものじゃないしなぁ、と華倉は考える。
     勿論広政が見たいようなものも、保管はされている。
     けれど、菱人の気持ちからして、あるよー、と伝えることは出来ない。

    「……何もないよ。ごめんね」

     ここは兄の顔を立てることにした。
     華倉はそう、済まなさそうに笑って、広政の頭を撫でる。
     そうなの、としょぼんとなる広政。
     そこへ、パタパタとこちらへ近付く足音。

    「んもー華倉、来てるなら言ってよねぇ!」

     何やら紙袋を手に提げた麻雪が、リビングの華倉を見付けてそう声を出した。
     ごめん、とその声に顔を上げ、華倉は今日の目的を思い出す。
     旅行から帰って来た麻雪が、魅耶へお土産があるというので、実家に寄れとのことだったのだ。

    「はいこれ、魅耶さんの分。ついでに華倉も食べていいよ」
    「……あざーす……」

     あくまで魅耶の分らしい。
     麻雪からそんな許可をもらい、華倉は低姿勢でそれを賜った。

    「広政たちの分は、もうママに渡してあるからね」
    「まゆきちゃん、ありがとう」

     おやつに食べて、と麻雪に言われた広政も、にこっと笑ってお礼を述べた。

    「あと華倉のことはおじちゃんって呼ぶんだよ」
    「ほんとそれだけはやめて」

     華倉の知らないうちに、麻雪による刷り込みが行われていたことを、華倉は以前小町に呼ばれて知ったのである。
     それは地味にダメージが大きかったのだった。

    ネタメモ

  • 去年の今頃……?

    20200816(日)13:58
    そう言えば。
    華倉「今日祭りあるんだけど長田も行く?」
    亜紀「えっっっっっ!!!????」
    華倉「みんな(魅耶、裕、浅海)で行こうかって話出たんだけど」
    的なネタもあった気がする。

    亜紀にゃん浴衣着て来たんですが、何か…メンバーがメンバーだけに誰も感想を述べてくれんという……(わたし女キャラに厳し過ぎる)(今更ですね!!!)
    逆にノースリーブにデニムとかいう格好の浅海に「学校で見るよりヤンキーだね」っていう亜紀にゃん。

    浅海「それはどういう意味かな亜紀にゃん??(※笑顔)」

    そんなところへ、雅巳連れた隼人さんが出くわす。
    意外にも亜紀にゃんの浴衣褒めてくれるの隼人だけだったり…(予想外!)

    隼人「亜紀にゃん先輩、浴衣可愛いっすね」
    亜紀「…そう言ってくれたの瀧崎くんだけだy……え??」(ここで相手が隼人だと気付く)

    女連れの隼人、ということでちょっと場が盛り上がる。
    雅巳さんが白峯女学院の生徒だと知ると、亜紀にゃんが突然はしゃぐ。
    「あの学校レベル高いし制服可愛いんだよ! わたしの友達も何人が行ってるんだけどほんと!」とか何とか。


    話はちょっと戻るんですけど、夏場の裕くんの私服ってほぼ甚平なんですよね。
    あれは便利でなぁ……部屋着にもパジャマにもなるし、コンビニくらいまでだったらそのまま行ける…。
    ってことで祭りにも裕くん甚平で。
    それを見た華倉氏、ちょっと気になる。

    華倉「やっぱ甚平いいよね…俺も買おうかな」
     裕「甚平いいよ、うん、着ようぜ」

    みたいな。

    こういうネタ考えたけどどうしたんだっけ…。
    結局書かなかったんだっけ??
    記憶にない…別に今から書いてもいいわけだ。

    「灰界」シリーズ